timeleszの新体制初となるアリーナツアー「We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1」が開催中。熱いパフォーマンスの数々にくわえ、メンバー8人のキャラクター要素が演出に盛り込まれるなど、見どころ満載のライブです。この記事では、8月6日(水)に行われた神奈川・横浜アリーナ公演の模様をお届けします。
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※この記事内には一部、演出についての言及や曲名が登場します。

ライブの様子を最速でお届け
会場を埋めるたくさんのファンが見守る中、ステージが暗転し、スクリーンにはtimeleszの文字。スモークが立ち昇りメインステージに8人のシルエットが。ステージ上段からメンバー8人が横一列に並んで登場します!「待ってました〜♡」と言わんばかりのファンの声援。ジャケット×デニムのスタイルに身を包んだメンバーが1曲目に披露したのは、ポップソングの『Rock this Party』。「timelesz project」で歩んできた軌跡や思いを菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんが歌詞に盛り込んだパーティーチューンで、会場全体に一体感が生まれます。
ノリノリの原嘉孝さんが叫び声を上げます。
「しゃあ〜〜〜!!」
気持ちに応えるかのようなファンの大きな歓声で、会場が揺れます。爽やかでポップなラブソング『Baby What’s Your Name?』の曲中には、決め台詞毎に歓声が挙がっていたので、ここでご紹介!
佐藤勝利「愛し合う準備はできていますか〜??」
猪俣周杜「今日は、幸せにするよ♡」
橋本将生「会いたかった人〜?殻、やぶれよ(照)」
原嘉孝「やっと、やっと会えたな〜!ちゃぼす!!大好きだー」
寺西拓人「会いたかった〜!会いたくて、昨日は8時間しか寝れなかったよ(笑)」
松島聡「ヤッホ〜〜!みんな〜!今日もよろしくね〜!」
篠塚大輝「みなさん、盛り上がってますか〜?最高なパーティーにしましょう」
菊池風磨「声、出せてますか〜?声、出せるの〜?さあ、盛り上がっていこうか!」
メンバーからのメッセージにキュンとしたファンも多いはず。メインステージで披露されたメンバー紹介のラップ曲『We’re timelesz』では、コール&レスポンスで会場のボルテージもさらに上がっていきます。
衣装をtimelesz柄のピンクにチェンジしてメインステージで披露されたのは、ファンにとってもメンバーにとっても思い出深い曲たち。「timelesz project」課題曲の『New phase』では、スクリーンにはモノクロの世界が広がり、会場にはレーザーが照らされ、8人のパワーみなぎるパフォーマンスを披露。続いてセンターステージのリフターの上で『SWEET』を披露。メンバー全員で同じポーズを取ったり、ニコニコな笑顔で触れ合う姿も見ることができました!
まさかの発表にファン大興奮のMCタイム
MCでは、新メンバーに初のアリーナツアーの感想を聞くという流れに。息のあったやりとりの一部をお届けしちゃいます。
猪俣周杜「熱気がすごいし、みんなが笑顔だし、本当に感無量です!」
菊池風磨「周杜さ、最近よく難しい言葉を使うよね?今の感無量とかさ。どうしたの?なんで使うようになったの?」
猪俣周杜「家にテレビを買って。大きい75インチサイズです!ニュースをいっぱい見るようになって勉強してます!まじで、難しいやつを観てるんです」
原嘉孝「周杜の可愛さとさ〜、テレビのサイズが比例してないんだよ」
愛され天然キャラの猪俣周杜さんらしい発言に思わず微笑むメンバーたち。
篠塚大輝「すごい熱気ですね。あの横アリですもんね。ステージに立てるなんて感無量です」
菊池風磨「しの、コメントが周杜と丸かぶりね(笑)」
篠塚大輝「感無量、取られちゃったんですよ。いや、でもめちゃくちゃ楽しいです。僕たちもたくさん準備したけど、ファンの皆さんもうちわを作ったり、お洒落して来てくれて、嬉しいです!(ウィンクしながら)ありがと♡」
菊池風磨「ウィンクなんてするようになっちゃって〜」
松島聡「成長しちゃって〜!!」
寺西拓人「事務所に入って最初の仕事が横浜アリーナだったの。風磨も一緒だったよね。Hey! Say! JUMPさんのバックにつかせてもらっていた時は、外周で踊ってたのに、今はステージに立って、ここで話してるなんて。すごいことだよ」
原嘉孝「俺と勝利も横アリだね。衣装もよくある袖なしの黄色のジュニアベストだった。勝利はエリートだから、その後すぐに先にいっちゃったからね。今はこんなかっこいい衣装を用意してもらって嬉しいです。ありがとうございます」
盛り上げ隊長の原嘉孝さんらしいコメントです。
橋本将生「僕、神奈川が地元なんすよ。だから、すごく嬉しいです!」
水分補給を挟んで、ファンに呼びかけます。
橋本将生「横浜の皆さん元気ですか〜?」
ファンの声に満足そうな橋本将生さん。ここで菊池風磨さんからの提案で、封印していたという仮面ライダーへ変身するくだりをメインステージで披露することに!スポットライトを浴びながら変身ポーズを決める橋本将生さん。
橋本将生「これの何が面白いんだよ!!!!」
会場から笑いが起きます。仲睦まじい姿が印象的です。
MCの最後にメンバーから、嬉しい報告が続々と発表されました。
ニューシングル『Steal The Show / レシピ』が11月12日にリリース。本編では描かれていない未公開映像とメンバー自らオーディション当時を振り返る「タイプロ」Blu-ray&DVD化timelesz projectの円盤timelesz project -AUDITION- Special Edition「軌跡」が12月17日に発売が決定。(※初回限定盤には、即完売のため再販のリクエストが多く寄せられた、幻の“タイプロパーカー”が同梱される。)
静岡エコパアリーナで行われる千秋楽公演(8月24日(日)17:30 公演)をファミリークラブオンラインで生配信をすることが発表されました。
timeleszとして初となる大阪・東京、計4回のドーム公演が決定

後半は、timeleszだからこそ可能にしたメンバーの個性を活かしたコーナーから始まります。
佐藤勝利さんがアコースティックギターを弾き、音に合わせて寺西拓人さんが華麗なダンスパフォーマンスで会場を盛り上げます。つなぎを着た猪俣周杜さんが登場し、スプレーアートをステージ上で披露すると、橋本将生さんはステージ上で肉を焼くという演出も! そこに松島聡さんもジョインしてダンスを披露したかと思えば、菊池風磨さんと原嘉孝さんはオリジナルのラップで息の合った掛け合いを見せます。”飲み干す”というラップのフローをメッセージとして受け取った篠塚大輝さんは、特技である水の早飲みを披露。メンバーがバトンを渡すかのように披露されたパフォーマンスの数々がとても新鮮です。『革命のDancin' night』では火花が上がり、エネルギッシュに歌い踊りまくるメンバーからみなぎるパワーが溢れています。
『ぎゅっと』はファンサを交えて温かい雰囲気で歌いあげたメンバーたち。その後、メンバーの挨拶へ進むかと思いきや、メインスクリーンにはメンバーが知らされていなかったという新しい発表が用意されていました。
時計の針の音とともに、オーディションからtimelesz新体制の始動、『Rock this Party』のデジタルリリースなど、時系列に出来事が紹介されていきます。懐かしむような、どこか驚いた表情を見せるメンバーたち。
最後にスクリーンに映し出されたビッグサプライズは!
「timeleszとして初となる大阪・東京、計4回のドーム公演が決定!」
この文字がスクリーンに映った瞬間、ファンから悲鳴のような歓声と拍手が上がります。涙を浮かべるメンバーたち。言葉も出ないほど感動している様子が伝わってきます。絞り出すように今の想いを語ってくれた原嘉孝さんのコメントを紹介します。
原嘉孝「う〜ん(泣)。嬉しいですね。去年のタイプロがあるまでは、テラも同じだと思うんですけど。こうやってアリーナに立つことも、皆さんのペンライトの海を見ることも、どっかで諦めていたんで。今ここに立っていることも夢のようで。一旦家に帰ると、夢だったんじゃないかって思うこともあるんですけど。ドームは絶対に成功させます!ありがとうございます!」
横浜アリーナ全体に感動の嵐が広がっていきます。この後、菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんから新メンバー5人へサプライズプレゼントとして用意してあったハンドマイクが贈られました。新体制の始まりの土地であるハワイの海をイメージしたエメラルドカラー。嬉しそうに受け取るメンバーたち。8人お揃いのマイクを使って初披露された新曲『Steal The Show』。
これからの決意の強さを感じさせるダンスナンバーでラストスパートを駆け抜けます。
仲間を信じて高みを目指す覚悟を語った

最後の挨拶では、涙を浮かべながら素直な思いが語られました。
佐藤勝利「ドーム決まったね。もちろん、会場の大きさではないと思うし、今日もたくさん思い出があるし、きっとドームでももっとたくさんの思い出ができると思う。こうやってみんなと思い出を作る時間が増えて嬉しいです。8人全員を好きになってもらえるように、これからも一生懸命パフォーマンスを届けます。その僕らを見て笑顔になってくれたら嬉しいです。ドームでお会いしましょう」
猪俣周杜「まずは、マイクをありがとうございます。ファンの皆さん、全ての人のおかげでドーム公演が決定しました。嬉しいなという気持ちと同時に、ちょっと怖さもあるんですけど。8人で絶対成功させるので。楽しみに待っていてください」
橋本将生「今日はありがとうございます。ちょっと1人ずつハグしてもいいですか?(メンバーとハグをする橋本将生さん)皆さんのおかげです。一つの夢を一緒に叶えていただきありがとうございます。これからもたくさん頑張ります。皆さんのこと、愛しています」
原嘉孝「俺は今、幸せだ〜〜〜〜!これからもっともっと大きな目標に向かって8人で足並みを揃えて頑張っていきます。タイプロを経て、複雑な思いを抱えている方、たくさんいると思います。でも、そのことは僕たち8人、全員がわかっていますから。でも誰1人置いていかないので。ゆっくりでいいので、自分のペースで僕たち8人についてきてください。この8人でよかったと思ってもらえるように、背中で見せていきます。どうか、これからも応援してください」
寺西拓人「最高なメンバーと最高な景色を見ることができて本当に幸せです。ドームもありがとうございます。ただ、これは当たり前なんかじゃなくて。ドームでライブができるグループになれるように、日々精進していきます。皆さんのおかげです!ありがとうございました」
松島聡「たくさんのアイドルやアーティストがいる中で、timeleszを選んでくれたことを心から感謝しています。ありがとうございます。周杜のコメントで、「ちょっと怖さがある」というリアルな声も痛いほどわかるというか。新メンバーをちゃんと守っていく、支えていく覚悟で今もこれからもステージに立ちます。自分も成長しながら、8人で成長しながら皆さんにいろんな景色を見せていきたいなと思っています。ドームで会えることを楽しみにしています」
篠塚大輝「ドーム決まりましたね。今は大きすぎる事実を受け止めることに精一杯です。家に帰ったら、またいろんな感情が湧き上がってくるんだろうなと思っています。将生がタイプロの頃からドームに立ちたいとずっと言い続けていました。僕もそれを聞いた時から意識するようになって。本当にすごい速さで物事が進んでいるなと思います。ただこの速さに自分の実力が伴っているか言われると、正直、伴っているとは全く思いませんし、そこが自分の弱さだと思っています。これから続くアリーナや、ドーム公演、バラエティ番組でお目にかかる機会があると思います。絶対に今日より魅力的なアイドルになるように、日々頑張るので。これからもよろしくお願いします」
菊池風磨「大きな発表で僕も戸惑いを隠せませんが。ただ、ドームというステージがまだ速すぎるんじゃないという声もきっと出てくるかとは思います。アリーナの時もそうでした。ただアリーナに挑むにあたって、新メンバーが毎日レッスンに通って、弱音をはかず真摯に向き合ってくれたことを僕たちは知っています。それに負けじと夜中に集まって、コマ送りで映像を見ながらリハーサルをしたりしました。こんなに努力してますとか、苦労してますと言いたいわけではなくて。全てが僕たちにとってすごく楽しい時間なんです。どんな困難でもこの8人だったら一つの楽しみとして、思い出として、乗り越えていけると思うので。どうか皆さんもそんな僕たちの姿を見て、少しでも楽しんでもらえたらいいなと思います。まだまだ風当たりが強い瞬間もありますし、メンバーからもありましたが、課題も山積みです。ただ、大丈夫です。全部うまくいきます。一つ一つの夢を皆さんとスタッフとメンバーで追いかけられたらと思います。今日は本当にありがとうございました」
思いを受け取ったファンから、大きな拍手が送られました。2025年2月5日の最終審査から念願の東京ドーム公演まで、等身大の8人のREALな姿を描くドキュメンタリー番組が2026年にNetflixで世界独占配信も決定!(※配信日時ほか詳細は後日解禁となります)
ライブ直前のtimeleszをお届け! 記者会見レポ

ライブの直前に行われた記者会見では、timelesz柄のキラキラなスーツを着こなし登場した8人。インタビュアーよりメンバーの成長について聞かれます。
佐藤勝利「ツアーの初めの頃は、みんなが同じ位置に固まっちゃったりしてたんですけど、そういうのもなくなって。1つの会場を8人全員で盛り上げられるようになってきたので、来年からはあまり言うこともなくなるんじゃないかなと思うくらい成長してます」
松島聡「最初の公演では、しのはキメ顔をする余裕がなかったけど、最近はすごくカッコいい顔をしたり、かわいい顔をしたり、いろんな一面を見せてくれていて。親のような気持ちになっていて、我が子の成長を感じる瞬間が多いですね。映像を見返しても成長を感じられるので、ライブを見たファンの方やタイプロを見て応援してくれてる方は、しのの成長をすごく感じられるんじゃないかな」
菊池風磨「聡ちゃんが泣かなくなりました」
松島聡「原さんが滝のように泣くからさ!」
原嘉孝「涙担当を奪っちゃった」

新メンバーの皆さんへ「人生が変わったと思う瞬間は?」という質問が飛びます。
橋本将生「風磨くんと一緒にサウナによく行くんですけど。整ってるときにパッと横を見たら風磨くんがいるのが人生変わったなって思いますね」
猪俣周杜「ごはん屋さんで後ろを意識しちゃいます。誰かに見られてるんじゃないか気になっちゃうので、食べるスピードが遅くなりました。後ろを振り返りながら、少しずつ食べる感じです」
メンバーからは、「周杜のその動きが一番目立ってるのよ!」と突っ込まれるシーンも。
インタビュアーから篠塚大輝さんに「timeleszに加入してからすごいなと思った経験は?という質問があがります。
篠塚大輝「音楽番組の出演ですね。名だたるアーティストさんが一緒に出られていて。目の前でサザンオールスターズが演奏してるよ!?と不思議な気持ちになるんです」
菊池風磨「いつも前日に誰が出るのか楽しみにして調べてるもんね」
菊池風磨さんからの一言に照れた表情を浮かべた篠塚大輝さんが印象的。最後に、今回のツアーの演出を手がけた菊池風磨さんに見所を伺いました。
菊池風磨「メンバーを増やそうと思ったのは、1人ひとりの可能性を広げていきたかったから。聡ちゃんとほかのメンバー、勝利とほかのメンバーというように、人数が増えれば増えるだけ組み合わせや可能性が広がっていくと思っていました。その可能性をより生かせる演出にしたいなと考えていました。人数が増えたことで大変な面もありましたけど、こんな見せ方もできるなという何通りものパターンが生まれてきた感じです。新しいメンバーが入ってきてくれたことによって、いろんなメンバーのいいところを見せられるようになったなと思いますね」
緊張するというより楽しんでいる雰囲気が8人の表情から伝わってきた記者会見。コンサートのサブタイトルにもある“FAM(Family)”を感じる瞬間でもありました。
8月のエコパアリーナファイナルまで8人でケガなく全力で走り抜けてください!

撮影/猪岐沙矢佳 取材・文/木村真悠子




































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