「家族となりました」――その言葉とともに走り出した新体制timeleszがBAILA初登場。ともに進み、ともに笑い合い、ひとつずつ時間を積み重ねていく8人の今にフォーカス。今回は寺西拓人さんのインタビューをピックアップ。
timelesz・寺西拓人

寺西拓人
てらにし たくと●1994年12月31日生まれ、神奈川県出身。頼りにされるお兄さん的存在で「国民の元カレ」の名も話題に。5月からミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』に出演。
ツアーが始まったら、家族ってことをより実感するのかな
今日みたいに皆で集まると安心感があるし、毎日メンバーを感じながら仕事できることがモチベーションになってます。
ただ、自分がtimeleszのメンバーになったことにまだ慣れないんですよ。肩書きがひとつ増えたというか、別の一面?みたいな感覚というか。ツアーが始まったら実感するのかな?
メンバーのことはリスペクトしていて、大輝と周杜と将生は伸び代しかないし、風磨と勝利と聡ちゃんはライブの構成を考えてるときとかやっぱすごいなって思います。原とは10代の頃から一緒に活動してきて気心が知れてるし、仕事に対する向き合い方も僕は合うと思っていて。別の道を進みながら今こうやって同じグループになれたことを考えると、正直“家族”というものにいちばん近いのは原なのかもしれないですね。
今後やってみたいことはたくさんあるけど、アルバム『FAM』で、新メンバー5人で初めて作詞させてもらったんです。もともと文章を書くのが好きなこともあって楽しかったので、また機会があったらやってみたい。あとこれは専門的なお仕事で軽々しく言っちゃいけないから小さい文字で書いてほしいんですけど、声優とかナレーションのお仕事もいつかやれたらいいな。
ちなみに“HOME”といえば、家でゆっくり湯船に浸かる時間が好き。脱衣所の電気だけつけて浴室をある程度暗くして、ボーッとしたり稽古動画やTikTokを無心で見たり。そんな時間がリラックスできる瞬間です。
『FAM』
6月11日発売
初回限定盤A・B 各¥3960
通常盤¥3300など全6形態
Over The Top
家族=様々な人間模様の交差として、歌詞、楽曲ともに多彩な13曲を収録。オリジナル3メンバーのユニット曲「because」、新メンバー5名が作詞をした「君へ」は必聴!
取材・原文/木村真悠子、前野さちこ、森山和子、渡辺敦子 ※BAILA2025年7月号掲載