ついに新メンバーが決定!timeleszが8名体制で本格始動

「timelesz」の新メンバーオーディション「timelesz project」(通称・タイプロ)の最終審査結果が2月15日(土)、Netflixで独占配信中の番組内で発表され、寺西拓人(てらにし・たくと)さん、原嘉孝(はら・よしたか)さん、橋本将生(はしもと・まさき)さん、猪俣周杜(いのまた・しゅうと)さん、篠塚大輝(しのづか・たいき)さんが“新しい仲間”として加入。
同日都内某所で、「timelesz 襲名式」と題した新体制発表記者会見が行われました! 誕生したばかりのグループとは思えないほど息の合ったチームワークと、笑いと希望に満ちた会見の様子をお届けします。
“timelesz 襲名式”で“家族”になった8人
会見の開始時刻になると、最終審査の課題曲『Rock this Party』をBGMに、timeleszの佐藤勝利さん、菊池風磨さん、松島聡さん、寺西拓人さん、原嘉孝さん、橋本将生さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さんが登壇。
会見タイトルを「timelesz 襲名式」とした理由について、菊池さんは「これまでメンバーという関係性は、友達でも家族でもなく、メンバーという言葉でしか言い表せない、特別な関係だと申しておりました。 ですが、本日あえてこの場を借りて宣言させていただきます。 ――我々は家族です。家族となりました。苗字は"timelesz"です」と力強く宣言。
続いて、タイトルの文字を習字で書いた松島さんは、「これまでの我々の想いと、これからへの希望を胸に筆を進めましたが、これまでに以上に緊張しました。ただ、書き終えた時に、これがただの文字ではなく、今後に対する想いが形になったような気がして期待で胸がいっぱいになりました。今、新しい仲間を迎え入れてこの場に立てていることがとても新鮮ですし、風磨君も言っていましたが、家族としてこの場にいられていることが本当にうれしいです」と万感の表情で語り、佐藤さんは「(timeleszを)末永くこれからもよろしくお願いします。僕たち楽しく活動していきたいと思います!」と晴れやかな表情で記者陣に呼びかけていました。
timelesz加入への心境を告白。「8人でよかったって思えるようなグループにしていきたい」(原)
フォトセッションをはさみ、メンバーそれぞれがあいさつをし、その後は司会者との質疑応答タイムへ。timeleszへの加入に対する想いや、社会現象を巻き起こしたオーディション期間の思い出を語りました。
ーーtimeleszのメンバーとなった今の気持ちは?
篠塚大輝(以下、篠塚):もういろいろお仕事が始まってるんですけど、本当に毎日が楽しくて、毎日やる気に満ちあふれてます。自分以外の7人と比べると至らないところが多いんですけど、自分にしかない個性もあると思うので、そこを軸にしっかり頑張っていこうと思います。よろしくお願いします。
寺西拓人(以下、寺西):こうして横を見ると、家族が、メンバーがいて……っていう環境に今もすごく緊張したり、うれしかったり、いろんな感情になるんですけど、仲よくしていけたらいいなと思います。で、この決断をしてよかったとみんなが思えるような活動をこれからしていけたらいいなと思います。
橋本将生(以下、橋本):僕は今、いろんな人に支えられてここにいるなっていうふうに思っております。僕自身、このメンバー、僕以外の7人を僕が支えられるように日々精進していきたいと思っております。よろしくお願いします。
猪俣周杜(以下、猪俣):このメンバーになれてすごいうれしい気持ちと、あとはたぶんいろんな声があると思うので、ちょっと不安な気持ちもあるんですけど、こういう8人の家族に支えられて、これから頑張って、でも僕も支えながら一緒に頑張れたらなと思ってます。よろしくお願いします。
原嘉孝(以下、原):最新話が放送されたということですけども、新メンバーはまだ見れてなくて。だから実感がちょっと沸き切っていない部分も。それは友達だったり、家族だったりとかから「おめでとう」っていう言葉をまだ直接言われてないので、そういう部分でまだ実感が湧いてないんだと思うんですけれども、これからいろんな経験をして、僕たちを入れて良かったと、この8人でよかったって思えるようなグループにしていきたいと思っています。
タイプロ期間中の思い出は? 猪俣ワールド全開でメンバーも記者も魅了!
ーーオーディション期間中で、一番印象に残っている思い出は?
菊池風磨(以下、菊池):オリジナルメンバーである私と佐藤、中島…中島じゃない、松島(笑)。
松島聡(以下、松島):ちょっと! そこ大きいよ〜(笑)
佐藤勝利(以下、佐藤):でも、マリウス(葉)も含めてね、オリジナルメンバーだからね!
松島:そうだね、それに間違いはないね!
菊池:昨日会食に行った時に、うちのチーフマネージャーが俺のこと“中島”って紹介したから、それに引っ張られてるっていうのもあります(笑)。
松島:ちょっと頼みますよ〜(笑)
菊池:オリジナルメンバーの3人も本当にずっと一緒におりまして、いろんな話し合いができたというのが、すごく嬉しかったです。具体的なことを申し上げると、4次審査の時にみんなが合宿ですごく大変な毎日を過ごしていて、夜通しでリハーサルをしたり、レッスンをしたりということがあったんですけど、その時に僕と佐藤でファミレスに行きまして、それがすごく良い思い出というか。新メンバーを迎え入れた後も、こうやって普通のことを普通に楽しめるようなグループにしたいねっていうのを話したのをすごく覚えているので、新メンバーを迎えて全員でファミレスに行きたいと思います。
(※篠塚さんが菊池さんの回答中に篠塚さんが我慢できずにくしゃみをしてしまうと、菊池さんはすかさず「くしゃみするタイミングが違う(笑)。ずっと我慢したんだよな、俺の時だからいいかなってな(笑)」とツッコミ。篠塚さんはタジタジの様子でした)
篠塚:まずは先ほど(くしゃみをしてしまい)失礼致しました。印象的な思い出としては、やっぱり自分はこの10カ月間、本当にいろんな思い出がありますし、いろんな人に心動かされたんですけど、やはり5次審査で風磨さんのチームになった時の思い出が自分にとっては一番濃くあります。本当に自分にとって青春だったし、自分にとってかけがえのない仲間だったので、またいつか(5次審査の課題曲)『New phase』を4人で踊れたらいいなと思ってます。
寺西:最後の審査で、オリジナルメンバー3人も含めて、みんなで寝泊まりした瞬間をすごく覚えていて。それこそトランプしたりとか、本当にたわいもないことをして、まあ雑魚寝みたいな。みんなでバーって並んで寝るときに、なんかこう4人と4人の間にひとり、なんかミイラみたいな、ファラオみたいな、分かんないですけど昔の偉い人が寝るような場所で寝たのをすごく覚えてますね。たぶんもうこの先ないんだろうなって思いながら過ごしたのをすごく覚えてます。
菊池:そんなにまたあの配置で寝たいのか、お前。
寺西:いやいや。もういいよ(笑)
菊池:しょうがないねえ〜(笑)
寺西:気まずかった〜。本当にあれ(笑)
橋本:僕は、5次審査の最終日かなと思います。オリジナルメンバーのお三方の涙、みんなたぶん泣いてたと思うんですけど、まぁ聡君はよく泣くので(会場に笑いが起きる)見慣れてはいるんですけど(笑)、やっぱり勝利君と風磨君が泣いてるっていうのがなんか。もちろん聡君もですけど、忘れられないですね。
佐藤:泣いてた〜? 泣いてたかなぁ?
菊池:俺は多分泣いてないと思う。
橋本:いやいやいや、一番泣いてましたよ。
原:(菊池さんの真似をして)俺のせいなんだぁ! ごめんなぁ! 俺のせいなんだ!って泣いてたよな。
菊池:いやちょっと待って。お前にいじられるのは違う! 将生ならいいけど。
佐藤:驚いたことで言うと、サプライズだったんですけど、先輩の木村(拓哉)さんが、6次審査の新曲「Rock this Party」のリハをしている最中に来てくださった時に、普段いろいろ教える立ち位置の僕が振りを飛ばして恥ずかしかったですね。でも、木村さん来てくださって驚きましたし、すごい嬉しかったですし、僕が振りを間違える姿も(新メンバーは)見ているので、その時は審査する側とされる側といった線もあったかもしれないんですけど、これからはそんなことないし、一緒に家族としてやっていくので、これから振りを間違える姿もあるかもしれないんですけど、なんかいじり合って楽しくやっていきたいなって思っています。
猪俣:僕が一番印象に残っていることは、原君がこのタイプロ期間にポツポツ囁いてくれた言葉です。
会場:(笑)
原:ポツポツ? なんか言ってた? 俺。
菊池:どんなこと言ってた?
猪俣:なんか例えば、「男は髪の毛に頼るなよ」とか。
菊池:それお前がミスっただけだろ(笑)
原:そうなんですよね(笑)
猪俣:この事務所の伝統とかをすごい原君が教えてくれて、僕としても結構そこで意識がすごく変わって、なので原君っていうこの、なんていうんですかね、言葉がすごい心に刺さって……。
菊池:どんな存在なの? 原は。周杜にとって。
猪俣:原君は僕にとって……まぁでも、う〜ん……熱い人。
会場:(爆笑)
菊池:熱い人ね。いい関係性だもんね、二人はね。
猪俣:そうですね! まあ、たまにうるさい時もあるんですけど。
原:(大声で)おいっ!!!
菊池:うるさっ!
猪俣:でも、やっぱり一言一言が僕にとってはすごい大きな宝物になっているので、これからも支えてくれればなって思います。
会場:(爆笑)
菊池:サポートメンバーみたいな(笑)。
原:はい、サポートします。
猪俣:はい、お願いします。ありがとうございます。
松島:僕は全審査を通して自主練期間中にみんなとコミュニケーションを取る機会が多くて、パフォーマンス部分っていうのはこう視覚的に分かるんですけど、やっぱ人となりっていうパーソナルな部分って一番見えにくいところで。それを一人一人とお話ししていくなかで、アイドルに対しての思いだったり、何よりもtimeleszと、timeleszのファンの皆さんに対しての想いをちゃんと自分の意志を持って語れる子たちがすごく揃っていたので、それは今後のtimeleszにとっても安心感に繋がりますし。何よりも僕ら3人のこともそうですし、グループの音楽だったり、グループを愛してくれるっていう思いをそれぞれが話してくれたのが印象的でしたね。あとはこのタイプロ期間中に、出演してくださった先輩方もそうですけど、なにわ男子の(藤原)丈一郎君だったり、道枝君もタイプロ見てくださってるって話をこの前してくださって。「これは全タレントが見たほうがいいものだ。自分自身も初心に帰るので、グループのあり方というものをすごく学ばさせてもらってる」って言われた時に、いろんな方々のその想いというか、心に触れることができるようなプロジェクトだったんだなっていうを、胸を張って言えることなんだなっていうのを実感して、すごくうれしいなと思いましたね。もう先輩後輩に限らず、いろんな人の心を動かせたプロジェクトだったということで。最初は菊池からこのオーディションの話があった時に3人でもいろんな話し合いをしましたけど、本当にやってよかったなというふうに心の底から思えましたね。
原:一瞬一瞬が本当に大切な時間でした。さっき周杜から髪型の話がありましたけど、僕は5次審査で髪を圧倒的に切りすぎてしまったりとか、友達から連絡が来て「お前一人だけ格闘技やってた?」と言われたこともありましたけど。あと、4次審査の登場のシーンもあんなにガンつけてたんだと思ってびっくりしたり。でも、4次審査の本番直前にグループで円陣組んだんですけど、その時の感動が今でも忘れられないですね。隣に仲間がいる、家族がいるとか、隣に笑ってくれてる存在がいるとか、1人じゃないんだって思えた瞬間がすごく個人的には久しぶりだったので、すごく印象的でした。
寺西「貝関連のお仕事をお待ちしてます」、一橋大生・篠塚「今勉強を頑張っている学生の力になりたい」
ーー個人の目標や挑戦していきたいお仕事は?
原:バラエティ番組はもちろんですが、ここ数年は俳優として一人でやってきた部分もあるので、映画の主演なんかをちょっと目標に! それで主題歌をtimeleszでやっちゃうみたいな、そこを切り拓ける存在でありたいなと思います」。
猪俣:僕もバラエティだったりとか俳優さんの仕事だったりとか、すごいいろんなことに興味があるので、いろいろとできたらいいなと思ってます。よろしくお願いします。
橋本:僕自身もお芝居にすごく興味がありますので、お芝居のお仕事をできたらいいなっていうふうに思っております。恋愛モノとかもやってみたいですけど、僕、結構暗めの……ミステリアス……事件系? サスペンス系とかをすごく観るの大好きで、やってみたいなと思っております。
寺西:僕もずっと役者として芝居をしていたので、芝居のお仕事を続けていきたいっていうのはあるんですけど、あとは僕の好きなものが仕事に繋がったらいいなっていう想いも込めて、何か貝の関連の仕事があれば!
菊池:魚介類の貝?
寺西:そう、あのシェルね。シェルの何か仕事があればやりたいなと思っているので、何卒貝関連でのお仕事をお待ちしております。よろしくお願いします。
原:貝ハラスメントね!
菊池:いや、何ですか?
寺西:今、それいる?
原:……やった(笑)。貝ハラスメントが始まるので気をつけて下さいっていうのがね、ちょっとやっちゃった.....。
菊池:はい、ありがとうございました! しの(篠塚)、お願いします。
篠塚:いろんな番組、バラエティとかに出たいんですけど、やっぱりクイズ番組とかに出てみたいです。あと自分はいろいろ勉強だったり受験において力を入れてきたこともあるので、今頑張っている高校生とか中学生とかの力なれるような仕事があったらぜひ自分がやりたいと思っています。よろしくお願いします。
佐藤:大学はどこに通ってるんだっけ?
篠塚:(ハキハキと大声で)大学は、一橋大学経済学部に通っております!
会場:(記者陣から感嘆の声が上がる)
篠塚:恥ずかしいです(照)
佐藤:いやいや、すごいことだから。
菊池:いや、すごい。
会場に集まった記者陣からの質問にメンバーが回答。ハイライトをお届けします!
目指すは最速でのドーム公演。新体制timeleszの目標を発表!
記者から“新体制のtimeleszの目標”を問われた菊池さんは、「まずはドーム公演。オリジナルメンバーはSexy Zone時代にドームに立たせてもらいましたが、もう一度ドームに立ちたいというのが一番近い目標。ですが、まだ見当はついていないので、とにかく最速でのドーム進出というのを目指したいと思っています」を宣言。
この目標について、新メンバーとしての意見を求められた篠塚さんは「最終審査で初めてファンの皆さんの前でパフォーマンスをしたんですけど、その時の光景が忘れられないんです」と回顧。続けて、「それをもう1回体験できる。しかもそれがドームだったらすごい嬉しいなと思いますし、そこに立つために自分は、今まで以上にとてつもない努力をしないと到底立つことはできないと思うので、精進したいと思っております」と、真剣な表情で語っていました。
この話を受けた菊池さんは「しの(篠塚)に関しては、すでにみっちりレッスンの時間が組まれております。我々ももちろん仕事の合間で参加できる限りしますけれども、しのは今まだ個人の仕事を全然いただいてない状態なので、みっちりレッスンが入ってます」と明かし、これに篠塚さんは「頑張ります!」と真っ直ぐな瞳で力強く応えていました。
新メンバーがtimeleszに入ったと実感する瞬間は?
timeleszに加入したことを実感する瞬間について問われた新メンバーたち。菊池さんの同期であり、これまでグループに所属したことがなかった寺西さんは、「“メンバー”と呼ぶ瞬間」と回答。「ずっと『メンバー』っていう言葉の響きに憧れてた。『メンバー↘︎』じゃなくて『メンバー↗︎』って言うたびに、おぉーってなるし、うれしい」と喜びをにじませていました。
猪俣さんはメンバー8人のLINEグループができた時に実感が湧いたようで、「これからもっとLINEを動かしていきます!」とコメント。すると、菊池さんから「LINEベースじゃないのよ(笑)」と即座にツッコまれ、てへへっといった表情を浮かべていました。
また、「8人になったことを実感する瞬間」について尋ねられたオリジナルメンバーは、ダンスの場面でそれを強く感じるようで、「上手下手に踊りながら移動する時に、スクランブル交差点かと思う」(菊池)、「混んでるよなぁ」(佐藤)とほほえみ、松島さんも「佐藤がセンターでずっとやってきたグループだから、センターがいないフォーメーションを組むというのが新鮮です」(松島)とコメント。
また、佐藤さんはメイクの待ち時間にもその変化を感じているようで、「今まではほぼ同時にメイクができたんですけど、3回に分けてメイクをやるようになって、わー増えたなーって(笑)。待つなーっていう。その待ってる時間に、家族が増えたというのをすごく感じて、ああ、これからいい時間を過ごせるんだなと思いました」と語り、すでに始まっている新たなグループ活動を楽しんでいる様子が伺えました。
新メンバーに選ばれた理由を自己分析! 新体制timeleszはビジュアル担当だらけだった!?
「新メンバーに自分が選ばれた理由は何だと思うか?」という質問が投げかけられたメンバーはこんなトークを展開。“ビジュアル担当”が大量発生していました(笑)。
記者:新メンバーに自分が選ばれた理由は何だと思いますか?
原:(即答で)ビジュアルです。
菊池:ごめんなさい。これだけは言わせてください。原さんは言うまでもなくビジュアルです。
原:その通りです。胸を張っていきたいと思います。
菊池:めちゃくちゃカッコいいです。一番カッコいい。
原:そこまで言われると嘘ですけどね、もうね。
菊池:テラ(寺西)はどうですかね?
寺西:僕はどうですかねぇ。 正直あまり分からなくて、ただ候補生だけど会社の人間でもあって同期がいて後輩がいてっていういろんなところがぐちゃぐちゃだからこそできることがあるんじゃないかなと個人的には思っていますけど、あとはビジュアルですかね!
会場:(笑顔)
菊池:原の次に(寺西は)カッコいいと思っています。
原:2番目にな。
橋本:僕はこのオーディション期間中、何も飾らずに素で挑んでいたので、その人間らしさかなとは思っています。
佐藤:将生はビジュアルです。
橋本:真面目にめっちゃ答えちゃったじゃないですか。
佐藤:どっちもいいけどね。
菊池:俺も原はビジュアル枠なんだけどなぁ。
原:(橋本さんに向かって)俺よりは下な。
橋本:3番目ですよね。
猪俣:選ばれた理由を僕もすごく考えてたんですけど、考えても分からなくて。なので……なんでなんですかね?
菊池:多分だけど、そういうところかな。
松島:愛嬌、愛されるところかな。
菊池:そうだと思いますよ。
猪俣:まぁでも、ビジュアルも整えていって、4番目にカッコいい猪俣として頑張れたらなと思います。お願いします。……す、スベりました。
菊池:大丈夫です。原は確かに間違いなく1位だけど、ほかはみんな横並びなんで。僕らも含めてね。
原:早く追いついて来いよ、俺に!
篠塚:僕は正直分からなくて、これからそれを探していくのが僕にとって大事なことだと思います。やっぱり自分を入れることで、本当に言ってしまったら、デメリットもあるとずっと選ばれた時から思っていて、センターがある体制から、自分を入れて8人にすることで、いろいろデメリットが多いとどうしても感じてしまう日々が多かったんですけど、それでも自分を取ってくれたことは本当に自分に何かを期待しているはずなので、それが何かを見つけ出して、それが分かった時に、このtimeleszがもっともっと大きくなるための力になれるんじゃないかなと思っているので、そこを本当に頑張ろうと思います。
菊池:ひとつ補足しますとデメリットは1つもありません。とにかくこれからが楽しみですし、伸びしろでしかないと思っているので、それは自信を持って僕ら3人が伝えられることです。
寺西さんが合格発表時に流した涙の真相とは
最終審査の合格発表時、寺西さんは自身の合格が決まった際には涙を見せませんでしたが、最後に原さんの名前が呼ばれた瞬間に思わず涙。この場面について寺西さんは、「昔からの仲というか。ジュニアの頃から一緒に仕事をしてきて。またちょっと分岐したというか、彼はいろんなグループに入ったり、僕は一人でやっていったりっていう中で、またこうして同じところで交わるっていうのもすごく不思議だなぁと思っていたのと、最終的に一緒に夢を掴みたいなっていう気持ちがずっとあった」と回想。「もちろんで自分のことも考えていましたけど、原!原!原!と念じてたら呼ばれて、気づいたら泣いてましたね(笑)」と涙の理由を明かしました。
すると、原さんの隣に座っていた松島さんから「原ちゃん、泣いてます」とタレコミが入り、寺西さんは「熱すぎるんだよ」とツッコミを入れ、松島さんも「熱ついよおおお。それが良さだけど」と微笑んでいました。涙をぬぐった原さんは「寺ってプライベートでも仲いいですけど。なんかそういう熱い思いだったりとかをあんまり出さないタイプなんです。で、自分の弱みもあんまり外には出さないタイプで、寺って本当は俺のことどう思ってるんだろうとか色々思ってたんですけど、なんか僕が呼ばれた時にそうやって涙をしてくれたっていうのが、なんかすごく嬉しかったですね。照れましたね。それこそ僕が審査前とか寝れない日が続いた時もずっと相談してました。『寝れないんだけど〜』って」と打ち明けると、寺西さんは「だから『知らないんだけど〜』って返して。何回もそういうやりとりをしてました(笑)」と、ふたりの関係性を象徴するほっこりエピソードを公開しました。
新生timelesz、驚きの家族構成を猪俣さんが発表!
会見の中で「メンバーは家族」という言葉が何度も出てきたことを受け、timeleszの家族構成を記者が質問! そこで菊池さんから指名を受けた猪俣さんが、家族構成を発表することに。「まず、風磨君はお母さん、大輝は三男、寺くんが次男、将生は長男、勝利くんはお母さん」と発表し、この時点ですでに年齢設定も無視で“お母さんが二人”という事態に。
メンバーから「適当に言ってない?」という言葉が漏れる中、さらに続けて「聡くんは四男、原君はいとこ!」と断言。すると、原さんは「なんで俺だけ遠いんだよ!」と椅子から飛び上がるほどの勢いで抗議し、会場は大爆笑。そんなやりとりを見守っていた菊池さんは、「お母さんがふたりというのは色々事情があるのかなと思ったけど、原がいとこは大変的を射ていて、腑に落ちました」と妙に納得した様子。
最後に猪俣さんが「お父さんいないんで、僕はお父さん役ですかね」と締めくくると、メンバーから「いや、一番違うだろ!」「一夫多妻制?」と総ツッコミが入り、またしても会場は笑いに包まれていました。ちなみに、この家族発表の際はもちろんのこと、猪俣さんが話すたびに、隣に座っていた佐藤さんと松島さんは、まるで保護者のような優しい眼差しで猪俣さんを見守っていました。
強みの発表場面で発覚! 菊池さんの熱いLINEをスルーしたのは一体誰!?
自分の個性を発表する場面では、「がむしゃらさ」(篠塚)、「何事にも全力で頑張るところ」(松島)など、メンバーそれぞれが強みを披露。そんな中、橋本さんが「僕は見た目がすごくクールって言われることが多いんですけど、実は一番熱い男なところ」と主張すると、すかさず菊池さんが「熱い割には俺の熱いLINEをシカトした」と暴露。橋本さんが「違う違う違う。風磨くんが急に語り出したから(笑)」と弁明すると、「それは先に将生が語ってきたから、こっちも語り出すでしょ。『サウナ行きたいです』って言ってたんで、じゃあまずはサウナだなと。じゃ内見も一緒に行くか。これからよろしくな……をシカトです! 大変照れましたね。ごめんね、俺が語りだしちゃったから」と熱弁しながらいじけると、橋本さんが「いえいえ! ……そうですね(笑)」と返答。これには菊池さんは「『そうですね』じゃないよ(笑)」とツッコミ。まるでトム&ジェリーのような掛け合いで、仲の良さをにじませていました。
記者会見のラストには、メンバーカラーをサプライズ発表

記者会見のラスト、突如カラフルなドリンクがメンバーの前に次々と運ばれるサプライズが! 寺西さんには“水色”、原さんには“黄緑”、橋本さんは“ピンク”、猪俣さんには“黄色”、篠塚さんには“白”のドリンクが用意され、実はこれが彼らの“メンバーカラー”だと発表されました。新メンバーたちが「えー!! そうなんだスゴイ!」「粋だな」と驚きつつもうれしそうな様子を見せる中、菊池さんが「このメンバーカラーを自分の体の中に取り込んでいただいて、これこそが自分の色だと。ここからのアイドル人生で最初で最後の色になると思いますので、しっかりと飲み干していただきたいと」とコメント。
すると、原さんが「これ、大丈夫? 飲めるやつですか?」と不安げに確認する場面も。そして、佐藤さんが「これから8人で楽しく、一生一緒にいましょう。家族なんで! 乾杯!」と音頭をとり、一斉にドリンクを飲み干すと、それぞれ満足げな表情。しかし、原さんだけは「苦い! 苦い! 苦い! 俺だけすっごい苦いんですよ」と顔をしかめて悶絶。最後の最後まで笑いの絶えない、新体制発表記者会見となりました。
会見終了後、記者にはどら焼きのお土産が
記者会見終了後、記者にはお土産として松島さんが筆で書かれた「timelesz 襲名式」が印字されたどら焼きが配られました。裏側にはタイプロ内での名言が! (※少し滲んでしまい読みにくいですが、EP8での「肩外れてもいいと思ってやってるから」という佐藤さんのセリフのものでした)
最終審査の課題曲『Rock this Party』は2月28日配信リリース

会見では、ファン待望のうれしい発表が。最終審査の課題曲『Rock this Party』を2月28日に配信リリースされることが決定。さらに、Sexy Zone時代の楽曲も含む12曲を収録したコンピレーション『Hello! We’re timelesz』も同時配信するとのこと。そして、新体制timelesz初となるアルバムの制作も現在進めているとのことで、今後の彼らの活躍にますます期待が高まります!
撮影/藤澤由加 取材・文/海渡理恵