お盆過ぎても夏の定番「フレアスカート」を新鮮に着るには？ 人気スタイリスト佐藤佳菜子さんが伝授！

夏じゅう活躍した「フレアスカート」、マンネリせずに秋まで着られる３つのコーデをスタイリスト佐藤佳菜子さんが伝授！

甘めスタイル派の主力ボトム「フレアスカート」って、お盆過ぎたらどんな風に着こなす？　人気スタイリスト佐藤佳菜子さんが、あの手この手でリフレッシュ！

「薄着の季節に、1枚で華やかさの出せるフレアスカートだけど、どうしたってマンネリになりがち。簡単なワンツーコーデだけど、ちょっとみんなと差のつく着こなしになるアイデアを集めました！」（佐藤さん）

「光沢素材のスカートのドラマチックな揺れ感をアピールしたいから、タイトなタンクトップでメリハリのある全身シルエットに。淡くスモーキーな色はスカートのパステルカラーともバランスよく、全身がまとまった印象になります」と佐藤さん。

ノースリ×フレアスカートは、涼しいからつい着ちゃうけど、いつもワンパターンになりがち、というお悩みへの答えは「デザインのワンテクが効いたトップスを投入するのが効果的！」

タイトなタンクトップやカットワークのあるデザインなど、肌見せの分量を少し大胆にするだけで、盛夏のおしゃれをリフレッシュ！

ビッグなフープピアスとボストンタイプのメガネで、ちょっぴり90年代テイストのインパクトを。薄着な分、顔まわりのアクセの存在が「おしゃれしている感」をアピールしてくれる。

体感温度は涼しくキープしつつ、夏バテした気分をシャキッとさせるようなきれいめコーデを心がけたいお盆明けシーズン。佐藤さんのアドバイスは「夏の間頼ってたノースリを、そろそろひと休み。デコルテや背中見せの主役トップスを合わせてみては？」

ふんわりしたボリュームのストライプブラウスは、スカートにウエストインして、女性らしい全身シルエットで着こなし。ローファーやレザーバッグで、品よく仕上げを。

「甘さのあるアイテムの組み合わせだからこそ、小物でちょっと引き締める、そんな駆け引きが丁寧なおしゃれにつながります」

背中のリボンとストライプのテイストミックスがちょうどいいブラウス。フレアスカートと合わせた時の甘さを引き算する、もう少しだけの辛さをアクセでプラス。ラインのパールが、上品かつクールな印象で際立つ。

バンドカラーシャツにサスペンダーの小物使いが新鮮！　秋を先取りしたグッドガールなコーディネート。だけど、クリーンなワントーンだから軽快！　

「いきなり秋にシフトするとさすがに暑苦しい印象だし、この先のおしゃれも息切れしちゃう（笑）。白のワントーンにネイビーを差しこむという、絶対的に爽やかになる配色で、この季節ならではのスタイリングを」（佐藤さん）

スカート以外のアイテムは甘すぎないトラッドテイストでまとめているのも、新鮮で好印象！

ローテクなテニスシューズが今また新鮮。揺れる裾から素肌を見せる、軽やかで楽ちんなムードを楽しんで。

オンオフに着回せて、夏から秋へとロングライフな「フレアスカート」は、裾にたっぷり揺れ感のあるハイウエストなシルエット。とろみ素材で品のいい光沢があり、ベージュからグレーの絶妙なニュアンスカラーも合わせやすさ抜群！

撮影／宮下昌生（hannah)　ヘア&メイク／河嶋 希（io）　スタイリスト／佐藤佳菜子　モデル／佐藤晴美　取材・文／久保田梓美