【2023秋新作トレンド〈まとめ〉】「ユニクロ」と「GU」で見つかる！この秋のトレンド名品アイテム&コーデ【働く30代のトレンド先取りコーデ】

トレンドもありつつ、ベーシックで使いやすいアイテムが豊富に揃う【ユニクロ】と【GU】。女っぽさもあり、毎日に寄り添ってくれるアイテムが揃っています。数多くの秋新作アイテムの中から、BAILA本誌でおなじみの人気スタイリスト門馬さんがこの秋“絶対に使える！”とおすすめのアイテムもピックアップ。コーディネートとともにご紹介します。

教えてくれたのは

「ユニクロの定番商品に名品が多い理由は、着心地やディテールなどが少しずつ今の気分に寄せてアップデートされているから。どんなシーズンもクローゼットに一着あると安心します」（スタイリスト・門馬さん）

極細のメリノウールを贅沢に100%使用した、肌触りのいいクルーネックタイプのニットは流行を問わないオーソドックスなデザインで、色違いで手に入れる人が多い人気アイテム。今季は袖と裾のリブ部分の編み地を調整したことで、以前よりヨレにくい作りに。さらに毛玉になりにくい特殊加工をプラス。

ツイードのセミフレアスカートと合わせて、ほんのりフェミニンな着こなしに。あたたかみのあるベージュは、こんな明るいきれい色とも好相性。バッグやブーツもニットと同じブラウンベースでまとめることで、スカートの色が浮かず、一体感がぐんと増す。

ドレープ感と、とろみのある素材は高見えするだけでなく、縦にも横にもスムーズに伸びる2WAYストレッチで着心地も抜群。今季よりツータックからワンタックのデザインに更新され、よりスレンダーなシルエットに。脚長効果がアップした一着は、お仕事シーンでも大活躍するはず。

脚長に見えると評判の「バギージーンズ」。股上をやや浅く、裾幅を少しだけ広めに設定し、腰から裾にかけてストレート見えするシルエットを実現。手に入れやすい価格なのもうれしい限り。

「今シーズンは、どのブランドもグレー推し！　中でもユニクロはアウターからボトムスまで幅広く展開していて、どれもグレー初心者にとって使いやすいものばかり。定番色とも相性がいいので、一着投入するだけでクローゼットが更新されるはず」（スタイリスト・門馬さん）

まろやかなチャコールグレーに黒やブルーをきかせた、スタイリッシュなチェック柄。クラシックになりすぎない洒落感のある配色だからこそ、お堅い印象になりすぎず、きれいめな着こなしはもちろん、カジュアルなスタイリングにもすんなりハマる。

ジャケットとデニムというおなじみの組み合わせも、グレーで統一感を出すことでトレンド感満点のコーディネートに。インナーは気張らないハイネックカットソーを選べば、ほどよい抜け感が生まれて、やわらかな印象に仕上がる。小物もあえて色をきかせずモノトーンで統一感を出すと、さらにまとまりが出る。

ほんのりぬくもりを感じる起毛素材が、落ち着いたグレーをやわらかく見せてくれる。適度にハリのあるコットンベースの生地なので、軽いアウター感覚でカットソーやニットの上に羽織っても。

極細のメリノウールを100％使用したクルーネックニット。淡いトーンのグレーならダークになりがちな秋冬の着こなしも軽やかに。なめらかな肌触りで素肌に着てもチクチクしないのがいい。

きれいなテーパードシルエットをキープしつつ、縦横に自在に伸びる2WAYストレッチ素材で着心地満点。気品のよさときちんと感を醸し出すグレーは、通勤コーデにもおすすめ。

「ツイードやジャガードなど、華やかで今っぽさを感じさせる素材を使用しているだけで、ベーシックなアイテムも一気に今年顔になります。着こなしにも奥行きを出してくれるから、真冬まで引っ張りだこになりそう」（スタイリスト・門馬さん）

微細なラメを全面にちりばめたコンパクトな半袖クルーネックニット。シンプルなデザインながらアクセントになる華やかさで、ベーシックなボトムとのワンツーコーデもちゃんと絵になる。

小分量でもしっかりアクセントになるのがラメのいいところ。コンパクトなニットと相反するようなロング丈のジレやワイドシルエットのパンツを合わせてメリハリのある装いに。

起毛感が特徴的なジャガード生地はこの秋、大注目のトレンド素材。ボリュームが出すぎない、絶妙なフレアシルエットなら大人感ある着こなしも簡単。

ツイードを思わせるような凹凸のあるニットを使用。ゴールドボタンのレディライクなデザインも、クロップド丈になるだけでどこかカジュアルで親しみやすくなる。

「グロッシーなツヤ感はマットなテクスチャーが増える秋冬の着こなしを、ぐっと華やかにしてくれること間違いなし！　大人でも取り入れやすいアイテムが多いので、バイラ世代にも積極的に挑戦して欲しいです」（スタイリスト・門馬さん）

生地をバイアスに裁断することで、シュッと縦のラインが際立つ広がりすぎないフレアシルエットに。派手な印象になりにくい落ち着いた光沢感やゴムウエストもうれしいポイント。

リブタートルニットを合わせて、好感度の高いレディな着こなしを実現。ネブラックとブルー、上下を締め色でまとめれば、すらりとした縦長シルエットがさらに強調されてより印象的に。

ほどよく厚みのあるサテン生地を使ったベーシックなシャツ。ゆとりのあるビッグシルエットだから、軽いはおりとしてTシャツやワンピにはおるのがおすすめ。

ちょっぴり重たく見えがちなブラウンも微光沢なら、どこかセンシュアルな印象に。共布ベルトのおかげで、ハイウエストデザインもシャープに着こなせる。

撮影／宮下昌生〈hannah management〉　スタイリスト／門馬ちひろ　取材・文／野崎久実子