台湾の台所、中部をめぐるおいしい”愛吃旅”【Day③】

15回ほど行っている台湾。行くたびに新しい発見があり、ますます好きになるのですが、今回のたびは初めての台中！ 3日目の様子をお届けします。

お寺（廟）の密集度が台湾いち！ といわれる鹿港（ルーガン）。かつて港町として栄えた古都で、1785年から60年間、台湾第2の都市だったそう。

歩いて、または貸し自転車で回れるちいさな街で、映画のワンシーンのような路地が迷路のよう。

朝は市場に活気があふれ、牡蠣のオムレツや麺線、肉まん（包子）の名店など、見所も食べ処も十分！ 朝から、天后宮参道にあるお店にいくつか寄ることに。

1948年創業の玉津香牛舌餅(彰化縣鹿港鎮民生路30號）は、お寺の参拝客がお供えやお土産に買って行くお菓子の店。手作りの牛舌餅を、店頭で焼いています。

怡古齋人文茶館（彰化縣鹿港鎮埔頭街6號）で、麺茶という小麦や胡麻をピーナツ油で炒って練った飲み物やかき氷で一息つくのもいい。

落雁のような伝統菓子の店、1887年創業の老舗玉珍齋（彰化縣鹿港鎮民族路168號）に、米粉でできた繊細な鳳眼糕を買いに行くのもおすすめです。５代目のお嬢さんもお店を手伝っています。

日本統治時代警察の寮があった場所にできた、鹿港芸術村を覗いたり。

肉餡がめずらしい蒸しケーキのお店鼎泰興（彰化県鹿港鎮中山路26号）に寄ったり。美しい龍山寺にもお参りを忘れずに。

後ろ髪を引かれつつ、鹿港を離れ、員林に戻り、かつて銀行だった古い建物を改装したPIZZA FACTORY員林店（彰化縣員林鎮中山路一段822號　(04)836-4561）でディナー。

台湾に何軒もある人気店で、員林限定の名産の梅の砂糖漬けで味付けした鶏のピザや、季節限定マンゴーピザなどユニークで美味。インテリアも銀行をイメージしたキャッシャーなど遊び心もあって、客足が絶えないのにも納得でした。

4日目の様子はまた次の投稿で！　お楽しみに！！