読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第51回は「早急」の読み方です!
今日のお題【早急】。
「早急」、正しく読めますか?
え、簡単。「そうきゅう」でしょ?と思ったアナタ。
間違いではないのですが、本来の正しい読み方ではないのです。
■ヒント
「早急」の意味は
「非常に急ぐこと。至急。そうきゅう。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
“そうきゅう”の読み方が一般的に使われているので辞書でも同じ意味として読み方がでてきます。
しかし! 意味を調べるには、正しい読み方のほうでないと出てきません。
■使い方はこう!
「このままではクライアントを怒らせてしまうかもしれません。早急に対策を考えましょう。」
「クレジットカードの明細に、覚えのない履歴があったんです!早急に調査をお願いします。」
とにかく急ぎの要件。
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「さっきゅう」でした!
■プチ知識もどうぞ♡ 至急、早急、緊急の違い
至急・早急・緊急の違い、答えられますか?
至急の意味は
「非常に急ぐさま。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
緊急の意味は
「事が重大で、対応・処置などに急を要すること。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
意味は似ていますが、相手が受け取ったときの「危機度レベル」が違います。
早急……急いでいるけど、焦るほどではないレベル
至急……大急ぎレベル
緊急……今すぐ対処しないといけない危険レベル
違いが分かると、ビジネスシーンでの使い分けに役立ちそうですね。
ぜひ今日から使ってみて下さい♪
取材・文/高橋夏果