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隠れ家みたいな宿【金宇館】で喧噪からのプチ逃避行

旅先でピカピカの新しいホテルに滞在するのもとっても素敵ですが、最近はレトロだけれどなんだか「小粋」な旅館に宿泊するのが個人的な気分。先日、長野に行った時に訪れた宿【金宇館(かなうかん)】がまさに理想的だったのでぜひご紹介させてください。
こじんまりとした入口。隠れ家のようでウキウキしました
松本駅から車で約20分。山の麓で、昭和初期の風情を放つ建物が鄙の宿金宇館です。
今の時期は、写真左上にも映っている綺麗なピンク色の百日紅がお出迎え。

開業は昭和3年、歴史ある建物ですが客室は全7室でこじんまりしていて、建物の隅々まで手入れがしっかりと行き届いているからか、外観も建物の中も嫌な古さを一切感じさせないのがこの宿の魅力。

そして今回宿泊したのが「辻堂」というお部屋。畳の寝室と板の間のリビングがあり、広々とした作り。建物の角にあるため、二面ある窓のどちらからも庭が望めます。
庭に囲まれたお部屋は日ごろの喧噪が嘘のような癒しの間
こちらが板の間の写真。といっても広いお部屋のほんの一部しか映っていないのですが……。松本民芸家具が、レトロで趣のある空間に品よくなじんでいました。
お部屋は部分的にリニューアルされていますが、基本的には建築当時の雰囲気が残されており、写真に写る窓はなんと昭和7年からずっと使われているものなんです!
目にも楽しいお料理です
地元松本の食材を使ったお料理も絶品! あまりにもおいしすぎて前菜以外の写真を撮り忘れました(笑)。味もさることながら、器の一つ一つが本当に素敵。
食器だけでなく、このお宿は、置いてある家具などの調度品のセンスがとびきり良い。館内はフォトジェニックなスポットが満載です。
真っ赤なお花も建物にピッタリマッチ
入口を入ってすぐにあるお花だってこんなにこじゃれています。歴史ある建物と、こうしたしゃれ感が融合して、他にはない粋な空気が生まれているような気がしました。
写真には撮れませんでしたが、温泉の質も最高で、大満足の滞在に。他にも素敵なポイントがわんさかあるので、ぜひHPとインスタグラム(宿の方が撮っているのでしょうか、レクチャーを受けたいくらいクオリティーの高い写真が並んでいます)をチェックしてください!(編集W)

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