ANNAさんいわく、“好き”の内容とその内訳にポイントがあるという。「“好き”には、栄養・おやつ・毒の3種類あります。好きな人と結婚できない人は、結婚と結びつきにくい“好き”に偏っているのかも。3種類の“好き”はどれも必要なものですが、幸せになるためのベストバランスがあります。最も大切なのは、尊敬や安心感といった“栄養”に当たる“好き”なんです」
ANNAさんが考える、幸せになれる配分は?
【栄養】=「誠実」「尊敬」「価値観が合う」「自分をそのまま出せる」など人間関係の土台となる要素。
【おやつ】=「イケメン」「素敵なエスコートをしてくれる」「ノリよく楽しく遊べる」など恋のトキメキ要素。
【毒】=「束縛」「共依存」など関係を壊しうる要素。緊密な関係ほど発生しやすく、ほどよい量の毒は関係に深みを与える。
また、自分の心の声がきちんと聞こえてないことも問題だとか。「悩んでいる皆さんは、自分の心や直感に自信がなく、リアルな自分と離れたところに“正しい結婚”があると思っている。思い込みの結婚像に惑わされて、自分の心の声が聞こえなくなっている状態ですね。先入観を取り払い、自分自身が何を望んでいて、何を問題だと思っているのかはっきりさせる必要があります。一度、思いつくことすべてを紙に書き出してみるのがおすすめ。気づいたことはすべて受け入れると覚悟して書き出すと、それだけでびっくりするくらい答えが見えますよ」
2. 「好き」配分のベストバランスを知る
3. 「栄養」の好きを大切にする
正しい結婚なんてない。“好き”の内容と配分に気をつけながら、自分が何を望んでいるか考えて
キャバクラや有名クラブでの勤務、合コンなどで5000人以上の男性と会話。女性にもインタビューし、恋愛の原理を独自に解明。
(廣済堂出版 1300円)
恋愛や結婚で悩んでいるすべての女性に向けられた恋愛本。好きな人と幸せになるための「ものさし」がわかる。