
(左から)TOA、MYU.Y、MOMO、NIKORI、YURARA、MYU.S、YUNA、KOHARU、HINATA、MANON
佐藤晴美さんがプロデューサーを務めるガールズグループ「CIRRA(シーラ)」が3月18日に1st EPをリリース! オーディションを勝ち抜いた10人には、すでに長い時間をともに過ごして育んだ強い絆が。アーティストとして新たなスタートを切った彼女たちのプロとしての覚悟や、デビュー曲に込められた想い、目標として見据える未来について聞きました。

E-girls二代目リーダー佐藤晴美がプロデューサーを務め、才能豊かな候補生たちのハイレベルな戦いが話題となったオーディション番組『ガルバト-GIRLS BATTLE AUDITION-』から生まれた10人組ガールズグループ。
グループ名のCIRRAは「CIRCLE(輪)」と「ERA(時代)」を掛け合わせた造語で、「つながりの輪が、時代を変える」との思いが込められている。2025年12月にPre-Debut Single「one-way runway」をリリース。2026年に入り、新ビジュアルやMusic Videoを発表。そして3月18日には1st EP「one-way runway/Always」をリリースする。
成長していくCIRRAを見守ってほしい

──12月のプレデビューから、何か環境や心境の変化はありましたか?
KOHARU 私は地元から上京してきたので環境がかなり変わりました。家族といる時間が少なくなってしまったので、今、寂しくて……。改めて家族との時間が大切だったことに気づかされました。両親はEXILEさんが大好きなので、「LDHでデビューしてほしい」っていう思いがすごく強かったんです。メンバーに決定してからは「やっとだね!」と、めちゃくちゃ喜んでくれています。
NIKORI 私はお正月に沖縄に帰ったのですが、家族や親戚が「one-way runway」のMVをめちゃくちゃ見てくれていて嬉しかったです。プレデビューしてからは、よりCIRRAをたくさんの人に知ってもらいたいという気持ちが強くなりました。
MOMO デビュー前より、スタイル維持など見た目のことを意識することが多くなりました。私はめちゃくちゃ甘いものが好きなんですけど、6人家族なので誘惑がたくさんあって(笑)。妹が目の前でアイスを食べていても、「MV撮影があるからガマンしよう!」と、ちょっとずつ頑張っています。兄弟から直接デビューについて何か言われたことはないけど、CIRRAの曲を口ずさんでくれているのを見ると嬉しいですね。
──実際にお客さんの前でパフォーマンスした経験はいかがでしたか?
MANON みなさんが盛り上がってくれて、すごく楽しかったです!
NIKORI パフォーマンスをしているときに声を出してくれたり、パネルを持って応援してくださる姿を見ると「知ってくれているんだ」と嬉しくなるし、もっともっと成長していくCIRRAを見守ってほしいなと思います。
HINATA イヤモニが遅れて聞こえてくるハプニングが起きたことがあるのですが、みんなでなんとか乗り越えました。ハプニングすらも絆を深めるきっかけになっていると思います。
──本番に強い人は?
HINATA MYU.Sじゃない? リハまでは不安そうな顔をしているけど、本番までにすごく練習して、しっかりかましている姿を隣でよく見ています。
佐藤晴美さんはプロデューサーであり、女神!

──デビューにあたり、プロデューサーの晴美さんからの励ましやアドバイスはありましたか?
KOHARU 「何かあったらいつでも相談して」と言ってくださるので、本当に安心感がありますね。
MOMO 私はみんなとの個性の違いを気にしていたことがあったけど、晴美さんから「MOMOちゃんらしさをそのまま出していいんだよ」と言っていただきました。その言葉がすごく自信になったし、今も大切にしています。
YUNA 「YUNAが歌ったら物語が見える」と言ってくださったことがすごく嬉しかったです。作詞家の方がどういう思いで歌詞を書いたのか想像することを大切にしているので、自分の思いが伝わっていると感じました。
NIKORI 私はオーディション中、自分の個性はなんだろうと悩んでいた時期があって。課題曲「Close」の「Wait『このままでStay』じゃ嫌ってChange」という私のパート部分について、「NIKORIにしか出せない表現」と言ってもらえたことをきっかけに、自分の強みを見つけられた気がしました。
TOA 私は「TOAはTOAのままで、自信持ってやれば大丈夫」と言っていただけたことがすごく残っています。
YUNA そのままでいることを肯定してくださっているよね。私はアーティストとしての経験があるし年齢も一番上なので、悪目立ちしていないかという不安があって。でも晴美さんから「YUNAのままでいいし、みんなを引っ張っていってほしい」と言われたことがとても心強かったです。今はみんなに負けないように頑張ろうと思えるようになりました。
HINATA 私が嬉しかったのは、オーディションを受けさせてもらったことの感謝を伝えたときに、「こちらがHINATAに感謝してる」と言ってくれたこと。CIRRAのプロデューサーでありながら、私たちと足並みをそろえて寄り添ってくれるし、いつも近い距離で私たちのことを見ていてくれている。とてもリスペクトを感じますね。
──晴美さんはみんなにとって、どんな存在ですか?
HINATA 女神です! オーディションで初めて見た瞬間の「素敵」って気持ちが今も変わっていません♡
寒さで号泣するほど過酷だったMV撮影

──1st EPに収録される、オーディション中の課題曲でもあった「one-way runway」と、新曲の「Always」についても教えてください。
MYU.S 「one-way runway」はとても明るくて聴くだけで元気をもらえる曲です。パフォーマンスも笑顔を意識していますが、落ちサビでは明るいだけではなく、オーディションのときの葛藤なども伝わるように、表情や歌い方を変えるようにしています。
NIKORI 私はオーディション前、かっこいいヒップホップ系の曲を中心に練習してきたので、「one-way runway」を課題曲としてパフォーマンスするのは新鮮でした。笑顔で明るい自分を表現する方法を模索したことで、曲を通して新しい自分に出会えた気がします。
HINATA オーディション中に少人数や大人数など何パターンもの組み合わせでパフォーマンスしてきたので、もうすでに私たちは「one-way runway」のいろんな味を知っています(笑)。CIRRAになって10人の構成が固まったことが、オーディションという物語の完結であり、新たな始まりって感じがしますね。
YUNA 「Always」に関しては、個人的に平成っぽいなと思いました。聴き馴染みのあるようなフレーズだし、この曲を聴いた人の頭の中で、ずっとフレーズが離れないと思うんです。そこがすごく、おいしい(笑)。これをデビューのEPに収録できることに感謝です。
HINATA 歌詞はデビューが決まって芽生えた自覚や、不安な気持ちを抱えながらも前に突き進んでいく気持ち、そして、離れ離れになってしまった大好きな人を思う気持ちを歌っています。
MOMO 今のCIRRAにぴったりな歌詞だし、心を込めて歌える曲ですね。
──「one-way runway」のMVの撮影で思い出はありますか?
HINATA 実はめちゃくちゃ寒い中撮影していて。朝なんか0度とかだったよね。
MOMO 生足で椅子に座るときが本当に冷たかったー(笑)。
HINATA 私のお気に入りはワンカットで撮影したシーン。終わりの時間が迫っていたので、「いい画がたくさん撮れているから、あのシーンはなくてもいいかも」という話になったんですけど、絶対に撮影したくて。陽がどんどんと落ちていく中、みんなで頑張って撮りました。
YURARA 私は撮影中にいろんな想いが込み上げてきて、ずっと涙を我慢していたんです。でも寒かったこともあって涙を我慢できなくなってしまって。最終的には号泣してしまったことが、今では一番の思い出です。
HINATA みんなで円陣を組むシーンがあるんですけど、あそこがMVの最後の撮影だったんです。オーディションで円陣を組んでいたシーンのオマージュだったので、仲間を見ながら感極まるのと同時に、寒さで号泣するという(笑)。
YUNA そんなYURARAの姿を見て、みんなで爆笑(笑)。
MOMO 多分、YURARAちゃんの衣装は露出が多かったし、誰よりも寒かったと思います。
──寒さを感じさせない、みなさんの魅力が詰まった壮大なMVでした! チームワークのよさも感じますが、10人で食事に行ったりは?
YUNA まだないんです。スタッフさん含めてならあるんですけど、いつかメンバー10人だけで行ってみたいと話しています。10人のグループLINEがあるんですけど、めちゃめちゃ活発です。毎日誰かが話しています。
KOHARU 誰かのおもしろい写真があったらそれを送りあったり(笑)。
NIKORI ファンの方が描いてくださったイラストとかも共有したよね。すごく特徴を捉えて描いてくださっていて、みんな似てるんです。
年齢関係なく意見を言い合える仲のよさがグループの強み

──CIRRAの中でのご自身の立ち位置は?
HINATA 私がリーダーを務めています。晴美さんが推薦してくださったので、快くお引き受けしました。もうひとつ所属しているグループのiScreamでは最年少なので、お姉さん組に入ること自体、CIRRAが初めてなんです。プライベートでも自分が年上になることが意外とないので、新鮮な気持ちで活動させてもらってます。
YUNA 私もiScreamというガールズグループではずっと3人で活動してきたので、10人の大所帯ということがすごく大きな変化です。個性も違う分、意見もたくさんあるので、よりパフォーマンスに濃く反映できる気がしています。普段は学校みたいなにぎやかさです(笑)。
HINATA メンバー会議もたくさんしてます。年齢の幅は6歳ぐらいあるんですけど、全員めちゃくちゃ軸がしっかりしてるんです。オーディション時代から意見もすごく活発にかわしていたし、意見が違うこともあるけど、それすらもCIRRAらしい。10人もいるのに全員仲よしなのがCIRRAの魅力です。
──では、メンバーの中で盛り上げ役は?
KOHARU これは間違いなくYURARAちゃんです!
YURARA ずっと喋ってます(笑)。
HINATA MANONもクスッと笑わせてくれることがありますね。
KOHARU よく意見を出してくれるのはMOMO。
MOMO パフォーマンスの面でこだわりが強いのかも。細かい部分まで見ちゃう癖があるし、心配性なので「ここはこうしよう」と意見を言うことがあります。年下組の私でも意見が言えるのは、元々の性格もあるけど、受け入れてくれるみんなだからこそだと思います。
MYU.Y 溜め込まずにみんなで話し合える空気があるよね。
KOHARU そして見守り隊は私とNIKORIとTOAちゃんです。
──見守り隊とは……?
NIKORI みんなが喋って盛り上げてくれる姿を、「おもしろいな〜」って見守ってます(笑)。
HINATA あはは! 確かに。
MOMO そしてYUNAちゃんは静かな柱。
YUNA え、鬼滅の刃みたい(笑)。
HINATA 精神的支柱ってことだよね。でもさっき移動の車の中でMOMOから「赤ちゃん」って言われてました。しっかりしているけど、実はYUNAはめっちゃ抜けているところもあるんです(笑)。
──今後、どのようなグループになりたいですか? ズバリ目標を教えてください!
MOMO デビューした今年しか目指すことができない、日本レコード大賞の最優秀新人賞を取ることを目標にしました。そのためにもCIRRAというグループの存在をたくさんの方に知っていただいて、パフォーマンスで心を動かせるグループになっていきたいです。これからもっと勢いを増して活躍していけたらと思います。
KOHARU レコ大を取るために必要なことを、マンダラチャートにして書き出して細かな目標も立てました。実現させるために頑張っていきます!
──では最後に、CIRRAの強みを教えてください。
YUNA 王道なJ-POPを歌っていることが強みだと思います。今のガールズグループ界はK-POPが人気ですが、CIRRAにしかない、新しいけど聴きなじみがある日本のポップスの魅力を伝えていけたらと思っています。
HINATA 女性誌から出てきたようなビジュアルやファッション性は、プロデューサーの晴美さんもすごく大切にしている部分。女の子たちの憧れになれるような存在を目指したいし、そこを強みにしていきたいです。10パターンの魅力的な女子がいるので、きっとお気に入りを見つけてもらえると思います!
撮影/野田若葉(TRON) 取材・文/松山梢







































