バイラの人気連載「長谷川あかりのご自愛ごはん」より、お手軽ワンパンレシピを7選ご紹介します。フライパン1つで簡単に作れるのに、お腹も心も癒される本格的な味わい。洗い物もラクなので、忙しい日に頼れるおすすめのレシピです。 ランチや夕食の参考にしてくださいね。
「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人に刺さるレシピを発信。食材や調味料の組み合わせのセンスが生み出す、シンプルながら新しさとやさしさを感じる味わいと、管理栄養士の視点で栄養バランスも考慮されたメニューの両立を叶える提案で絶大な支持を集める。
CONTENTS
鱈とキャベツのオレンジ煮込みショートパスタ

※ショートパスタは「コンキリエリガーテ」を使用
材料(2人分)
生鱈 2切れ(約180g)
・白ワイン 大さじ1/2
・塩 少々
・粗びき黒こしょう 少々
・薄力粉 適量
玉ねぎ 1/2個
キャベツ 140g
ショートパスタ 約160g(コンキリエリガーテ・カサレッチェなど好みのもの)
オリーブオイル 大さじ1
水 300ml
オレンジジュース 200ml
みりん 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
塩 小さじ2/3(味見して調整)
粗びき黒こしょう たっぷり
粉チーズ 少々
作り方 調理時間/約20分
① 鱈・玉ねぎ・キャベツを切る
鱈は目立つ骨を抜き、一口大に切る。白ワイン、塩、こしょうを振ってなじませ、薄力粉を薄くまぶす。玉ねぎはみじん切り、キャベツは食べやすい一口大のざく切りにする。
② 鱈を焼いて玉ねぎを炒め、調味料とショートパスタ、キャベツを加えて煮込む
深めフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れて中火で熱し、鱈を両面焼く。軽く焼き色がついたら玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。水、オレンジジュース、みりん、おろしにんにく、塩小さじ2/3を加えて沸騰させる。
沸騰したらショートパスタとキャベツを加え、パスタの袋の表示時間を目安に蓋をせずに煮込む。途中で軽く混ぜる。
③ パスタが茹で上がったら味を整える
水気がなくなり、パスタがちょうどよいかたさになったら味見をする。必要であれば塩を少し足して整える。粗びき黒こしょうを思っているよりたっぷり振って絡ませる。
④ 器に盛り付け、好みで粉チーズを振る
器に盛り付け、仕上げに分量外のオリーブオイル小さじ1をかける。器に盛り、好みで粉チーズを少々振る。
キャベツと鱈に、オレンジジュースの甘酸っぱい香りをまとわせた華やかなワンパンパスタ。一見不思議な組み合わせですが、食べ進める手が止まらなくなる、あと引く味。
ショートパスタを使うとスパゲッティを折らずにそのまま入れて煮ることができるので、ワンパンパスタをよく作る方にはショートパスタがかなりおすすめです(長谷川あかりさん)
とろけるオクラのワンパンパスタ

材料(2人分)
パスタ 160g
オクラ 2袋(14~16本)
ベーコン 30g
塩 小さじ2/3
オリーブオイル 大さじ1
レモン 1/4個分
ローズマリー 1~2本(お好みで・あるとさらにおいしい)
作り方 調理時間/約15分
① オクラとベーコンを切る
オクラはヘタの先を切り落とし、ガク(硬い部分)をぐるりとむく。ベーコンは細切りにする。
② 沸騰したお湯にオクラ、ベーコン、パスタを入れて煮る
深めのフライパンに水600mlを入れ、中火にかける。沸騰したら塩、オクラ、ベーコンを入れ、パスタを半分に折って加える。
あればローズマリーもここで加え、そのまま中火で蓋をせず、パスタが柔らかくなるまでときどき混ぜながら煮る(パスタの袋の表示時間よりも1分短めにタイマーをセットし、茹で加減を確認しながら適宜時間を調整する)。
③ オリーブオイルと塩を加え、汁気を飛ばす
パスタが柔らかくなったら、オリーブオイル大さじ1と塩ひとつまみを加えて火を強め、汁気を飛ばしながら全体をよく混ぜる。器に盛り、レモンを添えて完成。
ベーコンの塩気とオクラの柔らかいとろみが、ちょっぴりよそ行きな味わい。ローズマリーがなければ、ローリエを使うと◎。忙しい日や休日のランチにもぴったりのメニューです(長谷川あかりさん)
チキンレモンクレソン煮

材料(2人分)
鶏もも肉(唐揚げ用) 250g
塩(下味用) ひとつまみ
そらまめ 7本分
クレソン 1束(40~50g)
オリーブオイル 適量
☆レモンだれ
A 水 300ml
A 片栗粉 大さじ1
A 塩 小さじ1/2
A レモン汁 小さじ2
A みりん 小さじ1
作り方 調理時間/約20分
① 鶏肉に塩を振り、クレソンを切る。レモンだれの材料を混ぜ合わせる
鶏肉に塩ひとつまみを振る。クレソンは粗みじん切りにする。レモンだれの材料(A)は、あらかじめよく混ぜ合わせておく。
② 深めのフライパンで鶏肉を焼く
深めのフライパンにオリーブオイルを中火で熱し、鶏肉を並べて焼く。
③ レモンだれを一気に加え、しっかり煮立たせて加熱する
両面にこんがりと焼き色がついたら(中まで火が通っていなくてOK)、しっかり混ぜ合わせたレモンだれを一気に加える。片栗粉が沈殿しないよう混ぜながら加熱し、しっかり煮立ったらそのまま中火で1分ほど加熱する。
④ 鶏肉を煮込んでいる間に、そらまめのさやと薄皮を剥く
フタをして弱火で8分煮込む。この間に、そらまめのさやと薄皮を剥いておく。
※そらまめの薄皮の黒い部分(お歯黒)にキッチンバサミで切れ込みを入れてから剥くとやりやすい。
⑤そらまめを加え、味をととのえる。最後にクレソンを入れて火を止める
そらまめを加え、弱めの中火で蓋をせず1分半加熱する。味をみて、足りなければ塩少々(分量外)でととのえる。
クレソンを加え、すぐに火を止めて仕上げる。
見た目は華やかですが、驚くほど手軽に作れるのが嬉しいギャップ。おもてなしの席でも自信を持って振る舞える、日常を少し格上げしてくれる一皿です。白いご飯との相性も抜群なので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください(長谷川あかりさん)
くたくた菜の花と鶏肉のパスタ

材料(2人分)
スパゲッティ 160g(1.4mmがおすすめ)
鶏もも肉 100g
菜の花 1束(150g)
玉ねぎ 1/4(50g)
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
水 600ml
塩 適量
作り方 所要時間/約20分
①鶏もも肉、菜の花、玉ねぎ、にんにくを切る
鶏もも肉は1.5㎝角に、菜の花は食べやすい長さに切る。玉ねぎはみじん切りに、にんにくは薄くスライスする。
②オリーブオイルとにんにくを弱火にかけ、鶏肉と玉ねぎを炒める
深めのフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかける。にんにくの香りがしてきたら、鶏肉と玉ねぎを加えて中火にし、塩ひとつまみを振って玉ねぎが透き通るまで炒める。
③②のフライパンに水を加え、菜の花を煮込む
水を加え、煮立ったら菜の花と塩小さじ2/3を加えて蓋をし、弱めの中火で8分煮込む。
④スパゲティを表示時間煮込み、塩で味をととのえる
スパゲッティを折って加え、蓋をして袋の表示時間煮込む。味をみて塩でととのえ、器に盛り付ける。
くたくたになった菜の花がソースのようにパスタに絡み、味付けが塩だけとは思えない豊かな味わいに。
材料を炒めるところからパスタを茹でるまで、すべてフライパンの中で完結。湯切りの必要がなく洗い物も最小限で済むので、慣れない新生活で疲れた日のスピードご飯にもおすすめです(長谷川あかりさん)
鶏肉とさつまいものスパイスごはん

材料(2人分)
米 1合 ※150g
鶏もも肉 ※100g
さつまいも ※100g
オリーブオイル 小さじ1
クミンシード 小さじ1/2
A 水 1カップ ※200ml
A 料理酒 大さじ1
A 塩 小さじ1/2弱
作り方 所要時間/約35分
①さつまいもと鶏肉を切る。
さつまいもは約1.5㎝の角切りにし、水に5分程度さらしておく。鶏肉はさつまいもと同じくらいの大きさに切っておく。切る手間が省ける細切れ肉を使ってもOK。
②クミンシード・鶏肉・米を炒める。
フライパンにオリーブオイルを引いて中火にかける。クミンシードと鶏肉を加えて鶏肉の色が少し変わるまで炒めたら、米を洗わずに加えて焦げないように炒める。
③調味料を加えてフライパンで炊き上げる。
米に油がなじんで透き通ってきたらAを加えてざっと混ぜ、表面を平らにしてさつまいもをのせる。
蓋をして沸騰するまで強めの中火で加熱。その後弱火で15分加熱したら火を止め、5分ほど蒸らして完成。途中で水が足りなくなったら、水を大さじ2ずつ加えて様子を見るとよい。
塩と昆布出汁で炊く定番のさつまいもごはんに変化を付けたくて、スパイス&鶏肉と合わせてみたら大ヒット! お米も一緒に炒めてから炊くので吸水の必要がなく時短になるうえ、たんぱく質も摂れるので立派なメイン料理として重宝します。見た目も味も、ほっこりしすぎないスタイリッシュな仕上がりもお気に入りの理由のひとつ。友人にふるまうことも多いメニューです(長谷川あかりさん)
フライパンで作る梅あんかけつくね

材料(2人分)
(つくね)
鶏胸ひき肉…… 200g
卵…… 1個
玉ねぎのみじん切り ……1/4個分(50g)
料理酒 ……大さじ2
片栗粉 ……小さじ1
塩 ……小さじ2/3
【A】
水……300ml
削り節……4g
梅干し(甘くないもの・塩分濃度10%)……1個
【B】
片栗粉……大さじ1と1/3
水……大さじ2
白いりごま ……大さじ1と1/2
小ねぎの小口切り ……適量
作り方
| 1 | 深めのフライパンにつくねの材料を入れ、シリコンスプーンなどでよく練る。 |
| 2 | フライパンの中でひとまとまりにし、Aを加える。強めの中火にかけ、煮立ったらフタをして弱めの中火で8分煮る。火を止め、フライ返しなどを使ってつくねを器に取り出す。 |
| 3 | Bをよく混ぜ合わせてから、フライパンに残った煮汁全体に回し入れる。1分30秒ほどよく混ぜながら強めの中火にかけて梅干しをつぶしてなじませ、し っかりと煮立たせてとろみをつける。 |
| 4 火を止めて白いりごまを加え、さっと混ぜたら2のつくねにたっぷりとかける。仕上げに小ねぎをのせる。 |
つくねは小さく丸めるイメージがあるけれど、大きく作れば手間なしな上、ごちそう感アップ。しかもフライパンの中でスプーンを使って練るので、洗い物も減るし、手も汚れません。ちょっといい和食屋さん的な味わいの秘訣は、梅の風味とたっぷりのせた小ねぎの香りと色合い。そして何より、とろみ! 実はあんかけって、簡単なのに“手をかけた感”が出るのが最高なんです。(長谷川あかりさん)
豚こまの大葉から揚げ

楽しすぎた勢いで思わず、「このあと、うちで飲もう!」でも家に、“おもてなしっぽいもの”あったっけ?……なんてときも、これさえ知っていれば大丈夫。豚こまを丸めて作る包丁いらずの揚げものは、バテがちな夏でも食欲を誘うガーリック風味で、ワインもビールも(もちろんごはんも)すすみます。カリッと揚がる秘訣は、たっぷりもみ込む片栗粉。大葉の香りで、ちょっと洒落た雰囲気なのも最高!(長谷川あかりさん)
材料(2人分)直径22cmのフライパン使用
豚こま切れ肉…… 250g
大葉…… 20枚
【A】
塩……小さじ2/3
にんにくのすりおろし……小さじ2
水……大さじ2
片栗粉 ……大さじ7
揚げ油 ……大さじ5〜
作り方
| 1 | ポリ袋に豚肉とAを入れ、手で大葉を大きくちぎって加える。外側からしっかりもんで混ぜ合わせる。 |
| 2 | 1 に片栗粉を加え、さらによくもんでなじませる。 |
| 3 | フライパンに揚げ油を入れ、2を適量とってピンポン玉程度の大きさにギュッと握り固めて並べ入れる。 |
| 4 3のフライパンを中火にかけ、2分ほど触らずに揚げ焼きする。弱めの中火にし、転がしながら5分ほどじっくり揚げ焼きにする。油をきって器に盛りつける。 |
お手軽ワンパンレシピのポイント
簡単なのに本格的な味わいのワンパンレシピを7品ご紹介しました。どれもフライパン1つで簡単に作れて、栄養も満足感もちゃんと得られる一皿ばかり。手間を最小限にしながらも心が満たされる味わいに仕上げる工夫が詰まっています。忙しい毎日の味方になるワンパンレシピ、ぜひ試してみてください!
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長谷川あかり冠ポッドキャスト番組『長谷川あかりのシャニカマでごめんなさい』
料理家の長谷川あかり(と十五年来の後輩兼担当編集ぴら)、リスナーのみなさんによる雑談番組。おいしいものが大好きであるがゆえについ気になってしまう”シャニカマ”について、ゆる〜くおしゃべりします!Have a ご自愛 day〜♡

©集英社/ery
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