バイラの人気連載「長谷川あかりのご自愛ごはん」より、梅雨のだるさに効く、体を整えるレシピを10選ご紹介します。温かくて優しい味わいながら、酸味や生姜で内側からすっきり整う!仕事で疲れた夜にも作りやすく、食べるとほっとするごはんです。 ランチや夕食の参考にしてくださいね。
「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人に刺さるレシピを発信。食材や調味料の組み合わせのセンスが生み出す、シンプルながら新しさとやさしさを感じる味わいと、管理栄養士の視点で栄養バランスも考慮されたメニューの両立を叶える提案で絶大な支持を集める。
CONTENTS
ツナとピーマンのレモンオイルおにぎり

材料(2人分)
ごはん 300g
ピーマン 2個
ツナ缶(ノンオイル・フレークタイプ) 1個
A 醤油 小さじ1と1/2
A レモン汁 小さじ1
A オリーブオイル 小さじ1
A 塩 小さじ1/4
作り方 所要時間/約10分
① ピーマンを角切りに。ツナの汁気は切る
ピーマンは種とヘタを除いておよそ0.5㎝角に切る。ツナは汁気を切っておく。
② ごはんと具材を混ぜ合わせてにぎる
ボウルにごはん、①、Aの調味料を入れ、よく混ぜ合わせる。4等分にしておにぎりにしたら完成。
鶏肉と茄子の蕪おろし煮、梅にんにく仕立て

材料( 2人分)
鶏もも肉 1枚 ※約250g
茄子 小3本 ※約200g
蕪 2個 ※約100g
梅干し 大2個 ※甘くないもの
片栗粉 大さじ2
米油 大さじ1
A出汁 1カップ ※昆布と鰹の合わせ出汁
A薄口醤油 大さじ2
Aみりん 大さじ2
Aおろしにんにく 小さじ1/4
トッピング 小口切りにした小ネギ適量
作り方 所要時間/約15分
①鶏もも肉を一口大に切って片栗粉をまぶし、野菜の下ごしらえをする。
鶏もも肉は一口大にきり、片栗粉をまぶす。茄子は乱切りにし、蕪は皮ごとすりおろしておく。
②鶏もも肉、茄子をフライパンで焼き、梅干を加えて煮込む。
フライパンに米油をひき、中火にかける。鶏もも肉を加え、表面にこんがりと焼き色がつくまで焼いたら、茄子も加えてさらに焼いていく。調味料Aと、ほぐした梅干し(種ごと)を加え、蓋をせず、沸騰後7分間中火で煮込む。
③蕪おろしを加え、小ネギを散らす。
フライパンに蕪おろしを加える。軽く煮立たせたら火を止めて盛り付け、小ネギをトッピングして完成。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
タレが最高においしくて、ごはんがすすむ一品。大根おろしよりも濃厚で甘い蕪おろしは、胃腸を温め、消化を助けてくれる嬉しい効用があります。梅干しの酸味とにんにくの程よいパンチも合わさって、疲れ気味の体をやさしく元気づけてくれますよ
鶏と大根の梅コチュジャン煮

材料(2人分)
鶏もも肉 200g
塩 少々
片栗粉 小さじ2
大根 250g
塩 小さじ1/2
こめ油 小さじ1
梅干し 2個(塩分濃度10%前後・甘くないものを使用)
A 水 1カップ
A コチュジャン 大さじ1と1/2
A みりん 小さじ1
A 塩 ひとつまみ
作り方 調理時間/約15分
① 一口大に切った鶏もも肉に塩をふり、片栗粉をまぶす
鶏もも肉は大きめの一口大に切り、塩少々をふってなじませたら片栗粉をまんべんなくまぶす(唐揚げ用のカット肉を使用してもOK)。
② 薄切りにした大根に塩をふり、10分置いて水気を切る
大根はスライサーで薄切りにし、塩小さじ1/2をふって10分置いておく。時間がたったら手でしっかり絞り水気を切る。
③ 深めのフライパンで鶏肉をこんがりと焼き、梅干しとAを加えて煮る
大根を置いている間に鶏肉を焼く。深めのフライパンにこめ油を中火で熱し、鶏肉を焼く。両面がこんがりと焼けたら皮を破った梅干し(種ごと)、Aを加えてよく混ぜる。煮立ったら蓋をして弱めの中火で2分煮る。
④ 水気を切った大根を加え、蓋をして3分煮る
ヘラで梅をつぶしながらよく混ぜ、水気を切った大根を加えて軽く混ぜたら、再度蓋をして3分煮て完成。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
梅干しにコチュジャンを合わせるのは、私の定番の組み合わせ。体の内側から元気が出るレシピは猛暑続きの毎日にぴったり。食欲がなくてもさらさら食べられるので、夏バテぎみで何を食べていいかわからない……というときにもおすすめですよ
シンプル ルースー飯

材料(2人分)
豚肉(生姜焼き用) 200g
[A] 片栗粉 大さじ1と1/2
[A] 料理酒 大さじ2
[A] 塩 小さじ1/3
[A] 醤油 小さじ1
たけのこ水煮·細切り1袋 140g
太白ごま油またはサラダ油 小さじ2
水 300ml
豆板醤 小さじ2/3
塩(仕上げ用) 少々~
ごはん 2人分
作り方 調理時間/約15分
① 細切りにした豚肉に下味をつける
豚肉はトレーの上でキッチンバサミを使って細切りにする。そのままトレーの中に[A]を加え、手でもみ込んで下味をつける。
② たけのこの水気を切る
たけのこは水気を切り、さらにペーパータオルでしっかりとふき取っておく。
③ フライパンで豚肉を炒める
ライパンに太白ごま油を中火で熱し、①の豚肉を広げ入れる。醤油を少し焦がすように香ばしく焼き、肉に8割ほど火を通す。
④ 水・豆板醤・たけのこを加えて火にかける
水、豆板醤、たけのこを加え、中火にかける。
⑤ 煮込んで味をととのえ、ごはんと一緒に盛りつける
煮立ったら中火のまま蓋を少しずらしてのせ、ときどき混ぜながら7分半煮る。味をみて、足りなければ塩少々でととのえる。ご飯にかけてでき上がり。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
調理のハードルを下げるには、洗い物を最小限に抑えることも大切。このレシピではボウルを使わず、お肉をトレーの中で細切りにし、そのまま調味料を加えてもみ込みまで完結します。
たけのこの水気をペーパータオルでふき取っておくと、味がぼやけず、豚肉のうまみと豆板醤の辛みがしっかり絡みます。ひと手間ではありますが、仕上がりがぐっと変わるので、ぜひ省略せずに試してみてくださいね
豆もやしのスープかけご飯

材料(2人分)
豚バラ肉薄切り 160g
えごまの葉 1袋
豆もやし 1袋(ひげ根をとる)
水 800ml
おろししょうが 1片分
おろしにんにく 適量
塩 小さじ1と1/4~(やや濃いめに調整)
ご飯 2人分
作り方 調理時間/約15分
① えごまの葉と豚バラ肉を切る
えごまの葉はみじん切りにする。豚バラ肉は2~3cm幅に切る。
② 豚肉を煮る
鍋に水とおろししょうが、おろしにんにくを入れて火にかける。煮立ったら豚肉を入れ、蓋をせずに3分煮る。
③ 豆もやしを加えて味付けする
豆もやしを加え、蓋をして弱めの中火で4分煮る。塩小さじ1と1/4を加え、味をみて濃いめにととのえる。
④ 器に盛り付け、えごまの葉をトッピングする
器に盛ったご飯にスープをかけ、みじん切りにしたえごまの葉をトッピングして完成。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
塩だけで素材のうまみを引き出した、潔く深い味わいのスープかけご飯。仕上げに添えるえごまの葉の爽やかな香りが、シンプルなスープにアクセントを加えてくれます。にんにくとしょうがの香りも食欲をそそり、さらさらと食べられるので忙しい日の夕食や夜食にもぴったり。
ご飯にかけることを考慮し、そのままでは少し濃いかな?というくらいの塩加減に味をととのえるのがうまくつくるポイント。その時々の自分の感覚を大切に、味を調整してみてください
豚肉とトマトのピリ辛炒め

材料(2人分)
豚こま肉 160g
片栗粉 適量
トマト 大1個
生姜 1片分
ごま油 大さじ1と1/2
A 料理酒 大さじ2
A 醤油 大さじ1
A みりん 小さじ1
A 豆板醤 小さじ1/2弱
作り方 所要時間/約15分
① 豚肉を切り片栗粉をまぶす。トマト、生姜を切る
豚肉は大きいものは一口大に切り、片栗粉をまんべんなくまぶす。トマトは8等分にし、生姜は千切りにする。Aの調味料は合わせておく。
② 豚肉を揚げ焼きにする
フライパンにごま油を中火で熱し、豚肉を揚げ焼きにする。両面がこんがりとしたら、ペーパーで余分な油をふき取っておく。
③ トマト、生姜、調味料を加えて炒める
トマト、生姜を入れたら、Aを一気に加える。強めの中火にし、全体を混ぜながら炒める。トマトがほんのり崩れ、調味料が煮詰まったら火を止め、味を見て足りなければ塩で調えて完成。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
具材としてだけではなく、調味料としての役割も果たしてくれるトマト。華やかな旨味と酸味に、醤油の香ばしさとコクを合わせる“トマト醤油味”は、私の毎日ごはんの定番です
そこに豆板醤の辛みが加われば、唯一無二のおいしさに! 揚げ焼きした豚肉と生姜の香りで食欲そそるがっつり系おかず、ぜひ試してみてくださいね
鶏むね肉とトマトの出汁煮

材料(2人分)
鶏むね肉 小1枚(200g)
塩 小さじ1/4
片栗粉 大さじ1
トマト 大1個
煮汁
・水 300ml
・鰹削り節 2g
・塩 小さじ1/2
・みりん 小さじ1/2
ごま油 少々
大葉(千切り) 適量
作り方 調理時間/約20分
① そぎ切りにした鶏むね肉に片栗粉をまぶし、トマトを切る
鶏むね肉はそぎ切りにし、塩小さじ1/4を振って片栗粉をまぶす。トマトはヘタを取り半分に切る。
② 煮汁を煮立たせ、トマトと鶏むね肉を入れて煮る
煮汁の材料をフライパンに合わせて中火にかける。煮立ったら、トマトを断面から入れ、続けて鶏むね肉を一枚ずつ入れる。再度煮立ったら蓋をして弱めの中火で5分煮る。トマトは途中で裏返す。
③トマトの 断面を下にしたら皮をとり、弱火で1分煮る
トマトを裏返して断面を下にする。箸でトマトの皮をとったら、そのままトマトに出汁をかけながら1分弱火で煮る。
④ 仕上げにごま油をたらし、千切りの大葉をトッピングする
器に盛り付け、ごま油を少々たらす。千切り大葉をトッピングして完成。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
出汁要らずの出汁煮! トマト×かつお出汁は相性抜群の組み合わせです。淡白な鶏むね肉も、出汁風味のとろけるトマトと一緒に食べると物足りなさを全く感じません。ごま油は最後にほんの少しだけかけて、香りを立たせます。シンプルで上品な和を感じる一皿に仕上げました。煮込み時間が短時間で済むのも嬉しい、これからの季節にぴったりのメイン料理です
豚と大根の香味あんかけごはん

材料(2人分)
豚バラ肉薄切り 200g
片栗粉 大さじ1と1/2
大根 200g
おろししょうが 1片分
おろしにんにく 1片分
水 300ml
塩 小さじ1
ごはん 2人分
あらびき黒胡椒 適量
作り方 調理時間/約10分
① 大根と豚肉を切り、豚肉に片栗粉をまぶしておく
大根は皮をむいて5mm厚さのいちょう切りにする。豚肉はキッチンバサミで食べやすい大きさに切り、分量外の塩少々を振ってなじませ片栗粉をまんべんなくまぶす。
② 深めのフライパンで豚肉以外の具材を煮る
深めのフライパンに水300ml、塩小さじ1、おろしにんにく、おろししょうが、大根を入れ、中火にかける。沸騰したら蓋をして弱火にして5分煮る。
③ 豚肉を加えてさらに煮込み、塩で味をととのえる
火を強めて豚肉を入れ、菜箸でほぐしながら煮る。火が通ったら味をみて、足りなければ塩でととのえる。
④ 器に盛り付け、あらびき黒胡椒を振る
器にごはんを盛り付け、③をかけたらあらびき黒胡椒を振ってできあがり。

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
スタミナをつけたいときは、香味野菜と豚肉が強い味方。定番の豚バラ×大根×あんかけのお料理は、主材料2つで思い立ったらすぐ作れるので疲れた日のごはんにぴったり。見た目が白いので優しい味わいの印象がありますが、がっつり派も大満足なしっかり味です
豚バラ肉のとろっとわかめ丼

材料(2人分)
豚バラ薄切り肉…… 200g
塩…… 少々
片栗粉 ……大さじ1 と1/2
乾燥カットわかめ ……10g
【A】
水……250ml
料理酒……50ml
塩……小さじ2/3
にんにくのすりおろし……小さじ1/8
温かいごはん……400g
しょうがのすりおろし……適量
作り方
| 1 | 乾燥わかめはたっぷりの水に10分ほどつけて戻す。水けをきり、さらにペーパータオルで余分な水けをふき取ってから包丁で細かく刻む。 ごはんとなじむくらい細かく刻むと、口当たりがよくなる。 |
| 2 豚肉は2〜3cm長さに切り、塩をまんべんなく振って全体に片栗粉をまぶす。 |
| 3 | Aとわかめを深めのフライパンに入れ、強めの中火にかける。沸いたらそのまま10秒ほど煮立て、2を入れる。菜箸で混ぜながら肉に火が通るまでしっかり煮込む。 豚肉にまぶした片栗粉が溶け出し、煮汁に自然なとろみがつく。 |
| 4 器にごはんをよそい、3をかけ、しょうがをたっぷりのせる。 |

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
気力体力限界。だからこそ、家で食べたい。とはいえ、野菜を買っても使い切る自信はゼロ。そこで、私がぜひおすすめしたいのが乾燥わかめ。食物繊維、ミネラル、意外にもビタミンまで豊富にとれるので、常備して後悔なしの食材です。するすると口に入って、体にじんわりしみ渡る。くたくたでもどうにか作れる簡単さだけど丁寧っぽくて、ちょっと気分が上がるごはん。そんな"限界丁寧ごはん"が、私たちを救うはず!
豚と白菜の梅酒蒸し

材料(2人分)
白菜……300g
豚ロース肉しゃぶしゃぶ用……160g
梅干し…… 2 個(塩分濃度10%程度・甘くないもの)
料理酒……50ml
塩……ひとつまみ
粗びき黒こしょう……適量
バター……3g
作り方
| 1 | 白菜は手でひと口大にちぎって深めのフライパンに入れる。皮を破った梅干し、料理酒、水100mlを加え、ふたをして中火で8分蒸す。 |
| 2 | 豚肉を食品トレイの上でキッチンバサミで食べやすい大きさに切り、1に加える。塩を加えて菜箸で混ぜ、水気を飛ばしながら火が通るまで炒め煮する。 |
| 3 | バターを加えて火を止めてさっと混ぜ合わせ、器に盛って黒こしょうを振る。梅干しは皮を破り味を全体に広げて。 |

料理家・管理栄養士
長谷川あかり
疲れたときこそ、おうちごはんで癒されたい! そんなときには、包丁いらずのこちらです。白菜は豪快にちぎり、お肉は食品トレイの上でキッチンバサミで切る。なんならちぎってもOK! 洗いものがぐんと減るから、後片づけも断然ラク。 たっぷりの白菜に、梅干しの爽やかな酸味と豚肉のうまみがしみて、たまらない美味しさ。罪悪感ないあっさり味なのに、きっと驚く満足感。 その秘密は、ちょっぴり加えたバターのコクです。
梅雨のだるさに効く!体を整えるレシピのポイント
さっぱり煮や酸味の効いたおかず、生姜の温かなパワーで、湿気で重くなる体を内側から整えてくれるご自愛ごはんをご紹介しました。どれも優しい味わいで、食べ疲れしないレシピです。忙しい毎日の中でも、さっと作れておすすめ!ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
バイラの人気連載「長谷川あかりのご自愛ごはん」とは?
バイラ世代の人気料理家長谷川あかりさんが提案するレシピ連載です。長谷川さんのレシピは忙しく働く現代人のライフスタイルに寄り添う“新時代のおうち料理”。簡単なのに、栄養・おしゃれさ・美味しさ満点!
「料理の常識をときには忘れて、要らない手間は潔く省いて。」と語る長谷川さんの簡単で、健康的で、「これを自分が作れるなんて!」という楽しみも感じられるレシピをご紹介しています。

長谷川あかり冠ポッドキャスト番組『長谷川あかりのシャニカマでごめんなさい』
料理家の長谷川あかり(と十五年来の後輩兼担当編集ぴら)、リスナーのみなさんによる雑談番組。おいしいものが大好きであるがゆえについ気になってしまう”シャニカマ”について、ゆる〜くおしゃべりします!Have a ご自愛 day〜♡

©集英社/ery
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料理家・管理栄養士
長谷川あかり
忙しい朝やランチにぴったりの速攻完成おにぎりレシピは、生のピーマンの爽やかな苦味とツナの旨味、レモン×オリーブオイルが見事にマッチ。おにぎりなのに生野菜が摂れるところも、うれしいポイントです。
レモンが効いているので食欲がない時にもおすすめ。夏野菜のピーマンは、まさにこれからが旬。このレシピで、生ピーマンのおいしさをぜひ味わってみてください!