SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第39回のレシピは、最近の長谷川さんのマイブームという調理法で作った「鶏むね肉とトマトの出汁煮」です!
鶏むね肉とトマトの出汁煮
今回ご紹介するのは、ヘルシーな鶏むね肉を使ったレシピ。煮込み時間も短いので、夏場の暑いキッチンに立つ時間を短縮できるのもポイントです。
「出汁要らずの出汁煮! トマト×かつお出汁は相性抜群の組み合わせです。淡白な鶏むね肉も、出汁風味のとろけるトマトと一緒に食べると物足りなさを全く感じません。ごま油は最後にほんの少しだけかけて、香りを立たせます。シンプルで上品な和を感じる一皿に仕上げました。煮込み時間が短時間で済むのも嬉しい、これからの季節にぴったりのメイン料理です」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 調理時間/約20分
鶏むね肉 小1枚(200g)
塩 小さじ1/4
片栗粉 大さじ1
トマト 大1個
煮汁
・水 300ml
・鰹削り節 2g
・塩 小さじ1/2
・みりん 小さじ1/2
ごま油 少々
大葉(千切り) 適量
① そぎ切りにした鶏むね肉に片栗粉をまぶし、トマトを切る
鶏むね肉はそぎ切りにし、塩小さじ1/4を振って片栗粉をまぶす。トマトはヘタを取り半分に切る。
② 煮汁を煮立たせ、トマトと鶏むね肉を入れて煮る
煮汁の材料をフライパンに合わせて中火にかける。煮立ったら、トマトを断面から入れ、続けて鶏むね肉を一枚ずつ入れる。
再度煮立ったら蓋をして弱めの中火で5分煮る。トマトは途中で裏返す。
③トマトの 断面を下にしたら皮をとり、弱火で1分煮る
トマトを裏返して断面を下にする。箸でトマトの皮をとったら、そのままトマトに出汁をかけながら1分弱火で煮る。
④ 仕上げにごま油をたらし、千切りの大葉をトッピングする
器に盛り付け、ごま油を少々たらす。千切り大葉をトッピングして完成。
完成! 鶏むね肉とトマトの出汁煮
「削り節をそのまま煮て、出汁の旨味と香りを手軽に楽しむのがマイブーム。またトマトの湯むきは別でせずに、煮ながら行うのも最近よく使う裏ワザです。手の込んだような上品な味わいを、手間いらず・短時間で実現できます。ヘルシーで健康的なメイン料理ですが、この煮汁に白ご飯を入れて食べるのもおいしいのです。ぜひお試しください」
献立:プラスワンメニュー「春菊と海苔の豆乳おひたし」で栄養バランス&彩りアップ
「豆乳を使ったおひたしで、たんぱく質を強化。春菊と海苔はビタミン・ミネラルが豊富。香りよく、ほどよいコクのあるさっぱりおひたしは、和食がメインの日のお口直しにぴったりです」
副菜:「春菊と海苔の豆乳おひたし」(2人分) 所要時間/約10分
①フライパンに湯を沸かし、春菊1/2袋(100g)を茹でて水にとる。しっかり絞って水気を切ったら3cmの長さに切る。
②ボウルに豆乳大さじ5、薄口醤油小さじ1、塩ひとつまみを合わせよく混ぜたら、①と手でちぎった海苔を加え、さっと和えて完成。
次回もお楽しみに!
\長谷川さんのレシピ動画もYouTubeで紹介中!/
■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています! 長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(KADOKAWA)。