SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第38回のレシピは、栄養満点な青魚で作る「鯵のアクアパッツァ」です!
鯵のアクアパッツァ
今回ご紹介するのは、鯵で作るアクアパッツァ。一見ハードルが高そうなメニューですが、実はフライパンひとつで作れて思いのほか簡単。おもてなし用のレパートリーとしても覚えておくと重宝すること間違いなし。
「青魚は健康のためにも積極的に食べたい食材。調理が難しいイメージがありますが、スーパーの鮮魚コーナーで『三枚おろしにしてください』と頼めばおろしてもらえますし、そうすればあとは下味を付けてすぐ調理できるので実は全然難しくありません。お野菜もズッキーニやパプリカなど、好きなものを入れてOKです」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 調理時間/約25分(あさりの砂抜きの時間を除く)
真鯵(三枚おろし) 2尾
塩 小さじ1/4
小麦粉 小さじ2
殻付きあさり 200g
ミニトマト 10~15個(100g)
ブロッコリー 1/3個
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
水 200ml
白ワイン 100ml
塩 小さじ1/3
① あさりを砂抜きし、鯵に小麦粉をまぶす。ブロッコリーとにんにくを切る
あさりは砂抜きをする(※およそ50℃のぬるま湯につけると10~15分ほどで砂抜きができる)。鯵に塩小さじ1/4をまんべんなく振り、小麦粉をまぶす。ブロッコリーは小房に分け、にんにくはスライスする。
② フライパンでにんにくを熱し、鯵を焼く
深めのフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、香りがでたら鯵を入れて中火で両面をこんがりと焼く。
③ 水、白ワインを加えて煮立て、あさり、ブロッコリー、ミニトマト、塩を加えて再び煮立てる
水、白ワインを加えて煮立ったら、あさり、ブロッコリー、ミニトマト、塩小さじ1/3を加える。再び煮立ったら蓋をして、弱めの中火で15分煮て完成。
完成! 鯵のアクアパッツァ
「このアクアパッツァはとっても簡単。お野菜もたっぷり摂れてアレンジもしやすいので、頻繁に作っています。白身魚で作ることが多いアクアパッツァですが、青魚を使うと“がっつりな味わい”になるのがお気に入り。バゲットをスープに浸すと絶品ですし、ごはんともよく合います」
献立:プラスワンメニュー「インゲンのオイル蒸し」で栄養バランス&彩りアップ
「これから旬を迎えるインゲンが主役の副菜。少ない水分で蒸し煮にして、インゲンの旨味と香りを引き出します。シンプルかつお野菜たっぷりの洋風献立で、心も体も大満足です」
副菜:「インゲンと生姜のオイル蒸し」(2人分) 所要時間/約15分
ヘタをとったインゲン100g、水50ml、料理酒50ml、オリーブオイル小さじ2、塩少々をフライパンまたは鍋に入れ、蓋をして弱めの中火で水気がなくなるまで約10分蒸す。味をみて塩少々で調えて完成。
※清酒または塩分無添加の料理酒を使用する場合は、塩ひとつまみを追加する。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています! 長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(KADOKAWA)。