SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第35回のレシピは、気楽に作れてごちそう感もある「カニ缶のシンプルリゾット」です!
カニ缶のシンプルリゾット
今回ご紹介するのは、カニ缶とストック食材で作れるお手軽リゾット。
「ごはんを炊き忘れた時に、よくリゾットを作ります。気楽に作れるけれどごちそう感もあって、いざという時のお守りのような料理なんです。栄養満点でお腹も心も大満足。ひとつの鍋で作れるので、疲れて帰った日のスピードごはんや休日のブランチにもおすすめです」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約20分
トマト 1個
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
米 120g(洗わない)
カニ缶 1個(55g)
オリーブオイル 小さじ2
湯 1と1/2カップ
塩 適量
ドライパセリ 適量
①トマトと玉ねぎ、にんにくを切る
トマトは4等分に、玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
② にんにくと玉ねぎを炒め、米を加えてさらに炒める
オリーブオイルとにんにくを小鍋に入れて弱火にかけ、にんにくの香りがしてきたら玉ねぎと塩少々を加え、玉ねぎが透き通るまで炒める。米を加え、米が透き通るまで炒める。
③ 湯とカニ缶、塩を加え、トマトを入れて弱火で煮込む
湯の半量(1カップ分)とカニ缶(汁ごと)、塩小さじ1/3を加えたら、トマトを皮の方から入れて水気がなくなるまでフタをせずに弱火で煮込む。
トマトの皮を途中で剥がし、潰しておく。
④ 湯を加えて水気がなくなるまで煮込み、味をととのえる
続けて1/2カップの湯を加え、さらに水気がなくなるまで煮込んだら、残りの1/2カップを加えて水気がなくなるまで煮込む。合計で15分間煮込み時間を取り、火を止めて味をみて塩少々でととのえる。器に盛り付け、ドライパセリを振って完成。
完成! カニ缶のシンプルリゾット
「カニ缶ひとつで作るシンプルで贅沢なリゾット。生のお米を炒めて作る本格リゾットは難しそうに感じますが、意外にもあっという間にできて簡単。そして何よりおいしい! トマトの皮はそのままでもいいのですが、とった方が口当たりもいいので、あえて大きめにカットして煮込んでいる途中で剥がします。湯むきする手間がぐぐっと省けるので、よくやる裏ワザです」
献立:プラスワンメニュー「茹で春キャベツのオイルがけ」で栄養バランス&彩りアップ
「レシピというほどではないくらいに簡単なのですが、柔らかくみずみずしい春キャベツの一番好きな食べ方がこちら。リゾットを作っている間の時間で、すぐに準備できるのがうれしいです。芯ごとつなげて茹でることでごちそう感アップ。ナイフとフォークでゆったりとした気持ちでいただくのがおすすめです」
副菜:「茹で春キャベツのオイルがけ」(2人分) 所要時間/約10分
①春キャベツ1/4個を芯はつなげたまま2等分する。湯に塩ひとつまみを加え、春キャベツを2分半茹でる。ザルに上げ、水気を切る。
②器に盛り付けて塩少々を振ったら、オリーブオイルとレモン汁を適量ずつかけ、あらびき黒胡椒を振って完成。
次回もお楽しみに!
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『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(飛鳥新社)。