働く女性にとって、旅行は貴重なインプットの機会。美食の街として有名な香港には、旅の目的地にしたい美術館や建築も。日常を離れて美意識や創造性に触れることで、感性が刺激されるはず。週末に香港へアートを求めて旅しませんか? 2泊3日で、最先端の香港を楽しめるモデルコースをご紹介します。

CONTENTS
- 1日目 15:00 ホテル着
- 16:00 中環(セントラル)のザハ・ハディド・アーキテクツの建築
- 18:00 火鍋「樓下火鍋飯店」で夜ごはん
- 20:00 デザートは香港スイーツ店「蘇三甜蜜」
- 2日目 10:00 新名所! 現代アート美術館「M+」でアジアの芸術に触れる
- 13:00 香港島に戻り、「八味客棧」で飲茶ランチ
- 15:00 人気ベーカリー「bakehouse(ベイクハウス)」のエッグタルトを食べ歩き
- 16:00 トラムに乗ってローカルな景色を楽しむ
- 19:00 レトロ香港料理レストラン「囍筷大排檔」で夜ごはん
- 3日目 10:00 ストリートアート「芸里坊(アートレーン)」を見に行く
- 10:30 「Halfway Coffee(ハーフウェイコーヒー)」に向かって、皇后大道西を歩く
- 10:45 「Halfway Coffee(ハーフウェイコーヒー)」に到着!
- 12:00 ホテルで荷物をピックアップして空港へ
1日目 15:00 ホテル着

旅のモチベーションの決め手となる、ホテル。せっかくの休日だから、スモールラグジュアリーホテルの「Lanson Place(ランソン プレイス)」で世界基準のラグジュアリーを体感して。銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあるランソン プレイスは、厳しい加入審査で知られるスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドの一員となり、洗練されたホスピタリティはもちろんのこと、おしゃれな空間に心ときめきます!
ホテルのある銅鑼湾は飲食店、お買い物スポットが密集する香港島イチの繁華街で、どこへ行くにも便利。かつ、治安も良くて夜にひとりでも問題なく歩くことができますよ。

ザ ペニンシュラ上海やパリのフォーシーズンズ ホテル ジョルジュサンクを手がけたフランス人デザイナーによってフルリノベーションされた建物内は、上品かつモダン。大邸宅のリビングのようなエントランスから、ダイニングまで贅沢で非日常的な気分に浸れます。ダイニングでは朝食のほか、夕方からはバーとしてお酒を飲むこともでき使い勝手が抜群でした。朝食はローカルフードから洋食まで、ブッフェがとても充実しているので、ホテルで取るのがおすすめです。

今回滞在した部屋のタイプは、ゆったりとした広さのあるXL Guest Room。ホワイト×ウッドのインテリアがセンスよく、部屋の一面が窓なので開放感がありました。テーブルでちょっと仕事をしたり、ラウンジチェアで寛いだり、ホテルで過ごす時間は決して多くはないですが、気分は大充実! クローゼットもとても大きいので、二人で滞在してもストレスフリーで過ごせます。
東京の空港から午前早めの便で出発すると、ホテルに到着するのは15時頃。香港国際空港からランソン プレイスまでは、タクシーで約30分で着きます。
チェックインをして、ひと休みしたら早速アート散歩に出かけましょう!
DATA
住所:133 Leighton Road, Causeway Bay, 香港
16:00 中環(セントラル)のザハ・ハディド・アーキテクツの建築


まずは金融街の新ランドマークで、ザハ・ハディド・アーキテクツが設計したビル「The Henderson(ザ ヘンダーソン)」を見物。香港原産の花、バウヒニアからインスピレーションを得たデザインは有機的なラインと植物の融合に目を奪われます。人工的でありながら、どこか温もりがあり、金融街のオアシスのよう。

エントランスを眺めた後は、The Hendersonの38階にあるバー「Peridot(ペリドット)」へ。斬新なデザインの高層建築物が並ぶこのエリアのパノラマをおしゃれなカクテルをいただきながら満喫することができ、旅の始まりを盛り上げてくれます。

DATA
住所:Summit 38, 38/F, The Henderson, 2 Murray Road, Central,香港
営業時間:月〜木曜日12時〜1時、金〜日曜日 12時〜2時
18:00 火鍋「樓下火鍋飯店」で夜ごはん

銅鑼湾に戻り、夜ごはんは「樓下火鍋飯店」へ。ビルの地下にある広い空間に70年代の香港を見事に再現した火鍋屋さんで、リーズナブルでおいしいと評判のお店です。実はこうしたノスタルジックなお店は香港でも時代とともに激減しており、香港の若者たちにとって新鮮だそう。まるで映画セットのような店内は地元の人たちがほとんど。超人気店なので予約必須です。

お肉から海鮮まで、さまざま具材を火鍋で煮て、お好みに調合した薬味でいただきます。麻辣スープは見た目よりも辛くなく、マイルドな痺辛さがクセになり、永遠に食べ続けられる味わいです。鶏湯のスープは滋味深く、これだけで飲んでもおいしい! 個人的には牛肉と羊肉がとりわけ質が高く、ヒットでした!
DATA
住所:Shop A, B/F&G/F, Block A, Lockhart House, 441 Lockhart Road, Causeway Bay 香港
営業時間:18時〜2時半
20:00 デザートは香港スイーツ店「蘇三甜蜜」

デザートは火鍋屋さんから歩いて約10分の距離にある、クラシカルな雰囲気が可愛い「蘇三甜蜜」へ。香港の伝統甘味と創作スイーツを提供しています。

私は右の楊枝甘露をオーダー。 マンゴー、グレープフルーツ(またはポメロ)、タピオカ、ココナッツミルクなどを組み合わせたデザートで、スープのよう。重くないので、火鍋をたらふく食べた後でも問題なくいけちゃいました!
1日目は終了。ホテル周辺は夜も賑やかなので、腹ごなしに少し街散策をするのもおすすめです。
DATA
住所:Shop A, B/F&G/F, Block A, Lockhart House, 441 LockhartRoad, Causeway Bay,香港
営業時間:(金曜日)14時半〜23時、(土曜日)14時〜23時半、それ以外14時〜23時
2日目 10:00 新名所! 現代アート美術館「M+」でアジアの芸術に触れる

「M+(エムプラス)」はアジア初の視覚芸術をメインとする美術館で、2021年のオープン以来、国際的に存在感を高めている最旬アートスポット。総床面積はなんと6万5000平米の圧倒的なスケールで、アジア最大級の文化施設です。33のギャラリーに加えて屋上にはルーフガーデン、レストランやカフェも併設し、見るべきものが多くて1日中過ごせそうなほど。美術館があるのは、香港西部のウォーターフロントに誕生したWestK。文化と芸術の新拠点として発展中で、これからも目が離せない地区です!

斬新なデザインの建物は、建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンによるもの。20~21世紀のアジアの現代美術、デザイン、映画、建築などの多様な分野を網羅するコレクションを有しています。MoMA(ニューヨーク近代美術館)やポンピドゥー・センターのような、アジアの近代美術デザイン史にフォーカスした美術館として見応えたっぷり。

イーストギャラリーにはアジアの視覚文化を中心とした展示品が並んでいて、日本の産業デザインも数多く見ることができます。必見は貴重な建築そのものも保存した展示。倉俣史朗が手がけた新橋の鮨屋「きよ友」は、解体して日本から運び組み立て直したそうです!

巨大な空間の中に、赤い系とドレスがはりめぐらされた塩田千春の作品「Infinite Memory」は圧巻! 左は、パラグアイにある南米最大のスラムから生まれた若者たちのオーケストラで、彼らが使っている楽器です。ごみ集積場から集めた廃材で作った楽器なのですが、その音色は美しく、海外でツアーを行うまでに。さまざまな角度から現代アートを体感できます。

美術にたっぷり触れた後は、香港島とビクトリア・ハーバーを一望できる屋上のルーフガーデンへ。こちらは穴場的な絶景スポットです!

ミュージアムショップは入場前のエリアにあるので、買い物だけを楽しむこともできます。美術館の外も素敵な景色の中に、遊歩道があるので、時間にゆとりをもって訪れるのがおすすめです。
DATA
住所:est Kowloon Cultural District, 38 Museum Drive, Kowloon, 香港
営業時間:10時〜18時
休館日:月曜日
13:00 香港島に戻り、「八味客棧」で飲茶ランチ

滞在先のホテルと同じエリア、銅鑼湾にある「八味客棧」はオリエンタルなムードが漂う洗練された中国料理レストラン。Holiday Inn Expressの建物内にあり、隠れ家的名店なんです。

アラカルトで注文するスタイルで、点心は黒トリュフ入り野菜餃子、小籠包、スパイシーシュウマイをオーダー。ほかに黄金蟹みそディッピング麺、ティラミスをいただきました! どれもおいしく、高級感があるのですがリーズナブル。コースではないので、お腹の空き具合をみて注文できるのも嬉しいポイントです。
DATA
住所:Shop RHS, 1/F, Holiday Inn Express, 33 Sharp Street East, Causeway Bay,香港
営業時間:11時半〜22時
15:00 人気ベーカリー「bakehouse(ベイクハウス)」のエッグタルトを食べ歩き

ランチの後は、銅鑼湾でお土産探しなどを楽しみながら、人気ベーカリー「bakehouse(ベイクハウス)」を目指しましょう。元フォーシーズンズ ホテル 香港のペストリー・シェフが始めたベーカリーショップで、サワードウのパン、クロワッサン、そしてエッグタルトが有名。平日も行列でしたが、回転は速いので割とすぐに買うことができます。エッグタルトは、クリーミーなフィリングとクロワッサン生地で作るサクサクのタルトとの組み合わせが絶妙! 卵の風味とコク、甘さのバランスがよく、洗練された味わいでした。
DATA
住所:16 Kai Chiu Rd, Causeway Bay, 香港
営業時間:8時〜21時
16:00 トラムに乗ってローカルな景色を楽しむ

香港の公共交通機関はとても便利! 観光で訪れるようなエリアはほぼすべて網羅されています。トラムは電車と比べるとのんびりしていますが、二階建ての構造自体も面白いですし、よりディープな景色を眺められおすすめ。

銅鑼湾から筲箕湾(Shau Kei Wan)行きのトラムに約30分ほど乗り、鰂魚涌(クォリーベイ)にある日本発のカフェ、% Arabicaに向かいます。実は% Arabicaが入っている建物、益発大廈(モンスターマンション)はレトロな高層ビルとして有名。地元の方が暮らす場でもあるので、マナーには気をつけて。
19:00 レトロ香港料理レストラン「囍筷大排檔」で夜ごはん

銅鑼湾に戻り、夜ごはんは町中華な雰囲気のレストラン「囍筷大排檔」へ。気分が上がるレトロポップな内装のこちらでは、香港の大衆料理がいただけます。カジュアルで質が良いので老若男女に愛され、カップルから家族連れまでお店は満席!

とくに炒め物が絶品で、油がいいのか、軽やかな後味で胃もたれすることもありません。漁港のある香港は海産物もおいしく、バリエーション豊富な貝料理はぜひ召し上がってみてください!
DATA
住所:1/F, Circle Tower, 28 Tang Lung Street, Causeway Bay,香港
営業時間:(月〜金曜日)11時〜15時、18時〜22時 (土・日曜日)12時〜15時、18時〜23時
3日目 10:00 ストリートアート「芸里坊(アートレーン)」を見に行く

あっという間に最終日。チェックアウトを早めに済ませ、ホテルに荷物を預けて、午後の出発までアート散歩は続きます! 目的地は、西營盤にある「芸里坊(アートレーン)」。ホテル最寄り駅である銅鑼湾駅から地下鉄で約10分で到着する、行きやすい立地です。西營盤駅のすぐ近くにあるアートスポットで、周辺の建物や路地の壁をキャンバスに見立て、国内外のアーティストたちが手がけた多彩な作品が展開されています。

DATA
住所:西營盤駅B3出口から徒歩1分
10:30 「Halfway Coffee(ハーフウェイコーヒー)」に向かって、皇后大道西を歩く

「芸里坊(アートレーン)」を後にして、次の目的まで約15分のお散歩。皇后大道西(Queen's Rd W)と荷李活道(Hollywood Rd)を通る道順が、景色に変化がありながら、落ち着いた雰囲気でおすすめ。移動している間にもあちこちにセンスの良いカフェがあり、時間があれば全部立ち寄りたいほどでした。

ハリウッドロードパークの近くにはギャラリーを発見。すぐ近くには露店街があるのですが、このミックス感が面白いエリアです。
10:45 「Halfway Coffee(ハーフウェイコーヒー)」に到着!

香港に数店舗展開している「Halfway Coffee」。人気店だけに混んでいるので、タイミング次第では待つことも。この日はサクッと入れました!

選ぶことはできないのですが、ドリンクはヴィンテージのカップに入れて提供されます。ブランチメニューもおいしそうでしたが、まだホテルの朝食でお腹がいっぱいだったのでフラットホワイトのみオーダー。心地よい空間で、最高のクライマックスになりました!
DATA
住所:26 Upper Lascar Row, Sheung Wan, 香港
営業時間:8時〜18時
12:00 ホテルで荷物をピックアップして空港へ
午後のフライトに合わせて、後ろ髪をひかれながらも帰路へ。香港国際空港はとてつもなく広く、保安検査後のエリアには飲食店や土産店が大充実しています。時間にゆとりを持ち、搭乗までぜひ堪能してください!
取材・文/横溝桃子




















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