今、台湾の街がよりモダンに、おしゃれに進化中。“レトロで美味しい”だけじゃなく、アートやカルチャーシーンが活気づいて、30代の大人こそ、また行きたくなるホットな街に。

新美術館のオープンや、大規模なアートフェスティバルの開催など盛り上がりを見せる台湾のアートシーンを、芸術好きの市川紗椰が体感！

2024年5月にオープンし、台北の新たなアートのランドマークとなった私立美術館は、レンゾ・ピアノ設計のモダンな建築と、ジャウメ・プレンサの巨大な人型のパブリック・アート《THE HOUSE OF LIGHT AND LOVE, 2024》が目印に。多彩な現代美術のコレクションを、今までにないフレッシュなキュレーションで紹介する展覧会に期待が高まる！

DATA
富邦美術館 Fubon Art Museum
台北市信義區松高路79號
☎02-6623-6771
営業時間／11時～18時（最終入室17時30分）
定休日／火曜
入館料／NT$500（企画展1名、2展示に入室の場合NT$1000）
2026年4月20日まで、「Fubon Collection」と「Into Eternity:Giacometti,Miró,Calder」の企画展を開催。
Instagram／@fubonartmuseum

ジャケット￥88000・ワンピース￥55000／ボウルズ（ハイク）　バッグ￥17600／ル タロン 有楽町マルイ店（ミロス）　バングル￥16500・イヤリング￥19800／ゲイザー（グリンバイエム）

台北を代表する現代美術館では、見逃せないアートの祭典が開催中。世界37都市から72名のアーティストが集い、絵画・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなど多様な形式で発表。のびやかな空間を生かしたサイトスペシフィックな作品も数多く、今ここでないと味わえない感動があるはず。「台湾はアジアの交差点に位置し、多様な民族・文化がともに暮らす社会です。アートシーンも多文化的背景と個人の創作自由が共存しているのが特色です」と美術館のコメント。その豊かさを実感して！

空間構成にも魅了される！　
生で見ることに意義がある展示

DATA
臺北市立美術館 TAIPEI FINE ARTS MUSEUM 
台北市中山區中山北路三段181號
☎02-2595-7656
営業時間／9時30分～17時30分（土曜のみ～20時30分）
定休日／月曜
入館料／NT$30（一般料金）第14回台北ビエンナーレ2025「Whispers on the Horizon」は2026年3月29日まで開催。 
Instagram／@tfam_museum

ニット￥30800／バトナー　チュールスカート￥33000／ビリティス（ビリティス ディセッタン）　バッグ￥16500／ヴァジックジャパン（ヴァジック）　靴￥19800／ル タロン 有楽町マルイ店（ル タロン）　ブレスレット￥68200（アトリエコバ）・イヤリング￥19800（グリンバイエム）／ゲイザー　インナー／スタイリスト私物

撮影／柴田フミコ　ヘア＆メイク／中村未幸　スタイリスト／辻村真理　モデル／市川紗椰　取材・原文／久保田梓美　コーディネーター／青木由香　※文中NT＄は新台湾ドルを表し、レートはNT＄1＝4.9円。情報は2025年12月1日現在。国際電話の国番号は886です　※BAILA2026年2・3月合併号掲載