SNSでも大人気の料理家·管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第33回のレシピは、ビタミン&ミネラル豊富な菜の花を使った「くたくた菜の花と鶏肉のパスタ」です!
くたくた菜の花と鶏肉のパスタ

今回ご紹介するのは、フライパンひとつで簡単に作れるパスタ。
「春が旬の菜の花を味わうパスタです。くたくたになった菜の花がソースのようにパスタに絡み、味付けが塩だけとは思えない豊かな味わいに。
材料を炒めるところからパスタを茹でるまで、すべてフライパンの中で完結。湯切りの必要がなく洗い物も最小限で済むので、慣れない新生活で疲れた日のスピードご飯にもおすすめです」
材料&作り方はこちら!

材料(2人分) 所要時間/約20分
スパゲッティ 160g(1.4mmがおすすめ)
鶏もも肉 100g
菜の花 1束(150g)
玉ねぎ 1/4(50g)
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
水 600ml
塩 適量
①鶏もも肉、菜の花、玉ねぎ、にんにくを切る
鶏もも肉は1.5㎝角に、菜の花は食べやすい長さに切る。玉ねぎはみじん切りに、にんにくは薄くスライスする。
②オリーブオイルとにんにくを弱火にかけ、鶏肉と玉ねぎを炒める

深めのフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかける。にんにくの香りがしてきたら、鶏肉と玉ねぎを加えて中火にし、塩ひとつまみを振って玉ねぎが透き通るまで炒める。
③②のフライパンに水を加え、菜の花を煮込む

水を加え、煮立ったら菜の花と塩小さじ2/3を加えて蓋をし、弱めの中火で8分煮込む。
④スパゲティを表示時間煮込み、塩で味をととのえる

スパゲッティを折って加え、蓋をして袋の表示時間煮込む。味をみて塩でととのえ、器に盛り付ける。
完成! くたくた菜の花と鶏肉のパスタ

「季節の変わり目に必ず食べたくなるのが、旬の野菜をふんだんに使ったパスタ。塩だけでシンプルに味をつけ、野菜本来の味わいを楽しむのが大好きなんです。オイルのコクと野菜の味わい、パスタの小麦の香り……お店で食べるような派手な味ではないけれど、いつものパスタよりもぐっと垢抜けた、ワンランク上の味わいになるのがうれしいです」
献立:プラスワンメニュー「アボカドときゅうりの梅マスタードサラダ」で栄養バランスアップ!

「肌がゆらぎやすい季節の変わり目には、栄養素が豊富なアボカドがぴったり。コラーゲンの生合成を助けるビタミンCに、抗酸化力が高くアンチエイジングに欠かせないビタミンE、肌を健やかに保つのに欠かせないビタミンB2も豊富です。ですが、1度に多く食べ過ぎると脂質の摂りすぎになってしまうため、きゅうりと合わせてカサ増し&食感をプラス。梅マスタードでさっぱりと仕上げた、箸休めにぴったりの一品です」
副菜:「アボカドときゅうりの梅マスタードサラダ」(2人分) 所要時間/約15分
①完熟アボカド小1/2個(正味50g)は角切りにする。きゅうり1本は薄くスライスし、塩ひとつまみを振ってなじませる。10分おいたら、しっかり絞って水気を切る。
②アボカドときゅうりをボウルに合わせ、マスタード小さじ1、種を取って叩いた梅肉6gを加える。アボカドをきゅうりに絡めながらよく和えて完成。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(飛鳥新社)。
長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん
仕事終わりでもサッと作れてじんわり美味しいレシピ30days』はこちら