日焼け止めは年中必要とはいえ、ギアを入れ直したくなる春。最新のUV対策アイテムから個人的ニーズをちょうどよく満たしてくれる日焼け止めをセレクト。ぜひ参考にしてみてください♡
【日焼け止め・UV対策】シンプル is BEST!してほしいことだけして、余計なことはしないスペシャリストをセレクト

日焼け止めの進化が著しい昨今。紫外線をブロックしながらも心地よいテクスチャーを実現してくれているものがほとんどで、きしみや白残りなどが気になるようなものは消え失せたのでは⁉と思うほど。なので、基本的には“自分が好きかどうか”で選んでOKな幸せな時代になったと思うのですが、これだけ大豊作だとむしろどれがいいのかわからなくて困る!という人も出てきそう。
私の場合は、揺るぎない指針がひとつ。それは「シンプル is BEST」ってこと。スキンケアとしての日焼け止めを極めているものが好きで、肌色補整に代表される下地的な効果はそこまで求めていないんです。
というのも、日焼け止めはスキンケアの延長線上にあるので、首やデコルテ耳回りまで顔と同じもを塗りたい。とすると、下地効果はあってもよいけど、あまりトーンアップされたり色がついたりはしたくない。その機能は化粧下地にあればよいので、実際気になる部分にだけ下地を足すようにしています。
そんなわけで、今回セレクトしたのは、「スキンケアとしての日焼け止め」としてのクオリティを追求しているものがほとんど。ひとつだけ、例外があるのですが、それは追ってご説明させてください。
1 ファチュイテ ブライテスト マルチプロテクションデイクリームa
紫外線から肌を守るだけではなく、味方につけるという発想で生まれた日中用クリーム。SPF33 PA+++と、デイリーに使うには十分な紫外線防止効果が搭載されているうえ、開発のJUNさんのこだわりが詰め込まれているのでスキンケア効果も超優秀。
紫外線、近赤外線、ブルーライト、大気汚染、乾燥から肌を守ってくれるだけでもありがたいのに、最先端のスキンケア成分が盛りだくさんで、塗っているほうが肌にいい、を体現してくれるUVクリームです。同時にミルクタイプも発売されているので、もう少し暑くなってきたらテクスチャーが軽めのミルクに移行するのも◎。
出かける予定がなくてもスキンケアの最後にこれを塗っておけば、家の中やちょっと外出でのうっかり焼けも防げます。年中心地よくUV対策したいひとの味方です!
キュレル 潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース
これが、先ほど書いた「ちょっと例外」。でも、肌がゆらぐときがある人にとっては、必需品といっていいくらい重宝するはず。
乾燥性敏感肌のための画期的な製品を次々開発してくれるキュレルが注目したのが、ファンデーションの肌への負担。肌とファンデーションの間に形成されるスキンプロテクト膜が、ファンデを塗るときの圧にも負けず時間が経っても肌とファンデの間に立ってしっかり刺激から守ってくれるという仕組み。
ファンデによる刺激を感じるほどは敏感自症状が重くない私ですが、肌の調子はゆらぎやすく、そうすると乾燥や肌荒れによるキメの乱れや凹凸によってファンデのムラができやすかったんです。でも、この一定の厚みがある(といっても感じないくらい極薄)のスキンプロテクト膜のおかげで、肌表面に安定したべールが一枚できるので、ベースメイクのストレスが減ったんです!
SPF41・PA+++。赤みカバー効果やトーンアップ効果もあるので、あまり肌を触りたくないゆらぎ時は乳液の後これを塗って、気になるところはコンシーラーで隠す程度で済ませています(首やデコルテはボディ用を塗るか、もう開き直って塗らないときも(笑))。
エリクシール デーケアレボリューション + ba
資生堂が日中のエイジングケアに本気を出すとこうなる!というのを形にしたのがエリクシールのデーケアレボリューション。新しくなるたびに最先端を更新してくるから、毎回使わずにはいられないUV乳液です。
もともと高いスキンケア効果があるのに、今回配合する美容成分を20%もUP。それも、資生堂初となる独自処方のおかげで、UVカット効果と美容成分の配合量を増やすことを両立できたんだそう。さらには11年にもおよぶ研究で生まれたミトケアエッセンスも配合され、ハリケア効果もより期待できるように。
UV製品何を使うか迷っているという人がいたら、とりあえずデーケアレボリューションを使っておけば間違いない!と言えるくらい、全方位的に優秀。ブライトニングタイプも写真のハリケアタイプも、どちらも推せます!
タカミUVプロテクション
注目は、タカミの新しいUVミルク。PF50・PA++++と高い紫外線防御効果を持ち、タカミが大切にする”角層を守る”にフォーカス。5つのUVフィルターをバランスよく組み合わせ、紫外線による炎症からも乾燥からも肌を守る処方に。
以前タカミさんのキャラバンで教わったのですが、「日焼け止めの適量」って自分が思ってるより多い!!指先から第二間接までたっぷり出して、顔分くらい。日焼けしやすいところに重ねたり、耳や首まで広げようと思ったら同じ量をもう一度。試しに一度やってみると、いかに普段少ない量しか出していないかがわかるはず。
このタカミのUVプロテクション、その適量をちゃんと塗っても重くならず、きしみもせず、気持ちよく伸び広げられるテクスチャーがまず秀逸。潤い感による自然なトーンアップはあるもののそれ以上の肌色補整などはしないシンプル設計なのも、個人的に大好きなところ。
シンプルでいて高性能な日焼け止めをお探しの方にはぜひ、おすすめしたいです!4・24発売です。
【UV4種塗り比べ】なめらかな塗り心地とごくごく自然なツヤ、ナチュラル万歳!
1 ファチュイテ ブライテスト マルチプロテクションデイクリームa
こちらは日中用クリームとして開発されているものなので、ほどよくコクのあるスキンケアクリームらしいテクスチャー。肌にのせると最初は白さを感じるけれどなじませると一瞬で溶け込みます。くせのないツヤをほのかに感じる程度なのがむしろちょうどいい。美容液から下地まで6 in 1の機能性も推しポイント。
2 キュレル 潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース
唯一これが方向性が違って、肌補整効果を高めのベース。しっかりとしたテクスチャーで微細なパール配合&ほんのりピンクみ。トーンアップ&赤みカバーをして毛穴や凹凸をぼかす効果も。ゆらいだ肌の凹凸を埋めてくれる塗膜の頼もしさ!(と言っても、いやな膜感じゃないところがポイント。バランスが素晴らしいのです)
3エリクシール デーケアレボリューション+ ba
いちばんずみずしいテクスチャーで軽やかに伸び広がるので広範囲に塗りやすい。潤った印象のツヤが生まれます。UV乳液界でも大人気の製品だけあって、本当にスキのない効果と使用感です。SPF50+・PA++++と高い紫外線防止効果を持ちながら、このストレスフリーなテクスチャーを実現しているのが本当にすごい!資生堂の研究開発力を実感します。
4タカミUVプロテクション
今季のシンプル is BESTといえばこれ!余計なことはしない、必要なことは全部する、そういうUVミルクです。液だれはしない乳液と思うとかためのテクスチャーなのになじませるときはみずみずしく、塗り重ねても重くならない快適な使い心地が魅力です。
