SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第21回のレシピは、15分でつくれて満足度も高い「豚肉とトマトのピリ辛炒め」です!
豚肉とトマトのピリ辛炒め
今回ご紹介するのは、食欲の秋にもぴったりながっつり系レシピ「豚肉とトマトのピリ辛炒め」です。
「具材としてだけではなく、調味料としての役割も果たしてくれるトマト。華やかな旨味と酸味に、醤油の香ばしさとコクを合わせる“トマト醤油味”は、私の毎日ごはんの定番です
そこに豆板醤の辛みが加われば、唯一無二のおいしさに! 揚げ焼きした豚肉と生姜の香りで食欲そそるがっつり系おかず、ぜひ試してみてくださいね」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約15分
豚こま肉 160g
片栗粉 適量
トマト 大1個
生姜 1片分
ごま油 大さじ1と1/2
A 料理酒 大さじ2
A 醤油 大さじ1
A みりん 小さじ1
A 豆板醤 小さじ1/2弱
① 豚肉を切り片栗粉をまぶす。トマト、生姜を切る
豚肉は大きいものは一口大に切り、片栗粉をまんべんなくまぶす。トマトは8等分にし、生姜は千切りにする。Aの調味料は合わせておく。
② 豚肉を揚げ焼きにする
フライパンにごま油を中火で熱し、豚肉を揚げ焼きにする。
両面がこんがりとしたら、ペーパーで余分な油をふき取っておく。
③ トマト、生姜、調味料を加えて炒める
トマト、生姜を入れたら、Aを一気に加える。強めの中火にし、全体を混ぜながら炒める。
トマトがほんのり崩れ、調味料が煮詰まったら火を止め、味を見て足りなければ塩で調えて完成。
完成! 豚肉とトマトのピリ辛炒め
「大好きなトマト醤油味に豆板醤を合わせると、中華でもない、和風でもない、洋風でもない、無国籍なメニューに。落ち着く味だけれど体の内側から元気が出て、ちょっとした華やかさで気持ちも上げてくれる、まさに『料理のおいしいところ取り』なひと品です。15分ほどでつくれるのも嬉しいポイント。クタクタに疲れた日にもぴったりな自慢のおかずです」
献立:プラスワン副菜「れんこんの塩にんにく和え」で栄養バランスアップ!
「ノンオイルでつくるさっぱり副菜です。食物繊維が豊富なれんこんは、酢で茹でると下味がつくだけではなく、しゃきしゃきの食感に。ゆっくりよく噛んで食べることで、早食いを防止します。にんにくに含まれるアリシンは、主菜の豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を高めるので、主菜と副菜を組み合わせることで滋養強壮効果が期待できます」
副菜:「れんこんの塩にんにく和え」(2人分) 所要時間/約10分
①れんこん120gは1mmの半月切りにする。にんにく1片は1mmにスライスする。
②酢を適量加えた湯で①を茹でる。れんこんが透明になったらザルにあげ、水気をしっかり切る。
③②をボウルに入れ、塩を加えて和える。味を見て足りなければ塩を少しずつ足して調える。胡椒も加えてよく混ぜたら完成。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。