SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第18回のレシピは、夏バテ予防も期待できる「たことわかめのピリ辛ニラ醤油和え」です!
たことわかめのピリ辛ニラ醤油和え
今回ご紹介するのは、夏にありがたい、火を使わずに作れるスピードヘルシーメニュー。
「低カロリー・高たんぱく質な食材として知られるたこには、疲労回復に効果的といわれるタウリンが豊富に含まれており、夏バテ予防にもぴったり。わかめもたっぷり加えているから、不足しがちな食物繊維もしっかりと補えますよ。
このレシピは食材のもつ旨味や食感、その重なりが味の決め手になるので、調味料は極めてシンプルに。ノンオイルでも物足りなさはありません! アクセントで加える豆板醤の辛みが味わいをきりっと引き締め、食欲をそそります」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約10分
たこ 150g
乾燥カットわかめ 5g
ニラ 1/2束
A 醤油 大さじ2
A 砂糖 小さじ1
A 豆板醤 小さじ1/4~1/2
① たことニラを切り、わかめを水で戻す
たこは小さめのひと口大に、ニラは1cm幅に切る。わかめはたっぷりの水で戻し、しっかり水気を切っておく。
② 調味料を混ぜ合わせ、①と和える
Aの調味料を大きめのボウルに入れてよく混ぜたら、①を加えて和える。5分ほどおいて味を馴染ませたら完成。
完成! たことわかめのピリ辛ニラ醤油和え
「前回に引き続き、夏の新定番“メインになる和え物”のレシピです。私はいつもごはんと一緒にワンプレートに盛り付けて、スプーンでわしわし食べています。お好みでレモンやライムを絞ったり、黒酢をかけたりして味変しながら食べるのも最高においしいので、ぜひお試しください!」
献立:プラスワン副菜「おくら生姜ソテー」で栄養バランス&彩りアップ!
「旬のおくらを使った塩味の炒め物。メインが醤油ベースの味付けの時は、副菜を塩ベースにしてすっきりさせると味のバランスがよくなりますよ。夏場は意外とクーラー等で冷えやすいので、体をしっかり温めるために生姜を使ったのもポイントです」
副菜:「おくら生姜ソテー」(2人分) 所要時間/約10分
①おくら1袋はヘタの固い部分を落としてガクを取り、斜め3等分に切る。生姜1かけは千切りにする。
②フライパンにごま油小さじ2、生姜を入れて弱火で熱し、生姜の香りが出たらおくらを加えて中火で炒める。
③料理酒大さじ1・酢小さじ1/2・塩ひとつまみを加えてさらに炒め水気が飛んだら完成。味をみて塩で調える。
次回もお楽しみに!
\長谷川さんのレシピ動画もYoutubeで紹介中!/
■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。