SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第17回のレシピは、“メインになる和え物”「ささみとインゲンの梅バジル和え」です!
ささみとインゲンの梅バジル和え
今回ご紹介するのは、つるりとした食感のささみと、ほんの少し硬めに茹でた香りのよい旬のインゲンを、さっぱり華やかな梅バジルソースで和えた一品。
「梅のフルーティな風味とバジルの相性が抜群! 家にある調味料だけで、デパ地下サラダのようなあか抜けた味わいになるんです。
和でも洋でもない絶妙な味付けなので、ごはん・パン・お酒のおつまみなど、シーンを問わないところも嬉しいポイント。小さめに切ったささみとインゲンにショートパスタを加えて、冷製パスタにするのもおすすめです」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約10分
ささみ 2本
片栗粉 適量
インゲン 1袋(150g)
バジル 10枚~
梅干し 大1個(甘くないもの、塩分濃度10%使用)
A オリーブオイル 大さじ1
A 酢 大さじ1
A 塩 小さじ1/3
A おろしにんにく 小さじ1/4
① ささみとインゲンを切り、バジルを刻む
ささみはそぎ切りにして片栗粉を満遍なくまぶしておく。インゲンは、食べやすい大きさに斜め切りにする。バジルは粗く刻んでおく。
② インゲンとささみを茹でる
塩少々(分量外)を加えた湯でインゲンを1分30秒ほど茹でたらざるにあげ、水気を切る。続けて同じ湯にささみを加え、3~4分茹でたらざるにあげ、しっかり水気を切っておく。
③ すべての材料を和える
大きめのボウルに刻んでおいたバジル、種を取って軽く叩いた梅干し、Aを合わせ、しっかり混ぜたら②を加えてよく和える。
完成! ささみとインゲンの梅バジル和え
「下準備した材料をボウルで和えるだけで完成する“メインになる和え物”は、夏の新定番。しっかり冷やして食べてもおいしいから、つくりおきにもぴったりなんです。ひと皿でたんぱく質もお野菜もしっかり摂れますし、具材をごろっと大きめにカットするので満足感も◎。我が家では、最近食べ過ぎているな~という時の調整メニューとしても重宝しています」
献立:プラスワン副菜「かぼちゃの黒酢バターソテー」で栄養バランス&彩りアップ!
「さっぱりとしたメインには、少しコクのある副菜をチョイスするとバランス◎。こちらはバターの香りと黒酢のまろやかな酸味が食欲をそそります。アミノ酸豊富な黒酢は血行促進、新陳代謝アップの効果があるので、夏バテで疲労の溜まった体の調子を整えるのにおすすめです」
副菜:「かぼちゃの黒酢バターソテー」(2人分) 所要時間/約10分
①かぼちゃ150gは種を取り、およそ5mmの厚さにスライスする。黒酢大さじ2・醤油大さじ1/2・みりん小さじ1・塩ひとつまみを合わせておく。
②熱したフライパンにバター5gを溶かし、かぼちゃを並べ入れたら弱めの中火で両面こんがりと焼き、合わせた調味料を加える。水気が飛んだら完成。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。