SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第11回のレシピは、材料も味付けも作り方も究極にシンプルな「鶏ひき肉とセロリのシンプル塩焼きそば」です!
鶏ひき肉とセロリのシンプル塩焼きそば
今回ご紹介するのは、鶏ひき肉の旨味とセロリが持つ独特の香りをレモンの酸味と黒胡椒の辛みが引き立てる、究極にシンプルな塩焼きそば。
「すっきりとしていて重たくないのに、ちゃんとパンチがあるのが嬉しい。セロリは個体差があるので、選ぶときは茎がしっかりとしたものを選んで使用してくださいね。レモンをライムに変えれば、一気にエスニック感が増しますよ」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約10分
焼きそばの麺 2玉
鶏ももひき肉 160g
セロリ茎 1本分
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1/2
料理酒 大さじ3
塩 小さじ2/3弱
レモン汁 小さじ2
トッピング:黒胡椒 適量
① セロリを5ミリ角に、にんにくをみじん切りにする
セロリはピーラーで筋を取り、およそ5ミリ角に切る。にんにくはみじん切りにする。
②ひき肉とセロリを炒める
フライパンににんにくとオリーブオイルを加えて弱火にかける。にんにくの香りがしてきたらひき肉と分量外の塩ひとつまみを入れて、あまり触らないようにして炒める。
軽く肉の色が変わったらセロリを加え、肉の脂を吸わせながらセロリが透き通るまで炒める。
③ 焼きそばを加え、塩とレモン汁で味を整える
焼そばを加え、料理酒を注いで麺をほぐしながら炒める。塩とレモン汁を加えてさらに炒め、汁気が飛んだら火を止める。皿に盛り、黒胡椒をたっぷりとふって完成。
完成! 鶏ひき肉とセロリのシンプル塩焼きそば
「顆粒出汁なども加えず、正真正銘塩だけで味つけする塩焼きそばは、軽いのにがっつり食べごたえが感じられる味わい。胃もたれしないし、本当に10分で完成するからランチにぴったり。何度もリピートしているお気に入りレシピです。角切りのズッキーニをプラスするのもおすすめですよ」
献立:プラスワン副菜「ザーサイニラ玉スープ」で栄養バランス&彩りアップ!
「メインで足りない緑黄色野菜をプラス。溶き卵も加えることでたんぱく質も強化しています。発酵食品のザーサイは出汁の代わりにもなる便利食材。発酵食品は腸内環境を整えてくれるので、積極的に取り入れて健康な食生活を目指しましょう」
副菜:「ザーサイニラ玉スープ」(2人分) 所要時間/約10分
①小鍋にごま油小さじ1を熱し、粗く刻んだザーサイ30gを中火で炒める。
②水1と1/2カップと塩少々を加えて中火でひと煮たちさせたら、1㎝幅に刻んだニラ1/2束と溶き卵1個分を加えて2~3分弱めの中火で煮込む。
③醤油小さじ1/2で味を調えたら火を止め、器に盛り付けて好みで小ネギをトッピングして完成。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。