SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。今回は、大好評だった「vol.4 お気に入りのうつわの話。」の第2弾をお届け。普段から愛用しているうつわと、その使い方にまつわるエピソードをたっぷりご紹介します。
〈大谷哲也さんの平鍋〉
調理道具にもお皿にもなるすぐれもの
「陶芸家の大谷哲也さんの平鍋は、雑誌で見て一目惚れしてからずっと憧れていたもの。なかなか手に入らないのですが、少しずつ買い集めて現在はサイズ違いで5個の平鍋を愛用しています。
直火、オーブン、電子レンジがOKな耐熱陶器は、土鍋としても、フライパンとしても、オーブン皿としても使えて便利。まっさらな白が美しく、買ったばかりの頃は緊張しながら使っていましたが、とても万能な調理道具なので、今は気にせずどんどん使っています。
焦げ付きや色染みで風合いが変化していくところも愛おしくて、“自分だけの平鍋”に育てているような感覚もあってまた楽しいのです」
買ったばかりで真っ白の平鍋。直火にかけるのはまだ怖くて、ひとまずせいろに入れるお皿として使用。小ぶりで浅い18cmの平鍋は、せいろに入れるのにちょうどいいサイズ感。
持ち手がないので、食卓にそのままサーブできるのも魅力。一人分のグラタン皿としても重宝しています。
一番よく使っているサイズは24cmの平鍋(深)。鍋料理や煮込み料理にもぴったりです。
お友達が家に来てくれた日の写真。具沢山のパスタをこの平鍋で作り、そのまま食卓に出すと湯気がふわ~っと上がって、とっても盛り上がります。vol.4でご紹介した「瀬川辰馬さんの白チタン八角鉢」も登場。
使うごとに色が変化してきた現在の平鍋。どんどん愛着が増しています。
〈サタルニアのチボリ オーバルプレート25〉
コスパも抜群な万能アイテム
「ほぼ毎日使っている、飽きのこないホワイトのオーバルプレート。朝ご飯のサンドイッチから、ランチのワンプレートやパスタ、ディナーの煮込み料理、メイン料理、サラダまで、なんでも受け止めてくれるのでとにかくおすすめ!
電子レンジ&食洗機に対応、かつお手頃プライスでガンガン使えるのも嬉しいポイントです。柔らかでぽわんとした曲線としっかりとした安心感のある厚み、つるりと光沢のあるホワイトは、どんなお料理も美しく見せてくれるので、『素敵な器が欲しいけれど、まず最初に何を買えばいいかわからない……』という方にぴったりのお皿だと思います。
私は25cmを愛用していますが、23~31cmと幅広いサイズ展開があるので、自分のスタイルに合ったものが見つかるはず。お料理を引き立てるだけではなく、合わせる料理によってそれぞれ違った表情を、あくまでもさり気なく魅せてくれる気の利いたオーバルプレートです」
作り置きの鶏ハムやお惣菜、ごはんを適当に盛り付けたワンプレート。プレーンな器だからこそ、お料理の色合いが映えておしゃれな印象に。
和風の定食スタイルにもマッチ。こんなふうに2人分のから揚げをもりもり盛り付けても、オーバルだと、どことなくスタイリッシュな空気感に。
具沢山のパスタも、こんなふうにやさしく受け止めてくれます。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。