SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第5回レシピは、美肌も狙えるお手軽魚メニュー「サーモンのソテー、ガーリック青のりバターソース」です!
サーモンのソテー、ガーリック青のりバターソース
「健康のために魚料理を取り入れたいけれど、なんだか難しそうでつい避けてしまう……」という方におすすめの、気軽に作れる魚レシピをお届け。
「サーモンのピンク色はアスタキサンチンという成分の色。アスタキサンチンには抗酸化作用があり、その効力はなんとビタミンEの500~1000倍と言われています。活性酸素やメラニンの生成を抑える効果が期待できるほか、肌トラブルの改善やアンチエイジングにいいとされています。
さらに、サーモンの皮にはコラーゲンが豊富に含まれており、肌にハリ・弾力を与える効果も期待できます。15分で作れるので、ぜひ毎日の献立に取り入れて、体の内側から肌ケアをしてみてくださいね」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約15分
サーモン 2切れ
塩 ひとつまみ
小麦粉 適量
オリーブオイル 大さじ1/2
バター 20g
にんにく 1片分
青のり 小さじ2
しょうゆ 小さじ1/2
①サーモンに塩を振り小麦粉をまぶす
サーモンに塩を振る。およそ5分置いたらキッチンペーパーで水気を拭き取り、小麦粉を適量まぶす。
②フライパンでサーモンを焼く
フライパンにオリーブオイルを引き中火をつける。サーモンを皮目を下にしてのせ、火が通るまで焼いていく(この時に、好みの野菜やきのこを一緒に焼くのがおすすめ)。こんがりと焼けたら取り出して器に盛る。
③ガーリック青のりバターソースを作る
フライパンをキッチンペーパーで拭き、バターを入れて火を付ける。バターが溶けたらみじん切りにしたにんにくを加え、香りが出るまで弱火で加熱する。青のりとしょうゆを加えてざっと混ぜたら火を止め、サーモンにソースをかけて完成。
完成! サーモンのソテー、ガーリック青のりバターソース
「お好み焼き用に買う青のりがいつも余ってしまうので何か使い道がないかなと思い、いつものバターソースに入れてみたらとってもおいしくて、それ以来定番に。サーモン、青のり、バター、にんにく、しょうゆ……材料を聞いただけで『絶対においしい!』とテンションが上がる組み合わせで、食卓に出すと必ず喜ばれます。バターソースは、みじん切りのにんにくを入れることでパンチが出て、食べ応えもアップ。和と洋の中間のようなお料理で、献立が立てやすいというのもお気に入りのポイントです」
献立:プラスワン副菜「セロリのたらこ和え」で栄養バランスアップ
「セロリとレモン汁を使った副菜で、コラーゲンの生成を手助けする作用のあるビタミンCをプラス。お肌にいいことずくめの献立に。また、コクがあるバターソースをかけたサーモンムニエルが主役なので、副菜はお口の中がさっぱりする和え物が相性抜群です」
副菜:「セロリのたらこ和え」の作り方(2人分) 所要時間/約10分
①ピーラーで筋をとったセロリの茎1本分を食べやすい細さに切り、塩ひとつまみを振って約5分置いておく。
②レモンをよく絞って果汁小さじ1をボウルに入れる。皮をとってほぐしたたらこ大さじ1弱、オリーブオイル小さじ1、煎りごま適量とボウルで合わせ、①と和えたら完成。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。