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【楫真梨子さん、母になる・後編】育休中の夫と両家の親に助けられながら、自分なりの“働く母”を模索中

BAILAでもおなじみの「L’AUBE BLANC(ローブ ブラン)」ディレクター・楫真梨子さんは、3カ月の赤ちゃんを育てる新米ママ。つわりに苦しんだ妊娠期について語っていただいた前編に続き、今回は命がけの出産と初めての子育てについてお聞きします。いつかは母になるという選択肢を考えている方は、ぜひご参考に!

楫真梨子さんとお子さんの写真
楫真梨子

L'AUBE BLANCディレクター

楫真梨子


かじ まりこ●愛称は“かじまり”。20~30代の女性から絶大な支持を集め、Instagramのフォロワーは30万人超え。2023年にファッションブランド「L'AUBE BLANC」を立ち上げ、会社の代表取締役とブランドのディレクターを務める。

「ママってすごい!」を実感した出産

3日間陣痛に苦しんだあと緊急帝王切開に

「もともとは、完全無痛分娩での出産を予定していました。でも、予定日を超えても赤ちゃんが下りてくる気配がせず、陣痛促進剤を打ち様子を見ることに。1日経っても状況が変わらず、2日、3日と陣痛の痛みに耐えましたが、そのうちにお腹の赤ちゃんが弱ってきてしまい…結局緊急帝王切開で出産をしました。予想外の出来事で心は追い付きませんでしたが、子どもの命がかかっているので迷っている暇はなく、同意書にサインしたらすぐに手術室へ。術中の出血が多く、さらに麻酔も効いていたので、ずっと意識が朦朧としたままで、産んだその日は正直母になったという実感が持てなかったんです。けれど、娘が生まれた喜びと、私の体の心配で情緒がおかしくなってしまった夫は、とにかく大号泣(笑)。その姿を前に、うれしい気持ちがじんわり湧いてきました」(楫さん、以下同)

夜泣きに私よりも早く気付く、父性爆発の夫

「産後しばらくは、手術の傷跡がものすごく痛くて、かなりつらかったですね。『出産や産後の痛みに耐え抜いて、世の中のママってすごい!んだな』と、素直に尊敬の気持ちが芽生えてきたほどです。出産時の出血がひどく貧血にも悩まされたので、実家の母に手伝いに来てもらえて本当に助かりました。新生児のころは夜中に3回くらい起きましたが、それでもつわりが一番ひどかったときに比べれば体は軽く、ずいぶんラクに。夫も私より早く起きる勢いで夜泣きに気付いてくれるので、睡眠時間もしっかり取れて、徐々に体力も回復してきています」

体型や暮らしの変化に合わせて、ファッションもアップデート!

ジレや小物で気になるウエスト回りをカバー

楫真梨子さんのマタニティコーデ

「妊娠&出産前と比べて体型で大きく変化したのは、やっぱりウエスト。お腹まわりの皮下脂肪が取れず、ボトムサイズはSからMにサイズアップしました。そのため、今はロングジレを上からはおって腰回りを隠したり、ウエストベルトが付いたアイテムを選んで全身にメリハリを出したりしています。ただ、ローブ ブランのファンでいてくださる方は、『ボディラインが出る服が好き』とおっしゃることが多いので、その軸はできるだけ変えたくないし、そんなブランドの良さを実際に着用して見せられる自分でありたいと思っています。そのために、今は体型を戻すために甘いものを断ち、たんぱく質中心の食事を徹底。以前のサイズまで絞れるよう、頑張っています!」

トレードマークの高めヒールからぺたんこ靴へ

楫真梨子さんのフラットシューズ

(写真/楫さん提供)お気に入りのフラットシューズ3足はどれも黒。上から、バレエシューズ2足はレペット、バックストラップパンプスはH&Mのもの。

「ベビーカーに乗せた娘連れで出勤することも多いので、すっかり足元はフラット靴が定着。スニーカーも履きますが、きれいめな服装の日はレペットのバレエシューズが役立っています。履いている割合でいうと、スニーカー4:バレエシューズ6くらいですかね。ヒール靴、それも高めのものが好きだった私のファッションの一番大きな変化といえば、そこかもしれません。でも、今もやっぱりヒールに惹かれるので、夫に娘を見てもらっている間に一人で出かけるときは、久々のハイヒールを楽しむことも!」

マザーズバッグの中はトラベルポーチで整理整頓

自分の荷物は最小限。ショルダーウォレットもマスト!

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楫さんの出産後のバッグとバッグの中身

「マザーズバッグとして愛用しているのは、出産前からその軽さやサイズ感が気に入って使っていた『ジャンニ キアリーニ』のマルチェッラS。『ホテルライクインテリア』でオーダーしたイニシャル刺しゅう入りのトラベルポーチの大にはおむつや着替えを、小には化粧直しアイテムを入れています。とにかく娘の荷物に結構なスペースを取られるので、自分のものは必要最小限に厳選! 特に持ち歩くコスメは、かなり減らしましたね。鍵やカード、スマホは『ラルコバレーノ』のスマートWショルダーウォレットに入れて斜めがけし、必要なときにさっと取り出せるようにしています。コスメポーチの中身は少数精鋭で。身支度の時短のためにまつ毛&眉毛パーマをかけているので、メイク崩れすることも少なくなりました!」

ポーチの中身は少数精鋭

楫さんのコスメポーチの中身

(写真/楫さん提供)厳選されたコスメポーチの中身。

ベビーグッズは愛のこもった贈り物ばかり

楫真梨子さんのマザーズバッグの中身

「出産祝いとしていただいたものは、どれもとても役に立っています。私がコアラ好きなのを知っている友人も多く、コアラモチーフのベビー服やグッズなどもたくさんいただきましたね。ボンポワンやジェラートピケの服は、お出かけ用や日々の着替えとして大助かり。薄手で大判のガーゼおくるみは、お昼寝のときにやさしくぐるりと包んであげると落ち着いてよく寝てくれるので、マストで持ち歩くようにしています。ちなみに、抱っこひもも、いただきもののアーティポッペのもの。首が座らないうちから縦抱っこすることもできて、すごく便利です」

子育てに“完璧”を求めず、夫婦で楽しんでいきたい

夫が育休を取得し、積極的に育児に参加中!

楫真梨子さんのお家の愛犬ダンテくんとお子さんの様子

(写真/楫さん提供)愛犬・ダンテくんが寄り添って眠る様子。

「娘が生まれた瞬間から、母乳も出せるんじゃないかと思うくらい愛情があふれ出している夫。出産前は、アナウンサーという忙しい仕事柄、育児に参加している時間はあまりないかなと思っていたのですが、2月から2カ月間の育休を取らせていただくことができ、家事や育児に奮闘しています。私がずぼらなタイプなので、お掃除が得意な夫が家にいてくれると、本当に助かりますね。朝、夫が娘に話しかける声で目覚める瞬間が、とても幸せです。ちなみにもう一人の家族である愛犬のダンテも、すっかりお兄さんらしく成長。赤ちゃんがやってきたことに最初こそ戸惑い、ミルクをあげていると飛び乗ってきたり、吠えたりしていましたが、今ではやさしく娘を見守り、ときには添い寝をしてくれる姿がたまらなく愛おしいです」

待っていてくださるお客様のために、足を止めたくない

  • ローブブランの2025年SSローブブランの2025年夏コレクションの試作品

    (写真/楫さん提供)ローブブラン2025年夏コレクションのトワルチェックの様子。

  • ローブブラン2025年夏コレクションのサンプルを着用する楫さん

    (写真/楫さん提供)ローブブラン2025年夏コレクションのサンプルを試着中。

「産後は以前とは同じように働けないだろうと見越して、先のシーズンまで急ぎ足で準備していたのですが、実際にやってみたら育児と仕事の両立は想像以上に大変! でも、待っていてくださるお客様のために、途切れることなくブランドを続けていきたいという強い思いがあり、4月からは娘を保育園に預けて本格復帰する予定です。誰よりも夫が『好きな仕事を続けてほしい』と応援してくれているので、家族の協力を得ながら、自分なりのペースを模索していきたいですね。最近、夫婦で話しているのが、『いい意味で手を抜きながら楽しもう』ということ。忙しい日は食事を買ったもので済ませてもいいし、頼れるものには頼ろうと。無理せず“心地いい”と感じる毎日を、家族で楽しく過ごせていけたらと思っています!」

L'AUBE BLANC 公式オンラインストア

おわりに

Instagramなどで見せる完璧で隙のない姿とはまた違った、親しみやすい“新米ママ”の顔を見せてくれた楫さん。家族の協力を得ながら柔軟に働き方を変えつつも、「ブランドの世界観を守り、服作りを続けていきたい」と力強く語る姿が印象的でした。働くママの新しいロールモデルとして、今後の活躍にも期待大です!

撮影/須藤敬一 取材・文/栗田瑞穂

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