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「30代は演じることだけを考えてきた」田中圭が舞台に立ち続ける“覚悟”〈インタビュー前編〉

再婚した妻と仲よく暮らしている作家のもとに、7年前に亡くなった先妻の霊があらわれ、予期せぬ三角関係に。5月に上演する『陽気な幽霊』で、新旧二人の妻のあいだで苦悩する夫を演じる田中圭さんに、舞台に立つ意気込みについて伺いました。

田中圭 インタビュー
田中圭

田中圭


1984年生まれ。東京都出身。2003年にドラマ『WATER BOYS』で注目を集める。これまで多数の映画やドラマ、舞台など話題作に出演し、幅広く活躍中。近年の主な出演作品は、映画『劇場版ドクターX FINAL』、『私にふさわしいホテル』、ドラマ「アンサンブル」など。

田中圭さん主演舞台「陽気な幽霊」

STORY
20世紀のイギリスを代表する劇作家 ノエル・カワードの傑作を、鬼才として知られる熊林弘高が演出。主人公である作家のチャールズ(田中圭)は、再婚した妻ルース(門脇麦)と暮らしているが、霊媒師であるアーカティ夫人(高畑淳子)によって、7年前に亡くなった先妻エルビラ(若村麻由美)が現れるように。エルビラはチャールズとルースの間にちょっかいを出すように……。

田中圭さんインタビュー

「三角関係に巻き込まれたら間違いなく逃げる」

田中圭 舞台

——田中さん演じるチャールズは、前妻と今の妻に挟まれ、あたふたとする役ですね。チャールズにはどのような印象を持っていますか?

女性の皆さんに「こんな男は嫌だ」と思われる典型的なタイプかな、と。考えが浅いですし、パートナーに対しての言葉選びもなんだか雑。すぐ揚げ足をとったり、都合が悪くなると逃げたり。わかりやすく最低かもしれないです。

でも僕はチャールズを演じる側なので、第三者目線に立って面白がることはせず、悲劇の主人公だととらえるようにしています。

演出家の熊林さんによって、主人公がどう演出されるのか僕も楽しみです。台本を読んだ印象とはガラッと変わるんじゃないかなと思っています。

——チャールズを「悲劇の主人公」にさせる二人の妻を演じる、門脇麦さんと若村麻由美さんとの掛け合いも楽しみですね。もし田中さんが同じ立場になったらどうしますか?

この三角関係、かなり厳しいですよね。ただでさえ巻き込まれるのは嫌なのに、一人は幽霊です。想像しただけでも怖いので、間違いなく全力で逃げると思います。医者に頼んで、二人が来ないようなところに入院させてもらうかもしれません。いったん、物理的に離れます。

田中圭 ポートレート

30代は演じることだけを考えてきた

——ドラマや映画に立て続けに出演されて多忙を極めている今、こうやって舞台にも出演されるのはかなり体力的にも気力的にも大変なのではないかと想像します。モチベーションはどこから湧いてくるのでしょうか?

若い頃から、舞台は修行であるという認識を持っています。目の前にいるお客さまの反応を感じながら演じるのは、映像作品とはまた異なる喜びと厳しさがあります。だからこそ、俳優という仕事を続けるためには舞台に立ち続けたいと思っています。

本番が始まれば楽しいですが、最近まで稽古は苦手だったんです。でも昨年、白井晃さん演出の『Medicine メディスン』という舞台の稽古が楽しくて。こうやって修行を重ねることで、感覚が変わってきたのかもと思えたのは嬉しかったです。


——歳を重ねるにつれて、現場のムードを引っ張る立場になることも増えてきているかと思います。共演者やスタッフの方々とコミュニケーションを重ねるうえで、気にかけていることはありますか?

気をつかわせてしまうのもよくないので、何も準備していないような自然な雰囲気で話しかけるようにしています。初共演する方々のことを色々とリサーチしてから現場に入ることもできないことはないけれど、余計な情報はあまり入れたくないタイプです。せっかく初めましてなら、まっさらな状態を楽しむのもいいんじゃないかなと思っています。

一緒に舞台に立ったり、ドラマに出演したりするのは初めてでも、バラエティ番組とかでは顔を合わせていることもあるので、「はじめまして」というご挨拶は極力使わないようにしています。

田中圭 俳優

——今回、演出を担当する熊林弘高さんとは9年ぶりにご一緒されるんですね。この9年の間に、田中さんご自身にはどのような変化がありましたか?

何から何まで違うと思います。同じことなんて何一つないかもしれません。

——30代を振り返るといかがでしたか?

30代は様々なことを経験させていただき、自分でもけっこう駆け抜けたと感じています。忙しくさせてもらえてたからこそ、絶対にぶれてはいけないと意識していました。

芝居と演じる役のことだけを考え続けてきた期間でもあったので、役者としてはさすがに成長していないとやばいかも(笑)。40代を迎えた素晴らしいタイミングで、チャールズという役に出合えて心底嬉しく思います。

記事が続きます
「歳を重ねてきた今だからわかった」田中圭が振り返る、役者人生と悩み多き20代〈インタビュー後編〉

舞台『陽気な幽霊』公演情報

舞台 陽気な幽霊

2025年5月3日(土・祝)〜29日(木)東京(シアタークリエ)ほか大阪・福岡でも上演。
【追加公演あり】5月12日(月)18時 詳細はこちらから

『陽気な幽霊』公式サイト

ジャケット¥66,000/UNDECORATED(アンデコレイテッド 03-3794-4037)、シューズ¥96,800/Paraboot(Paraboot青山店 03-5766-6688)その他/スタイリスト私物

撮影/岡本俊 ヘア&メイク/花村枝美(MARVEE) スタイリスト/荒木大輔 取材・文/高田真莉絵

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