結婚生活5年目、昨年は出産を経験し一児の母に。BAILA7月号の別冊付録『婚BAILA』では今の幸せな夫婦関係について語ってくれた新川優愛さん。「どうしたら、そんな素敵な関係を築くことができるのか？」本誌には収まりきらなかった、これまた素敵すぎる回答の数々を皆さんにお届けします♡
Qお子さんが生まれて新生活がスタートしました。そこで気づいた夫婦の“新たな一面”があったら教えてください
子どもが産まれてからより家のことに関わってくれるようになりました。なかでも、子どもの面倒を見てくれたり、“父親としての姿”はやっぱり子供が産まれなかったら見ることができなかった一面なのかなと思います。本誌インタビューでも触れましたが、私たちの子育てに対する姿勢が“真逆”であることも新生活の中で気づかされたこと。私は何事もとことん調べて知識から入るタイプ、夫はとにかく実践派。その行動力に助けられることも多いのです。「いつ歩く？」「歯はいつごろ生える？」なんて、なんでもかんでも私に質問してきて、「たまには自分で調べてよ！」と思うこともあるんですけど（笑）。もしも、夫が詳しく調べる人だったら、お互いの意見がぶつかっていたかもしれない。これが私たちの最良のバランスなのかもしれないですね。（優愛さん、以下同）
▲「最近はアンパンマンの仕掛けが沢山あるおもちゃがお気に入りです」
Ｑ三人生活が始まって変わったこと、三人生活の中で良い夫婦関係を築くために心がけていることとは？
子どもはどんどん成長していくので“今までのやり方”が通じなくなる瞬間も多々あって。そこで作戦会議をはじめて、話し合う機会がぐんと増えた気がします。今までは二人で向き合っていたけれど、今は真ん中に子供がいて同じ方向を向いて歩いている、そんな感覚が大きくなっています。
ただ、夫はまた少し違うことを感じているようで、同じ方向を向いて歩きながらも、”私のことを見る”というのを意識しているそうです。私が子どもに目を向ける時間が長くなり、自分へ目を向ける時間が短くなる。だからこそ、それを補填するように、誰かがちゃんと見てあげないといけないって。「お母さんが笑顔でいられるようにケアやサポートをするのが自分の仕事だ」と言ってくれる夫にはとても感謝しています。
Ｑ喧嘩をすることはありますか？
話し合うことはあるけれど、喧嘩はしたことがないかもしれない。喧嘩をしない理由は…まず、自分の思いを言語化できないと感じているときは口にしないようにしているから。そうしないと、感情と勢いだけで相手を傷つけるような言葉を投げつけてしまうかもしれない。それは必ず後悔すると自分でもわかっているので。相手を傷つけてもちゃんと伝えなければいけないときは強い言葉も使うけれど、そうじゃないときは一拍置いて冷静になるよう心がけています。
▲「愛犬・ちゃわたも連れて少し遠くの公園へみんなでよくお出かけしています。」
Ｑ家族になって“手に入れたもの”はありますか？
夫の友達に私と同時期に子どもを産んだご夫婦がいて、子どもも含め家族で遊ぶときもあれば、父親チームが仕事をしているとき、母親と子供の四人でランチすることも。夫の友だちであったり、その奥さんであったり、自分一人だと出会わなかった人たちに会えた。そのご縁は“手に入れたもの”のひとつだなって思います。また、家族が増えるのも結婚の素敵なところです。特に夫は親戚が少なく、今まで親戚付き合いにあまり縁がなかったそうで。大人数で囲む食卓を「新鮮だ」と喜び、我が家の父をはじめとするメンズチームを自分の運転する車に乗せては嬉々としてラーメンを食べに行ったりして。1年に数回ある新川一族が集まる会を誰よりも楽しみにしているようです（笑）。
Ｑこれから、家族と一緒にどんな未来に向かっていきたい？
我が家の話し合いではいつも“何が楽しいか”を大切にしているんです。それはきっと今もこれからも変わらなくて。家族が楽しい思える答えを選択して、楽しいと思える方向に進んでいきたいなと思っています。今のところは夫婦二人で選択しているけれど、いつか子どもと三人で選択する日がくるかもしれない。そのときも我が家の“楽しい”を追求していけたらいいなって。
▲「誕生日には家族でソレイユの丘へ菜の花を見に行きました」
Ｑ優愛さんからバイラ読者へ これから結婚をする人たちへメッセージをお願いします！
家族になるワクワクも感じる反面、自分の人生じゃなくなってしまうんじゃないかという不安や、ネガティブな気持ちを抱えている方もいるんじゃないかなぁ…と思います。でも人生は選択の繰り返しであり、幸せは誰かに与えてもらうのではなく自分で掴むものだと思っていて。結婚は二人で幸せになるためのものだけど「幸せにしてください」とただただ甘えていたら幸せにはなれないというか。パートナーが自分を愛してくれるのは当たり前ではなく、愛してもらうためには自分も愛されるような人間にならなければいけないわけで。結婚に限らず人生にはたくさんの選択肢があります。自分が幸せになるための道を自分で選ぶのも大切なこと。選んだその道を正解にできるかどうかも自分次第。一緒に自分の幸せを自分で築いていきましょう！
【インタビュー中、現場スタッフ全員が感動！ 優愛さんの夫の素敵すぎる回答】
今の幸せな夫婦関係について語ってくれた優愛さん。実は今回のインタビュー現場には、夫の姿も。優しい笑顔で優愛さんを見守っていた夫がバイラからの質問に少しだけ答えてくれました！
Ｑ素敵な夫婦でいるための秘訣とは？
そもそもの話になってしまうのですが、僕たちは価値観や考え方が似ていて…。それまで結婚願望がなかった僕が「この人と結婚したい」と思った一番の理由はまさにそれで。こんなことを言うと「そんな美しい女性と結婚して何を言っているんだ」と突っ込まれてしまいそうですが（笑）、一緒にいると「それ、わかる」「同じ気持ちだ」がすごく多い。そこで僕は結婚を意識するようになったんです。感覚がよく似ている僕たちは、相手を思う気持ちや思いやりの感度もよく似ている。彼女が僕を思ってくれるから、ちゃんと尊重してくれるから、僕も彼女を思い尊重できるんです。夫婦関係は一人ではなく二人で築くもの。皆さんが僕のことを「いい旦那さん」と言ってくれるなら、それは「僕の妻が優愛さんだから」なんですよ。（夫）
撮影／遠藤優貴 ヘアメイク／野口由佳〈ROI〉 スタイリスト／池田メグミ〈TENT〉 取材・文／石井美輪
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