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【新川優愛さんインタビュー】結婚5年目、優愛さんちの生活

2019年に結婚を発表し、2023年には第一子を出産した優愛さんが、バイラ読者だけに今の結婚生活について語ってくれました。

「子どもが生まれてからの“夫婦セカンドシーズン”。ドタバタの日々を二人三脚で乗り越えています」

新川優愛さんアップ

お互いに歩みより、人生をすり合わせ、夫婦になって5年
夫とは、もともと友達のようなフラットな関係だったので、結婚当初は恋人時代と変わらずその延長線上にいる感じでした。関係性は大きく変わらなかったものの、異なる環境を生きてきた二人がひとつの家で暮らすわけですから、生活意識をすり合わせる作業はやっぱり必要でした。

たとえば、電気をこまめに消す、ドアはちゃんと閉める、洗濯機の扉はあけておく……それはとても些細なことなんですけど。お互いに気持ちよく暮らすために「これはどうする?」「あれはどうする?」と最初に話し合った気がします。でも、その話し合いはいつも「細やかなところまで目を向けることができる人に合わせたほうが生活の質が上がる。だから、僕はあなたに合わせるよ」という夫のひと言ですぐに解決。もめたことは一度もないんです。

“夫婦の間にルールや役割分担をつくらない”も結婚当初に決めたこと。その理由は「これをしなきゃいけない」「誰がしなきゃいけない」が生まれると、それができなかったときに不満が生まれるから。お皿洗いに関しても、つくった人は洗わなくていい、食べた人が洗わなきゃいけない、そんなルールは存在しない。できる人ができるときにやればいいわけで。我が家では二人ともやりたくない日はジャンケン勝負。負けたほうが台所に立つんですよ(笑)。

新川優愛さん全身

新しい毎日、真逆な夫からパワーをもらっています!
昨年、第一子を出産。私たちの生活は“二人”から“三人”になりました。そこから、私たちの毎日は“すり合わせる”から“一緒に模索していく”へ。

それまでは、お互いの人生で手に入れてきたものを“見せ合う”感覚でしたが、子育てという初めての経験を前に“新しいものを一緒に得ていく”感覚へと変わりました。話し合う時間もぐんと増えた気がします。

私がしっかり調べて知識を増やしていくタイプなら、夫は実践でスキルを磨いていくタイプ。最近は自我が芽生え始めてなかなか寝てくれない子どもの寝かしつけも、本を読む私の傍で夫は「昨日はダメだったから、今日はこのタイミングでベッドに寝かせてみよう」と試行錯誤してくれたりして。

結婚して5年目、私たちは真逆だなと改めて思います。でも、それは夫婦にとってプラスになっていて。どちらかというと私は深く物事を考え最悪の事態を予測しながら動くタイプなのですが、夫はポジティブな“なんとなかるさ精神”の持ち主。慎重な私はそれに勇気をもらうことがとても多いんです。

愛犬・ちゃわたも連れて家族で公園へお出かけ

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最近は仕掛けがあるおもちゃがお気に入り

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夫婦関係はきっと“思いやり”の積み重ねで築かれていく
夫には感謝していることがたくさんあるのですが、そのひとつが私のことをちゃんと見ていてくれることです。たとえば、帰宅したときはいつもいちばん最初に私に「ただいま」と言ってくれて、そのあと子どもや愛犬に声をかけるんです。とても些細なことですが「第一に私の心を考えてくれている」と思える言動に心が救われます。

仕事復帰に関しても背中を押してくれたのは実は夫で。様子を見ながら少しずつ仕事を再スタートさせたばかりの頃、帰宅した私の顔を見て「やっぱり仕事が楽しいんだな、好きなんだな」とすぐに察知。「お母さんが笑顔でいることが子どもにとっても幸せ。二人で相談しながら進めばなんとかなる」というポジティブな言葉で背中を押してくれたから、意を決して私は本格的に仕事復帰することができたんです。

今はなかなか二人で出かける時間がなくて、ドライブするときも私はチャイルドシートと一緒に後部座席にいることがほとんどなのですが、子どもを預けている時間だけは助手席に。そのときの夫がすごく嬉しそうで(笑)。その笑顔を見ると私も幸せになれるんです。

相手が自分のことを思ってくれるから自分も相手のことを思う
夫がよく言うのが「家族という守りたい存在ができたことで人生の目標が定まった。“家族の幸せが自分の幸せ”という軸ができたことで生きやすくなった」という言葉です。そう感じてくれる絶対的な味方が、いつも自分を見てくれている人が隣にいるから、私は「何があってもこの人がいてくれれば大丈夫」と安心することができる、「この人をもっと大事にしたい」と思う。

だからこそ、今夫にお願いごとがあるとしたら「健康には気をつけて」。長く私と一緒にいてもらうためにも「ラーメンは控えめで」よろしくお願いします(笑)。

バイラ読者の皆さんへ♡

大切なのはきっと「誰かに幸せにしてもらう」ではなく「自分も相手も自分で幸せにする」の気持ち

ちょっぴりInterview……優愛さんの夫

「結婚してよかった」と思うのはどんなこと?
人生の目標が決まったことです。人生の軸が「家族の幸せ」に定まってからはとても生きやすくなりました。自分のすべきことが明確になったし、「自分のため」には限界があるけど「誰かのため」が加わるともっと頑張れる。自分の中に「家族のため」が生まれてから自分は本当に幸せになれた気がします。彼女は「やってくれてありがとう」と言ってくれるけど、僕はいつも思うんですよ。「いいんです、これが幸せなんです、すべて自分が好きでやっていることですから!」って(笑)。

新川優愛さんの結婚生活Q&A

ベスト¥29700/ビームス ハウス 丸の内(エーケーワン) タンクトップ¥5940/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店(ドレステリア) パンツ¥39600/ゲストリスト(ニードバイヘリテージ) ネックレス¥5500/アクテ イヤリング¥19800・リング¥20900(ニナ・エ・ジュール)・ブレスレット¥18700(マッソーズアンドマッソーズ)/ショールーム ロイト

撮影/遠藤優貴 ヘア&メイク/野口由佳〈ROI〉 スタイリスト/池田メグミ〈TENT〉 モデル/新川優愛 取材・原文/石井美輪 ※BAILA2024年7月号掲載

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