【長谷川あかりのご自愛ごはん vol.12】愛用調味料を公開！お醤油・みりん・料理酒・酢、コレ使ってます。

SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。今回は「誰が作ってもおいしくできることが大事」と話す長谷川さんが愛用する調味料を公開。リアルな経験から繰り出されるコメントは必読です！

「よく『レシピ作りをする時に使っている調味料を教えてほしい』というご質問をいただくので、今回は私が実際に使っている5つの基本調味料をご紹介します。

私が調味料選びで重視しているのは、

・お手頃であること

・どこでも手に入るものであること

・クセがなく、どんな料理にも合わせやすいこと

個人的な趣味として、珍しい調味料や、調味料そのものの味わいが強いものを使うこともありますが、料理家としての私が提案したいのは“誰が作ってもおいしくできて、無理なく暮らしに馴染むシンプルなレシピ”。だから調味料は、なるべく臆せず使うことができ、ベーシックな味わいのものを好んで使っています。

私もいろいろな調味料を試している最中ですが、もし今、どんな調味料を買おうか迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ参考にしてみてくださいね」

ヒガシマル「うすくちしょうゆ」は、薄口醤油の定番中の定番。色は薄いですが、濃口醤油よりも塩分濃度が高いので、少量加えるだけでしっかりと味がつきます。野菜の色合いを生かしたい時や、お出汁の味わいを生かした上品なお料理を作りたい時に大活躍。価格もリーズナブルなので、1本持っておくと何かと便利です。

ヒゲタ醤油「ヒゲタ 本膳」は、クセがなく、香り、味、コクのバランスが丁度いいスタンダードなお醤油。どんなお料理にも違和感なく馴染みますし、そのままお刺身用の醤油としていただいてもおいしいという万能さがお気に入りのポイント。比較的どのスーパーにも置いてあるため手に入れやすく、重宝しています。

お料理に甘さやコクを与えたい時に使うのが、本みりん。煮物やスープを作っていて、「少し深みが足りないな～」と思ったら、砂糖ではなく本みりんを少量プラス。そうすると味の角が取れ、上品でやわらかいワンランク上の味わいになりますよ。こちらの本みりんは手に入れやすいのはもちろん、押し出すタイプで計量スプーンに出しやすいところがお気に入り。目分量で作る際にも「出し過ぎた！」という失敗がないのでとても便利。まだみりんを使ったことがないという方の最初の1本としてもおすすめです。

私のレシピでたくさん登場するのが、料理酒。料理にコクを与えたり、材料を柔らかくしたり、魚や肉の臭みを消してくれたりと、万能な調味料です。日の出の料理酒は実家で母が使っていたので馴染みがあり、今でも愛用しています。とにかく料理酒を使う私にとって、コスパは重要なポイント。こちらは一番ベーシックでかなりお手頃ですし、味にクセがないのでレシピを作るのにちょうどいいんです。和洋中どんな料理にも馴染むところも魅力。大容量サイズを買って、常にストックしています。

また、塩分が含まれているので料理酒1本で下味を付けられるのも、個人的には気楽でいいなと思うポイント。最近は塩分無添加の料理酒もたくさん売っていて、そちらを使うこともあるのですが、私はなんだかんだこの料理酒が使いやすいな～と思っています。私のレシピで塩分無添加の料理酒を使う場合には、最後に味をみて塩で味を調節してくださいね。

定番中の定番！ 酢といえばこれを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。お酢は種類によってすごく幅があり、味の個性が特にでる調味料。以前、スープ作家の有賀 薫先生主催のお酢を比較する会に参加させていただいたのですが、様々なお酢を試した結果、クセがなくスタンダードなミツカンのお酢が、調味料としては一番使いやすいのかも、と気が付きました。調味料として酸味を付けるのはもちろん、野菜の変色防止やポーチドエッグ作りといった、食材の下準備から調理までガンガン使えるとにかく便利な1本です。


次回もお楽しみに！

■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています！長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。