食べるのが好き、呑むのも好きな美容エディター ナベ嬢と、彼女とテーブルを囲む各界で活躍するメンツが、厚い信頼を寄せるお店を語る! 今回はヘルシーな中華から自然派ワインのおいしいレストラン、和スイーツ店までセンス抜群の4店を紹介。

美容エディター
渡辺敦子a.k.a.ナベ嬢
コロナ禍以前は週5で外食もザラ。美味しい店の新規開拓がライフワーク。
【ナベ嬢のごはんスクワッド】友人の手帖も開帳! 美味しいところは彼女たちが知っている
中華可菜飯店(チュウカカナハンテン)

美容ライター
谷口絵美さん
「予約ができたら、それを目がけて、仕事を頑張るモチベーションに!」


前菜盛り合わせ、点心2種、メイン、お粥、デザートつきの「おまかせコース」¥6600一択。焼売には大豆や海老を、ジャスミン米を使ったお粥には豆鼓をのせたりと、独自の組み合わせや調理法が潜む。「店主のほんわかした人柄にも癒されます」

DATA
東京都杉並区永福2の50の1
☎080-7297-8010
営業時間:19時〜一斉スタート
不定休
※予約受付は前月の予約開始日から
LUG HATAGAYA(ラグ ハタガヤ)

プロップスタイリスト
郡山雅代さん
「シェフ、ソムリエ、パティシエ、バリスタがそろっている。コスパ含めて全部よき!」
自転車好きにはおなじみの「BLUE LUG」が営む、地域に根ざした空間。喫茶としても、食堂としても、酒場としても利用できる懐の広さが魅力。「オフの日は、気の合う友人たちと早めの時間から自然派ワインと料理を楽しみます。ここは風通しがよいので、大笑いしても大丈夫(笑)」。ビストロで出会えるおつまみやカルパッチョ、メイン、パスタに加え、「VIA THE BIO」のチーズや「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のパンなど、純度の高い食材が華を添える。

おすすめはふわふわエアリーな「スキレットオムレツ」¥1500。この日はアーティチョークを白ワインで煮込んだラタトゥイユ入り。手書きのリストには自然派ワインへの愛や思いが記される。グラス¥1080〜

DATA
東京都渋谷区幡ヶ谷2の19の1 1F
☎03(6300)4616
営業時間:8時~24時(22時30分LO)
定休日:月・火曜(月曜が祝日の場合は営業。水曜休み)
La gueule de bois(グルドボワ)

スタイリスト
佐藤佳菜子さん
「定期的に恋しくなる場所。パートナーとも行くし友人にバッタリ会うことも」
食いしん坊のシェフが、フランスをメインに、スペインやイタリアなど各国の食文化をこまやかなワザと卓越したセンスで融合させるレストラン。「月1回ペースで通っています。ややスパイシーで大麦や蓮根の食感も楽しい『タコのリゾット』は必ず。あとは日替わりのデザート(特にヌガーグラッセ!)も好きです。食事はどれも美しくて美味しいし、シェフとの会話も含めて、満足度が高いです」。バリエ豊かなアラカルトのほか、「おまかせコース」¥8000もアリ。

自家製スープドポワソンがベース。カリッと焼成したタコが絶妙。「タコのグリル お米と蓮根、大麦のンドゥイヤリゾット」1人前¥1600。大型のワイン庫にはハイレベルな自然派ワインが並ぶ。グラスワイン¥990〜

DATA
東京都目黒区東山1の8の6 1F
☎03(6884)4630
営業時間:18時~24時(22時30分LO)土・日・祝日15時~
定休日:水曜+第4火曜
かんたんなゆめ渋谷(かんたんなゆめしぶや)

美容エディター
小川由紀子さん
「猫形の最中、洋風の練り切り…今まで食べたどのスイーツとも違う!」
「友人との食事は“食とおしゃべり”という大好きなもののWコンボ。遠くに行ったり莫大なお金をかけなくても手に入る、身近な幸せだと思っています。ここは日本橋から渋谷に移転してきたネオ和菓子店。クリームチーズやカカオ、ホワイトチョコレートなど、洋のエッセンスを溶け込ませているのが魅力です。今まで食べたどのスイーツとも違い、初めて食べたときはいたく感動しました」。お茶はもちろん、ジンやウイスキー、ワインなどアルコール類とのペアリングの妙にもときめく。

「気のきいた手土産を持っていきたいときにも伺います」。上は「3種セット」¥1300で、ピスタチオ羊羹、クリームチーズ入りの練り切り、ほうじ茶カカオ最中。店内は吹き抜けを取り入れた2フロア構成

DATA
東京都渋谷区神山町41の3
☎050-5362-1781
営業時間:12時~18時30分(18時LO)
定休日:月曜+不定休
撮影/山下みどり イラスト/中村千春 取材・原文/広沢幸乃 編集/渡辺敦子 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載