SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第13回のレシピは、魚料理のバリエーションを広げる「鯛と豆苗のナンプラークリーム煮」です!
鯛と豆苗のナンプラークリーム煮
今回ご紹介するのは、白身魚と豆苗で作るさらっとしたクリーム煮。
「鯛をさっと焼いて豆苗と一緒に蒸し、軽く煮たらもう完成というスピードメニューですが、なんだか手が込んでいそうに見えるごちそう感たっぷりの一皿です。
味のポイントになるナンプラーは、意外にも乳製品と好相性。コクのある乳製品と組み合わせると独特の香りがやわらぎ、魚介の旨味だけがしっかりと残るので、洋風メニューにアクセントや旨味をプラスしたい時に大活躍しますよ。ぜひ、試してみてくださいね!」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約20分
鯛 切り身2切れ
塩 ひとつまみ
豆苗 1パック
オリーブオイル 小さじ1
料理酒 1/4カップ(50ml)
生クリーム 1/2カップ(100ml)
ナンプラー 小さじ2/3
黒胡椒 適量
① 鯛に塩を振り、豆苗の根元を切る
鯛は塩を振って5~10分おき、キッチンペーパーで水気を拭きとる。豆苗は根元を落として洗っておく。
② 鯛を焼き、豆苗を加えて蒸す
フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、鯛を皮側から焼いていく。
両面がこんがりと焼けたら料理酒と豆苗を加え、蓋をして弱めの中火で4分蒸す。
③ 生クリームとナンプラーを加えて煮詰める
生クリームとナンプラーを加え、鯛にクリームを回しかけながらとろみが出るまで2~3分煮詰める。味をみて塩(分量外)で調えたら、器に盛り付け黒胡椒を振って出来上がり。
完成! 鯛と豆苗のナンプラークリーム煮
「身近な食材の代表格である豆苗は大好きな野菜のひとつ。ただ私の場合、買ってくるといつもベーコン炒めにしてしまって、なかなかバリエーションが広がらないな……と思っていました。そこでクリーム煮に合わせてみたら大正解! さらっとしたクリームと豆苗がよく絡んで、後引く味わいに。ふわふわの鯛と豆苗を一緒にいただくと、たまらないおいしさです」
献立:プラスワン副菜「スナップエンドウの粉山椒和え」で栄養バランス&彩りアップ!
「こっくりとしたメインメニューの副菜には、オイル少なめで低カロリーのさっぱりとした副菜を合わせるのが◎。山椒のさわやかな香りとスナップエンドウのさくっとした食感が、お口直しにもぴったり。やわらかいクリーム煮のおいしさを引き立てます」
副菜:「スナップエンドウの粉山椒和え」(2人分) 所要時間/約10分
①スナップエンドウ10本は筋を取り、塩少々を加えた湯でさっと茹でて外側から開いておく。
②ボウルに酢小さじ2、オリーブオイル小さじ1、醤油と砂糖を各小さじ1/2、山椒と塩を少々、いりごま適量を合わせ、スナップエンドウと和えたら完成。
次回もお楽しみに!
\長谷川さんのレシピ動画もYoutubeで紹介中!/
■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。