【パン好きライターぴろの今、推せるパン3】沖縄「宗像堂」出身！ 東京の骨太パン2選

そのままでも、焼いても、はさんでも…パンは懐が深い、国民的愛されフード。パン好きライターぴろが、ぜひ知ってほしい、食べてほしい“推しパン”をお届けします。今回は、沖縄「宗像堂」出身、 東京の骨太パン「パン屋塩見」＆「bob bagel（ボブ ベーグル）」をご紹介します。

琉球大学大学院で生物研究をしていた店主。「宗像堂」のパンとの出会いから職人として研鑽を積み、都心にオアシスのようなお店を作りました。産地や農家指定の国産小麦をこね、長時間かけて自然発酵。遠赤外線効果で素材の持ち味を引き出す薪窯で焼成するパン皮はパリッパリ、中はモチモチでかむほどにうまみが勢いよく広がります。

ベーグルを愛するボブさんが昨秋に開店。ベースは、北海道産のゆめちからやキタノカオリなど3種をブレンドした小麦粉と、多種の野菜・果物とご飯で作る宗像堂の天然酵母。ムチムチした食感と滋味豊かな味わいのベーグルは、まずはそのまま。三崎マグロや信州サーモン、自家製あんこなど、店主が惚れ込んだ国産の食材で作るフィリングをはさんだサンドイッチも楽しんで。

撮影／山下みどり　取材・原文／広沢幸乃　構成／渡辺敦子　※BAILA2023年6月号掲載