SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第19回のレシピは、旅先のL.A.で作ったという「パセリたっぷりシンプル塩ミートソースパスタ」です!
パセリたっぷりシンプル塩ミートソースパスタ
今回ご紹介するのは、パセリの香りが主役の白いミートソースパスタ。
「とてもシンプルですが、素材の旨味を重ねることで、しっかりおいしい本格味に仕上がります。
ポイントは、最後に味をととのえる時に、塩ではなく“粉チーズ”を使うこと。粉チーズのコクとほどよい塩味が加わると、一気にワンランク上の味わいになりますよ。
チーズは市販の粉チーズでもおいしくなりますし、グレーターで削ったパルミジャーノ・レッジャーノをかけるとさらに本格的に。ぜひ試してみてくださいね」
材料(2人分) 所要時間/約15分
パスタ 160g
豚ひき肉 160g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 100ml
パセリの葉 約30~40g
塩 適量
粉チーズ、又はパルミジャーノ・レッジャーノ適量
レモン お好みで
① パスタを茹で、玉ねぎ、にんにく、パセリの葉を刻む
鍋に湯をわかし、塩(分量外・湯の1%)を加える。沸騰したらパスタを入れて袋の表記時間より1~2分短く茹でる。玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。パセリの葉は粗く刻んでおく。
② 玉ねぎとにんにく、ひき肉を炒める
フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとにんにく、塩ひとつまみを加えて中火で炒める。
玉ねぎが透き通ったらひき肉と塩ひとつまみを加え、色が変わるまで炒める。この時、あまり肉をほぐし過ぎないように注意する。
③ 調味料とパセリを加えてパスタを煮詰め、粉チーズで味をととのえる
白ワイン、パセリの葉、塩小さじ1/2を加えたら1~2分強めの中火で煮込み、アルコールを飛ばす。
茹で上がったパスタとパスタのゆで汁をお玉1杯分加え、少し火を強めて一気に煮詰める。
オリーブオイルとゆで汁が乳化したら火を止め、味を見ながら粉チーズを少しずつ加えてよく混ぜる。お好みの塩加減にととのえたら、器に盛り付けて完成。お好みでレモンを絞っていただく。
完成! パセリたっぷりシンプル塩ミートソースパスタ
このパスタは先日旅行したL.A.で滞在中に作ったもの。旅行中は外食も楽しみのひとつですが、少し自炊をするだけで身体も心も落ち着きますよね。実は数年前にシアトルに留学していたことがあり、“日本でも海外でも手に入るシンプルな食材”で、なるべく身体に負担のかからない料理をするのにハマっていて、今回久々にトライしてみました。海外在住の方にもぜひ作っていただきたいレシピです。
献立:プラスワン副菜「パプリカとトマトの食べるクミンスープ」で栄養バランス&彩りアップ!
「メインだけでは足りていない野菜を、副菜でしっかり補給。パプリカとトマトはビタミンCが豊富で、日焼けが気になるこの時期にうれしい食材。パプリカは夏野菜の中でも特にビタミンCが多く、100gあたりの含有量はレモンの1.5倍。スープで栄養素を余すところなくいただきましょう」
副菜:「パプリカとトマトの食べるクミンスープ」(2人分) 所要時間/約25分
①赤パプリカ1個は縦半分に切ってヘタと種を取り、横半分に切ってさらに端から薄く切る。トマト大1個はヘタを取り角切りにしておく。
②鍋にオリーブオイル小さじ2と、クミン小さじ1を弱火で熱し香りが出たら、パプリカと塩ひとつまみを加えて中火でしんなりするまで炒める。水50mlを加え、煮立ったら蓋をし、弱めの中火で10分蒸し煮する。
③トマトと塩ひとつまみ、水50mlを加え軽く混ぜ、ひと煮立ちしたら再度蓋をし、さらに10分蒸し煮する。トマトをつぶして、味をみて塩でととのえたら完成。
※煮詰まっていたら最後に水で伸ばす。
※蓋は穴が開いている場合はアルミホイルでふさぐか、穴の開いていないしっかり閉まるタイプのものを使用してください。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています!長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。2022年11月29日に、初のレシピ本『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)を出版。