【CASE1】恋愛センサーが鈍ってきている
男性の多い勉強会や習い事に行きましょう。そこに素敵な男性がいなくてもOKです。男性ばかりの場でチヤホヤされていると、勝手に女性として振る舞うようになり鈍ったセンサーの感度も戻ります。特に、FXのオフ会やサバイバルゲームなど、趣味や興味を介した場がおすすめです!
鈍ったのではなく成熟しただけ(杉浦さん)
むしろ若いころの恋愛センサーは過敏すぎて、相性の悪い相手を好きになってしまうことも。結婚相手を探すには、今の落ち着いた恋愛センサーのほうがいいと思いますよ。相手の人間性も、自分の状況も冷静に判断できるはずです。
いいなと思う相手と何度か会って、違和感がなければ、幸せになれる相手の可能性大です。人は本能でさまざまなことを察知しています。違和感がない相手はとても希少なんですよ。そういう男性と、タイミングや相手の熱意でとんとん進むときは決断のしどきです!
いもしない100点の相手を探す時間がもったいない!(杉浦さん)
100点の相手と出会うのは、極めて稀。探しているうちに時間は過ぎていきますよ。「ここで手を打とう」というわけではなく、最初から100点の相手を探すよりも加点して100点にしていける相手を探すほうが現実的じゃないでしょうか。
その彼と結婚できるかどうかは、あなたが受け入れられるかにかかっています。でも、3年間それができなかった。もう結論は出ていると思いますよ。好きならとっくに結婚しているはず。相手を受け入れられずに決断できないような結婚は、お互い幸せになれないかも。
問題は条件ではありません。信頼関係こそが大事(ANNAさん)
結婚を考えると、リスクばかり気になりがち。しかし、気になることをじっくり話し合い、お互いの考えや気持ちを理解し合えれば、二人で解決していける可能性は高まります。条件は変えられなくても対処法は変えられる。本質的なポイントは信頼関係の有無です。
体の関係があるのなら、生理的嫌悪はないのでアリ。結婚に大切なのは、ときめきよりも信頼感。“一緒にいて楽しくて自然体でいられる”なら、見た目のことはあきらめてしまうほうが、幸せになれると思いますよ。
自分で思う“好みのタイプ”は信用できない(杉浦さん)
私も、今の夫は好みのタイプじゃないんです(笑)。でも、友達から“絶対に合っているから”とすすめられてデートし、流れるように好きになり、結婚しました。ずっと一緒にいれば、私のように変わってくるかもしれませんよ?
恋愛研究家 ANNAさん
キャバクラや有名クラブでの勤務、合コンなどで5000人以上の男性と会話。女性にもインタビューし、恋愛の原理を独自に解明。
作家 山口恵以子さん
1958年生まれ。2007年『邪剣始末』で作家デビュー。現在はテレビのコメンテーターとしても活躍中。お見合い43連敗という経験も!
イラストレーター 杉浦さやかさん
ゆるくて可愛いイラストと、杉浦さんならではの視点から描かれるイラストエッセイが人気。著書に『すくすくスケッチ』(祥伝社)など。