スタイリスト 安西こずえさん
BAILAをはじめ数々の女性誌で活躍。自身がディレクションするブランド「mikomori」の第1号店をハワイにオープンしたこともあって、仕事での渡航を含めると月1回は現地入りするほどのハワイ通。
ハワイは旅というより、むしろ“帰る場所”。ステッカーをたくさん貼って“私だけの”ものにカスタマイズした、愛用のグローブ・トロッターとともに、いつも帰省するような気持ちで訪れます。慣れ親しんだ場所だから、これといってリゾートを意識することはありません。オアフは都会と密接しているのでビーチからショッピングへ直行なんてこともよくあるし。だから、洋服はわりと都会的。モノトーンが多かったり色柄でもデザインがアーバンだったり、周囲になじむのではなく自分らしく楽しみたいんです。そのほうが断然テンション上がるから。
“リゾートすぎない”シーン別・都会派ワードローブ5
ディナーにはちょっと雰囲気よく都会的なニュアンスの落ち感セットアップを。暗いところでぐっとシックに映えるモノトーンが気分です。トップス¥45000・マキシスカート¥58000/トゥモローランド(リー マシュー) サングラス¥48000/DITA 青山本店(DITA) その他/本人私物
ハワイでは水着がランジェリー代わり。だってすぐにプールに行けるから。部屋ではメンズっぽいスウェットをザクッと羽織るのが好きなんです。スウェット¥18000/ヴァルカナイズ・ロンドン(ウィッスルズ) 水着¥28000/ミコモリ表参道ヒルズ店(mikomori) 靴¥6000/ヌキテパ 青山店(ヌキテパ)
ハワイならではの自然を感じるためヒーリングスポットへ行くこともしばしば。なんとなく気持ちが静まる気がして黒をチョイス。動きやすくてシワになりにくいワンピが定番。ワンピース¥40000/ミコモリ表参道ヒルズ店(mikomori) サンダル¥22000/ツル バイ マリコ オイカワ その他/本人私物
ハイブランドからセレクトショップまで、ショッピングを楽しめるのもハワイのいいところ。どんなお店にもなじむバレンシアガのボウタイブラウスを軸に、ボトムは潔くショートで。上品に見える露出のバランスには気をつけています。サンダル¥9500/ヌキテパ 青山店(ヌキテパ) その他/本人私物
水着の上にサラッと着られるマキシワンピが便利。意識したいのはラグジュアリーなバカンス。色柄でも“いかにも”にならないよう、カシュクール仕立てのどこかヨーロピアンなデザインや黒小物で女らしくリュクスに。ワンピース¥46000/ヴェルニカ ルーム(ヴェルニカ) その他/本人私物
塗るだけでブロンズ肌をつくれるセルフタンニングローションで肌づくりしてから現地入り。シスレーのアフターサンケアやバイレードのボディローションなど、日焼け後の保湿ケアも怠りません。