無造作にかき上げるだけでこなれ感が出る中村アンバング。実は、「流す」と「おろしてシースルー」が両立する2wayなんです。ロングヘアのスーパーバイラーズが、実際に中村アン風2wayバングに切ってみたら、単純なひとつ結びでもニュアンスフルになりました。
スタイリスト NAOTOさん
デビュー当初からアンちゃんのヘアを担当する、中村アンバングの生みの親。再現性のあるスタイル作りとやさしい人柄で指名が殺到。
モデル 丸茂亜未さん(スーパーバイラーズ )
伸びかけの前髪をなんとなく斜めに流す日々。アンちゃんみたいにドラマチックなバングになりたい。
1.おろして
「自分で言うのもなんだけど大人の可愛げが増したかな」(スーパーバイラーズ 丸茂亜美さん)
「シアバターでセミつや質感に。こなれ感かなり出るでしょ」(スタイリスト NAOTOさん)
2.流して
「大胆にかき上げるしぐさがもう女っぽくないですか?(笑)」(スーパーバイラーズ 丸茂亜未さん)
「分け目はラインレスが絶対。きちんと感は捨ててOK!」(スタイリスト NAOTOさん)
アレンジ
アシメな後れ毛で魅せるゆる×ルーズひとつ結び
「かき上げバングのスタイルから、手ぐしで全体をひとつに束ねる。右側のもみ上げ部分の毛束と左側の前髪の奥の毛束を引き出したら、ゴムでひとつ結びに。左右の後れ毛はアンバランスなほど◎」(スタイリスト NAOTOさん)
「バングにニュアンスを出すとただのひとつ結びも見違えるよね」(スタイリスト NAOTOさん)
軽やかな浮遊感を演出するべくカラーリングも味方につけとこ
バングの内側は瞳の幅でシースルーになるように、表面は自然とサイドにつながるようにカット。「全体はレイヤーで浮遊感を出しつつも毛先は重めに。32㎜のアイロンでランダムに巻き、シアバターをなじませながらほぐす。ハイライトを入れてやわらかさと立体感を演出したのもポイント」(スタイリスト NAOTOさん)
ニットドッキングワンピース¥15500/ラグナムーン ルミネ新宿 ピアス¥3000/フィービィー プラス(フィービィー)
撮影/天日恵美子 ヘア/NAOTO〈HAIR.RIMA〉 モデル/丸茂亜未(スーパーバイラーズ) メイク/イワタユイナ スタイリスト/志田 舞 取材・原文/石橋里奈 ※BAILA2019年8月号掲載