今、結婚相手として求められるのは、家庭的な女性ではなく、“支え合える自立した女性”=「共存系女子」なんです! そこで、男子の本音を探るべく、自由さ代表として経営者男子たちに話を聞きました。彼らが今、求めている女性像とは…!?
自由さ代表 【経営者系男子】
Tさん(32歳) Kさん(33歳)
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干渉し合わない自立した夫婦が理想
K 正直言うと、30代で結婚していない経営者ってちょっと。風変わりなタイプが多いかも(笑)。
T 僕らの周りも、起業のタイミングや早い段階で結婚している人が多い。というのも、若くして会社を立ち上げるとなると、結婚して家庭を持っているほうが、取引先からの信頼度も上がってくるからかなあ。
K とはいえ、僕らも結婚していないんで、変わっている側なんですが(笑)。
T 一応、結婚願望はあるんですけどね。ただ、本当に時間がないので、かまってちゃんすぎるとキツいかな〜。そういう面で、精神面で自立している人がいいですね。
K いい意味で自分勝手なタイプというか。好きなこと、興味あることを気ままにやっている人がいい。そのほうが詮索もしてこないし、こっちも気をつかわないから、一緒にいて楽。
T わかる。人に左右されない子がいいよね。他人にどう見られるか気にしていたり、僕に合わせようとしてきたりとか、そういう子だとあんまり惹かれないかな。
K 経営者だと、献身的に支えてくれる人がいいんじゃないかって思われがちなんだけど、まったくそんなことはないよね。結婚後に働くか、働かないかは、その人が決めたことなら正直どっちでもいい。
T うん。子育てだって、家事だってお互いやるのが当たり前だから、どっちの役割とかじゃないしね。確かに昔は、尽くしてくれるほうがいいなって思っていたけれど、今は干渉し合わない自立した関係が理想。
K プライベートでは、極力仕事の話はしたくないしね。いろいろ聞いてこられると面倒くさいって思っちゃう。
T 「何してるの?」「誰といるの?」とかね。仕事しているに決まってるじゃないかと。依存されるというか、され始めているとわかった時点で拒否反応が出てしまう。
K 連絡だって、必要最低限しか取らないし。一日一回はLINEしたいってなると、ちょっとつらい。
T その都度連絡するよりも、会って話したほうが効率もいいしね。
K 親兄弟とかの家族って、存在はしているけど、干渉はし合わないじゃない。お互い、尊重しているし信頼しているから、いい意味でほうっておける。恋人や夫婦関係も、それでいいと思う。
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【まとめ】
・精神面で自立した、いい意味で自分勝手な女性がいい
・働く、働かないはその人の自由。家事も子育てもお互いがやって当たり前
・お互いの「個」を尊重して、干渉し合わない関係が理想
イラスト/いいあい 取材・文/谷口絵美