【エディターのおうち私物#22】花も料理も素敵に見える、スモークブルーのガラスの器

在宅勤務中のBAILAエディターズが、愛用品からおすすめカルチャーまで“おうち時間”を彩る私物を紹介。家にいる時間が増えるほど、好きなものだけに囲まれていたいという気持ちが強まる日々。ガラスの器が好きで日頃からちょこちょこと集めているのですが、自粛ライフでさらに高まる収集欲。編集部員がリレー形式でお気に入りの#stayhomeライフをお届けするコラム、第22回目は、そんな気づいたら集まっていたガラスの器、中でも一番好きなスモークブルーのガラスの器です。

ガラスの器はクリアのものはもちろん、カラーガラスも好きで我が家にはイエロー、グリーン、スモークピンク、オリーブ、アンバー、グレーと様々な色のガラスたちが鎮座しているのですが、刷り込みのように反応してしまい増えていったのがスモークブルーのものたち。ガラスの涼やかさと色そのものの冷めたムードが好みにストライク。花を生けても料理を盛っても、モダンに見えるのがお気に入り。

La SoufflerieとMaduの花器

左のファニーな顔型ベースは、パリに工房を構える「La Soufflerie(ラ・スフルリー)」の一輪挿し。デザイナーのセバスチャンは彫刻職人でもあるため、ブランドアイコンはこの顔型さん。バラのように優美な花を生けても、どこかクスッとさせるゆるさが好き。H.P.DECOのオンラインでも買えますよ。右は数年前に打合せで寄った、青山のカフェ・マディで出会った花器。サイズに対してガラスがすごく薄く、その透明感に一目惚れ。大輪のブーケを飾っても、一輪そっと投げ入れるのも似合う。

frescoのkasumi bowl

編集ちゃんまいも紹介してた、ガラス作家・辻野剛さん率いる「fresco(フレスコ)」のkasumi bowl。名前の通り、霞のようにたゆたう色とフォルムでサラダを盛ってもパスタを盛っても、モダンに見えます。この色は、ジャーナル・スタンダードがデニムの藍色をイメージして作った別注品。少し深さのあるボウルなので料理はもちろん、花を生けるのにもぴったり。でも今は、もう少し暑くなって冷やし中華を盛るのを楽しみにしてます。

イッタラのタンブラーとabout form and functionの花器

フィンランド語で「露の雫」を意味する、イッタラの「カステヘルミ」。昨年のテーマカラー、シーブルーのタンブラーです。ツブツブが連なるデザインとこの色で、冷たい飲み物がますますひんやり美しく見える。そして左も同じく北欧、デンマークのデザインスタジオ「about form and function」が作るバブルベースという名の花器。下のガラスの台座に上の丸い器を乗せるデザインで、花が重すぎたりするとくるんとしちゃうのも愛嬌。ノーマルに口を上にして生けるのも、あえて口を横向きにするのもよし。すんとした、枝ものも似合います。

すっかり仕事机と化したダイニングテーブルも、その半分はこんな感じのガラスの器で埋まっています。分刻みで予定が入っていた数ヶ月前とは様変わりした毎日ですが、自分の好きなものだけが視界に入るこの空間があれば、おうちという名の小さな世界もまだしばらく楽しめそうです。(ナベ嬢)

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