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大江麻理子さんと考える!withコロナ時代の社会貢献【働く30代のニュースゼミナール vol.4】

テレビ東京『WBS(ワールドビジネスサテライト)』の大江麻理子キャスターがセレクトした“働く30代女性が今知っておくべきニュースキーワード”を自身の視点から解説する連載の第4回目。瞬く間に広がった新型コロナウイルスの影響で、生活は一変し、社会がいかにグローバルかを実感したという大江さん。こんな時代だからこそできる社会貢献について一緒に考えてみましょう!

世界中が大変な今、私には何ができる?

今月のKeyword【withコロナ時代の社会貢献】

大江麻理子キャスター

バイラ読者157人にアンケート

コロナ禍をきっかけに社会貢献への関心が高まりましたか?


はい 65%

いいえ 35%

7割が「もともと社会貢献に興味があった」という、意識が高いバイラ読者。そのうえでコロナを機に多くの人がさらに関心を高めた結果に。「医療従事者の方々など自分の生活を間接的に支えてくれている人に感謝したい」「社会が大変なときだからこそ、私も何かの役に立ちたい」などの声が多く寄せられた


コロナ禍で社会が一変するなか、消費の仕方を見直しましたか?

はい 80%

いいえ 20%

「自粛中に断捨離をし、今は必要なものだけを買うように心がけている」「売上減少で困っているレストランでテイクアウトしました」「よりサステナブルに暮らすべく環境に配慮した洗剤を選ぶようになった」など、消費に対する価値観が変化したという声が多数

「応援したい気持ちを託して家からできる支援がある」

大江麻理子キャスター

新型コロナ拡大を機に、誰かのために何かしたいという人が増加中。


「SDGsへの取り組みが世界で加速するなか、今回のコロナの感染拡大によって世界中のみんなで力を合わせることが求められているとあらためてわかった気がします。急激な感染者増加に伴う医療器具不足が世界共通の問題でしたが、海外でも日本でも業種の垣根を越えてさまざまなメーカーが医療器具作りに乗り出しました。この難局を人類みんなで乗り越えようとする取り組みのひとつだったように思います。

そのような時代において、自分自身にできるいちばん身近な社会貢献は感染予防に努めることだと思っています。社会的距離を取る、手洗いうがいをしっかりする、3密を避ける行動を続けるといった感染を防ぐ努力は、結果的に医療現場を支えることにつながります。いつ誰が感染してもおかしくないからこそ、なるべくかからないよう気をつけ続けましょう。また、私個人としては、社会の課題解決に向けた取り組みをしている人々を取材し、世の中に伝えていくのが使命だと思っています。ほかには、クラウドファンディングでいくつかのプロジェクトを支援したりもしました」


読者アンケートでは、外出して経済に貢献したい思いと、感染を広げたくない思いの間で葛藤した人も。


「外出自粛要請が出ていたなかで、『応援したい』という思いを伝える手段として、ネットが活用されました。自分は行けなくてもお金はネットを通じて届けられる時代ですので、お金に思いを乗せて自分の代わりに動いてもらい、支援をする。読者の方のなかにクラウドファンディングやフードシェアリングサービスを通じて支援をした人がいましたが、そのような経験ができたことはけっこう大きかったんじゃないかと思います。『お金に思いを乗せる』、それこそが経済活動の醍醐味なんですよね」

「それぞれが無理のない範囲でできることを続けるのが大事」

読者からは「応援や賛同の意思表示として、社会問題に配慮した製品を買うようにしたいけれど、そうした製品は値段が高めなことも多く、悩んでしまう」という声も。


「『できる範囲で無理なく続ける』ことが重要だと思うんですね。自分が我慢をしてつらい思いをする必要はないので、自分の心地よさや価値観に合うものを選んだ結果、社会貢献につながっているのがいちばんだと思います。『しなければならない』と思うと重荷になってしまいます。『細く、長く』を心がけるといいかもしれませんね」

アンケートで読者の関心が特に高かったのが、食品ロスの問題。


「これも皆さん身近なところから始めればいいと思います。たとえば、私はすぐ食べるのなら賞味期限が近いものを選んで買うといった小さなことを実践しています。ただこれも、いろいろな考えの方がいるでしょうし、それぞれ自分がいいなと思ったことをしていけばいいと思います」

あらゆる問題が山積している今、どこに手をつけてよいかわからない人は「まず知ることから」と大江さん。


「自分がニュースキャスターだから勧めるわけではないですが、まずニュースにふれてみてはどうでしょう。そこで気になるトピックが見つかると思うんですよ。それについてちょっと検索して掘り下げてみるのを続けていくといいと思います。

一人だけで世界を救うことは難しいですが、多くの人がそれぞれ問題意識を持ち、ちょっとずつでもなにかに思いを寄せて小さなことを続けていけば、少しずつ状況は変わっていくはずです」

撮影/フルフォード海 取材・原文/佐久間知子 構成/松井友里〈BAILA〉 ※BAILA2020年9月号掲載

【BAILA 9月号はこちらから!】

大江麻理子さんと考える!withコロナ時代の社会貢献【働く30代のニュースゼミナール vol.4】_3
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