BAILAエディターズが、愛用品からおすすめカルチャーまで“おうち時間“を彩る私物を紹介!編集部員がリレー形式でお届けするコラム、第131回はZARAのサテン素材ハイウエストカーゴパンツの9月→11月リアル着回しです!
新しい日常にフィットするZARAの高コスパ名品、ハイウエストカーゴパンツ
「とりあえず便利な服」よりも「体は楽、気持ちや見た目はおしゃれが楽しめる服」が欲しいと思う今日この頃、ZARAでぴったりなカーゴパンツを発見しました!
「合わせやすいカーキ」(ZARAのベージュ〜カーキ系の色出しは絶妙です)
「裾絞りのジョガーパンツ型」(もともと好き・この秋冬ちょいちょい見かける・実はバランスがとりやすい・ショートブーツにインしてももたつかない)
「サテン素材」(なんだかんだきれいめカジュアルにまとまる)
「ウエストゴムでハイウエスト」(在宅勤務に必須。さらにここのデザインがちゃんとしてるのでスタイルもよく見える)
「カーゴポケット」(シンプルコーデに表情が出る。さらに、本気で使ったことなかったけど、ハンズフリーなワンマイル外出&レジ袋必須の新しい日常にはライフハックな予感)
なのに「4990円!」
のハイコスパが気に入って購入し、9月からの着回しを考えてみました。パンツの詳細は着回しの後に紹介します!
残暑が続く9月初旬は、頼れるZARAカーキで季節感だけスライド。ハイウエスト&カーゴポケットが表情をプラス。
9月が始まって1週間経ちますが、まだまだ暑いですね! BAILA10月号も今週土曜日12日に発売ですし、ちょっと秋感を取り入れたい時期ですよね。こんなときこそZARAらしいくすみカーキが使えます。ライトグレーやライトベージュになじみつつ、真夏感はトーンダウン。サテン素材なので、印象はきれいめカジュアルだし、絶妙なハイウエストで薄着でもスタイルよく見えます。ちなみにここでコットン素材のカーゴパンツだと、アウトドア感が強まってしまうところです。ちなみに私は新しい日常になる前から足元はフラットパンプスやサンダル&スニーカー派なので、(楽だけど)きれいめ印象のボトムが必須。
9月下旬、+黒で秋にシフト。カーゴパンツの抜け感+サテン素材の女っぽさこそ新しい日常にぴったり
なかなかお出かけできない日々ですが、大学時代の友人や親しいライターさん、スタイリストさん達とホテルランチなんてできたらいいなぁと思いながらコーディネイトしたのがこちら。パールのネックレスをシンプルなネックレスやイヤカフのワンポイントにして、カーディガンやストールを羽織って、クラッチバッグをA4バッグにすれば通勤もOK(いわゆるオフィスコーデにはカジュアルすぎますが)。パンツは、脚のラインを拾わないつかず離れずのシルエットで、太すぎないためAライントップスも合わせられます。光りモノのサンダルを合わせてもちょうどいいのが、このカーゴパンツのいいところ。
10月、在宅勤務からの午後出社も楽してきれいめ。ロングシャツにも合わせやすいZARAカーゴの実力
トップスにシャツさえ着ていれば、ボトムは楽ちんが一番…という在宅勤務な日にも活躍。ウエストゴムはやめられません。また、今季の足元に外せないショートブーツに合わせも、ジョガー系裾絞りパンツはすんなりまとまるのがいいところ。バレエシューズなどももちろん合いますが、今季のカジュアルは足元で辛口方向にまとめる方が気分です。
11月はブラウンのワントーンにZARAカーキが立体感をプラス。ハイテクスニーカーとのボリュームバランスもばっちり
9月12日発売のBAILA10月号でも、大特集しているブラウン。カーキのカーゴパンツとは相性抜群です。ブルゾンを合わせたかったので11月仕様ですが、10月に入って涼しくなったらインのリブカーデとカーゴパンツでブラウンコーデを登場させる予定です。ハイウエストだからトップスがタイトでも(楽なのに)決まります。ジョガーパンツの裾絞りは、ハイテクスニーカーともグッドバランス。ブラウン、カーキ、ゴールドと、同系色を少しずつずらしてコーディネイトして立体感を出します。
ZARAハイウエストカーゴパンツ4990円の詳細をレビュー!
さてやっと詳細レビュー。ご覧のとおりのゆるっとしたシルエットですが、素材に落ち感があるので、はくとわりとシュッとした印象になります。ZARAで定評のあるハイウエストのシルエットも一役買っていて、腰回りが目立たずスタイルよく見える。私は162cmでSサイズを選びましたが、ずっとデスクワークでも脚にストレスのないゆとり感。ちなみにサテン素材のためか、暗いところに入ったり、合わせる服との対比によって、グレージュに映る微妙な色みです。
ウエストは後ろだけゴムで前面は飾りボタン。腰にも縦ポケット付き
ウエスト部分は背面がゴム。一口にゴムとはいっても、背面だけですし、ゴム部分に高さがあってしゃっきりしてるので、ウエストまわりがすっきり見えます。楽ちんなディテールこそすっきり見えるデザイン性にはこだわりたいですよね。そして、フロントのボタンは飾りボタン。ジョギパンみたいにはく&脱ぐですむので、気分的にかなりおうち感にフィットします。ポケットは両サイドにあって、バックにはなし。
カーゴポケットは縦22cm×横19cm。面ファスナー開閉
カーゴポケットを改めて見たら、けっこう大きめ。面ファスナー開閉でもちろん本格派のカーゴポケットの顔はしていないのですが…、ふと、これは、ニューノーマルな時代に本当に使えちゃうかもと思いました。携帯とお財布だけ入るバッグでちょっと買い物、というときに昨今必ずエコバッグがいるのですよね。お財布バッグは文字通りお財布と携帯でパンパンだったりして。
カーゴポケットを本気で使ったらどうなる?
試しにBAILA8月号付録のエコバッグをカーゴポケットに入れてみたら、余裕で入りました。実際にはいてみても、ポケット付近が妙に目立つということもなく。これなら、「近所の本屋&カフェ、帰りがてらのスーパーで買い物」という外出が、帰り道までハンズフリーで楽ちん。カーゴポケットを本当に使う日が来るとは…と思いつつ、よく考えたらカーゴポケットはデザインではなく、機能がもともとの目的ですもんね。一周まわってノーマルですね!
裾は高さ5cmで絞ってある。大人の女性におすすめのディテール。
最後に裾部分。この絞ってある部分がもたつかずに高さがある方が、大人っぽく決まります。いわゆるギャザーだけだと、コーディネイトできれいめ印象に持っていくのがわりと難しい。
ZARAのハイウエストカーゴパンツ、ここまで分析したのは初めてなので愛着が増してしまいました。ロングコートを羽織れば年末近くまでは活躍しそうな予感です。(編集T)