読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第217回は「存える」の読み方です!
今日のお題【存える】
「存える」、正しく読めますか?
「そんえる」でも「こしらえる」でもありません!
■ヒント
「存える」の意味は
「長く生き続ける。生き延びる。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「祖父は、戦後の食糧難の時代になんとか生き存えた」
「心身を健康に保ち、百歳まで生き存えたいものだ」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
■これも、ながらえる
どれを使っても正解。
ですが漢字のニュアンスは違います。
長……先が見える長さ。
永……永遠に続く、終わりがない。
存……保って続いていく。
伝えたいことの長さに合わせて漢字を選ぶといいかもしれません。
取材・文/高橋夏果