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ひとさじの甘さ、ひとさじの幸せ。もうこのジャム以外は愛せない。【エディターズピック vol.119】

我が家には、かかさずお取り寄せしているものがあります。時間のないトースト一枚の朝食も、家事を終えたあとの一杯の紅茶も、これだけでとびきり贅沢になるのです。

完熟した季節の果物だけを、手作りで、ひと瓶のジャムに。

長野県上田市のみすゞ飴本舗飯島商店がジャムの製造を始めたのは、昭和初期のことだとか。

「四季のジャム」はその名のとおり、四季折々の果物の味と香りを瓶の中にとじこめたジャムです。

国産の完熟果実だけを厳選し、砂糖は白双糖を使い、すべて職人さんの手作りという、スタンダードながら丁寧に丁寧に作られたジャムは、ふたを開けた瞬間の香りがもう全然違います。

しっかり甘くて、でもしっかり果物の味がして。

一度このジャムを食べてしまえば、もうほかのジャムには戻れません。

夏から秋にかけては、ブルーベリーと白桃。季節がめぐるのも、楽しみになりますね。

今日の朝食はトーストにブルベリーを。もうこんなに、つやつやでみずみずしい。

もちろん、スプーンについたジャムをペロッとするのも忘れません。

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