エディター東原妙子とスタイリスト佐藤佳菜子の二人が、手持ちのベーシックをこなれて見せる“ちょこっと変え”テクを提案。女性像や時代感を表すバッグと靴。主役級のトレンドデザインを選ばなくても、持ち方や合わせ方で印象を更新できる。
ちょこっと変えテク「バッグはハンドルを持たない」
バッグ¥30000/デ・プレ(ロリステッラ)
SATOKANA「バッグって毎日同じものを、なんとなく無難に合わせがち。持ち方を変えるだけでも、気分転換になると思う」
TAEKO「モデルがよくやる“クラッチ持ち”とかね。ハンドルがあるのに、それを完全に無視して抱えて持つという、デザイナー泣かせのやつ」
SATOKANA「それな。ロングショルダーを肩かけせず、たたんで手で持つとかも。かっちりバッグに抜け感が出るよ」
ちょこっと変えテク「見えなくてもロングブーツを履く」
靴¥79200/ザ・グランドインク(ロランス)
TAEKO「冬はスカートにもパンツにも合う、ショートブーツやぺたんこ靴が多かったけれど、今季はロングブーツの気分が復活してる」
SATOKANA「そうね。デニムをブーツインは定番だけど、今季はスカート合わせで全容は見えなかったとしても、こっそりロングブーツを合わせたりしてる」
TAEKO「こっそりね。でも足首からのぞくバランスが、やっぱりどこか新鮮」
バッグのハンドルに腕を通し、くしゃっと抱えて持つ姿がキャッチーな“クラッチ持ち”。スカートの裾から見えるロングブーツならではの重さがポイント。バッグ¥30000/デ・プレ(ロリステッラ) 靴¥79200/ザ・グランドインク(ロランス) コート¥64900・スカート¥30800/プルミエ アロンディスモン ブラウス¥31900(ブーリエンヌ)・ピアス¥75900(ソフィー ブハイ)/エスケーパーズオンライン ニット¥23100/エリオポール代官山(エリオポール) ネックレス¥17600/マリハ
撮影/黒沼 諭〈aosora〉(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/イワタユイナ スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/藤井夏恋 構成・原文/東原妙子 ※BAILA2022年1月号掲載