〈牡牛座〉の2022年上半期の運勢は？【鏡リュウジの星座占い】

〈牡牛座〉の2022年上半期の運勢を、鏡リュウジさんの星占いでチェック。仕事運・恋愛運、鏡さんからのメッセージもしっかりおさえておこう！

高く高く空を飛ぶ鳥のように、あなたは「客観」という視点を手に入れる。
自分のことも、誰かのことも、広い世の中のことも、
大きな視野で見られるようになっていく。
それゆえに、あれもわかる、これもわかると意見が定まらなくなるときも。
けれど、どこかできっと、「ああこれだ」と、パズルのピースが
かちりとハマる音が聞こえる瞬間があるはず。ブレず、人におもねらず
あなたがいるべきポジションが確かに見えてくるでしょう。

幅広いネットワークに助けられ、多くの幸運をつかんでいくときです。木星が「協調」「つながり」のポジションに入った2021年末から、様々なジャンルの知り合いが増えていくでしょう。最初は、未知の分野に踏み込むことに恐れがあるかもしれません。しかし、いざ足を踏み出してみれば、新たな友人知人が教えてくれる世界の面白さに魅了されてしまうでしょう。

趣味が同じなど、感性の近さから芽生えた友情だけでなく、異なる価値観を持っているからこそ興味がわき、性格が合わない部分があっても縁を切りたくないと思う相手も現れそう。その人との交流によって、あなたも自分自身を客観視できるようになり、思わぬ一面に気づいて驚いてしまうかもしれません。

1月から2月は勢いのある運気。忙しさもありますが、それよりも駆け抜けていく感覚の心地よさが上回るでしょう。また、ときどきは自らの足もとを見つめ直す時間を。いたらない部分を見つけたら、自分を責めるのではなくカバーする方法を考えると運気アップ。満点じゃない自分を包み込みながら進んでいきましょう。

環境が少しずつ変化していくのは3月から4月にかけて。SNSを通じて知り合った人と直接会うようになるなど、あなたが見る世界はより拡大していくでしょう。ただ、自分から積極的に動きだせるのは5月に入ってからかも。それまでは受け身になりやすい運気ですが、人に言われて初めて「やってみよう」と思えることもあります。木星が移動すると、牡牛座にとっては「迷い」の運気が巡ってくるため、一歩進んだかと思えば立ちすくみ、二歩下がったかと思えば「もっと前に出たいのに」と、もどかしくなるような、すっきりしない状況に。

それが苦しくて頑固になってしまい、周囲にあたってしまいそうなときは「人生の中では、何度転んでもいいんだ」ということを思い出して。幾たびも繰り返される迷いと決断の間に、あなたが本当に求めている答えがあるはずです。

明確な目標を設定し、そこに向かって突き進むと運を高められます。担当しているプロジェクトを見直すときは、過去のデータを参考に、様々な角度から検証を。あえて厳しく判断し、これくらいならいいかという甘えを排除すると売り上げが変わってきます。ただ、人間関係における厳しさには慎重さが必要です。後輩の未熟さを指摘するだけでは、成長のきっかけが得られず、お互いに不満を募らせてしまうでしょう。「ちょっと甘いかな？」と思っても、最初の一歩はしっかりと寄り添い、成長の階段に足をかけるまで手伝ってあげて。4月上旬から中旬にかけては異動や昇進の話が。新たな環境では成功の可能性大。自分のペースで進めながらも、協調性を意識すると新天地に早くなじめそう。

発展的な運気です。3月頭までは出会い、進展ともに快調で、心が浮き立つことが多いでしょう。2月から3月にかけては古い結婚観にとらわれ、プレッシャーを感じることも。しかし、好きな人と一緒にいたいというシンプルな思いに立ち返ると、肩の力が抜け、自然体になれるはずです。4月は個性的な人との出会いが。恋人やパートナーの意外な発想に驚かされるような出来事もありそうです。フリーの人は5月に出会いあり。特に5月下旬からは出会い運が高まり、6月中旬まで色々なタイプと知り合いになれるでしょう。交際相手としてふさわしいかはひとまず置いておき、まずは友人として気楽に交流を。その中で、だんだんと二人で連絡を取り合うようになる相手を見つけてください。

イラスト／itabamoe　原文／浅島尚美（説話社）　※BAILA2022年1月号掲載

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