〈射手座〉の2022年上半期の運勢を、鏡リュウジさんの星占いでチェック。仕事運・恋愛運、鏡さんからのメッセージもしっかりおさえておこう!
遠い未知なる世界から目を転じて今ここにある幸せをかみしめる
大地に足を着けていることは、射手座にとって安心にはなりません。
むしろ、飛び立てない不安につながることさえあるでしょう。
しかし、春までは大地にある様々な喜びに気がつけるはず。
身近な人やもの、時間をかけなければ味わえない出来事。
それらすべてに感謝し、新たな気づきも得られるはず。
射手座の求める理想は、遠い空の果てにあるのではなく、
今いる「ここ」でも、見つけ、芽吹かせられるのだと。
自分の足もとに何があるか?じっくりと確かめて
これまで、外へ向かっていた意識が内側に向いてくるときです。自分の知らないことを知りたがり、経験のないことをやってみたいと動いていた時期を過ぎて、足もとにあるものは何か、自分をつくっている土台は何かということに興味がわいてくるでしょう。もともと射手座は、目的地を目指して一心に飛ぶ鳥のように、どこかへ向かうことに生きがいを感じる星座。そのため、地に足を着けて自らの基盤を考えるこの時期は、物足りない思いをすることも多いでしょう。しかし、好奇心が強い星座でもあるので、今まで見てこなかった身近な場所、じっくりと話をしてはいなかった身近な人たちを深く知っていくにつれ、自分の居場所の大切さを感じ、興味を抱くようになっていきそうです。
春は体調の乱れが心配。季節の変わり目に気温差などから調子をくずし、発熱や倦怠感を抱くかもしれません。早めにケアすることを心がけ、病院にも早く行くようにしましょう。このくらいは大丈夫と体力を過信せず、しっかり休み、英気を養って。
絶好調なのは金運です。年明けから2月までは、欲しいものを手に入れるチャンスがたくさんあるでしょう。気づかないうちにたまっていたポイントで何か交換しようとしたら、かねて狙っていたものをカタログに見つけて大喜びするなど、思いがけないラッキーも。コロナ禍であまりお金を使う機会がなく、特に使い道を考えていない余剰資金があれば、宝石を買うのもあり。ハレの場でも使える素晴らしいものが手に入りそうです。株は長期保有なら買い。短期売買をすると損をしてしまいそう。純金アクセサリーやコインもいいでしょう。
小さな手ごたえ、確実な積み重ねが幸運を引き寄せる上半期。それは人づきあいにもいえます。家族など、一緒にいるのが当たり前と思っている人に対して、感謝の気持ちを伝えると、絆が強まります。誕生日には心のこもった贈り物をすると感激してくれるでしょう。
運気グラフ
《1月》
意欲的。出会い運、仕事運も安定。行動を起こすのは状況を見極めてから
《2月》
何事にも安定感のある運気。金運は絶好調なので、買い物は2月中がおすすめ
《3月》
中旬まで仕事運が低迷。いまいち意欲がわかないときは時短テクで乗り切って
《4月》
粘り強さが吉と出ます。自分のためにできることをやってみて。魅力アップに
《5月》
愛情運が高まり、豊かな気持ちになれる月。周りの人を大切にしましょう
《6月》
少しずつ自分磨きを。特に下旬からおしゃれに力を入れると魅力が輝きます
《WORK》仕事の状況、意識を見つめ直してみては
短い期間で次々に変化していく仕事運。情報感度の高まりや社交性を生かしてアクションを起こすと力を発揮しやすい運気です。年明けから春までは情報を集める力がアップ。取り組んでいる業務に関することや業界全体について調べ、見識を深めるといいでしょう。同業他社の知り合いを増やすのもよさそう。ただ、グチを言い合う関係になるのはNG。問題点を共有し、どうしたらもっといい状況にしていけるのか、建設的な話のできる知り合いが増えると、仕事への意欲が高まっていくでしょう。自分自身の働き方も見直しを。効率や公私のバランス、忙しさと給与のつり合いなど、色々な角度から考えて。場合によっては転職も視野に入ってきそうですが、動くのは下半期に入ってからが吉。
《LOVE》大きな動きはなさそう。時間をかけて愛を育んで
運気は安定傾向。大きな波乱や急展開はなさそうです。出会いは2021年のうちに知り合った人の中に。そのときは恋愛対象だと思っていなかったのに、2022年に入って交流しているうちに好意を抱くようになるでしょう。ただ、結婚チャンスは少なめ。6月下旬が最適です。気持ちを積み重ねていく流れが強いのと受け身になりやすいので、この時期を逃すと踏ん切りがつかないかもしれません。恋人、配偶者とは安定した関係を築けます。5月頃は運気が活気づくため、交際当初の気持ちに戻ってデートを楽しむと、愛情がより深まるでしょう。フリーの人もこの時期に出会いあり。声をかけてくれる人と落ち着いて話す時間をつくってみて。第一印象とは雰囲気の違う相手が恋人候補に。
イラスト/itabamoe 原文/浅島尚美(説話社) ※BAILA2022年1月号掲載
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