ヘア&メイク林由香里さんが大人の女性に提案する“今”ベストな眉は「ふわっと平行アーチ眉」。今回は、メイク時のポイントや、上手く描くためのおすすめツールを教えます。これまでのストレートな平行眉とは違うので、テクニックもアップデートを!
ヘア&メイク
林由香里さん
今っぽさを取り入れた、洗練メイクがお得意。真似すれば必ず“盛れる”と、読者からの人気も高く、ビューティ誌やファッション誌で特集が組まれるほど。
Q.ふわっと平行アーチ眉、ポイントは?
A.カーヴィなフォルムとパウダリーFD仕上げの質感
「これまでのストレートな平行眉と比べると、眉山に角を作らず、眉尻にかけてゆるやかにカーブさせるのがポイント。パウダリーファンデを最後にレイヤードすることで、“描きました”感を抑えたふわふわ優しげな質感になり、よりやわらかなムードをまとう女性像へ」
決め手はさりげないカーブ&長めの眉尻
「眉尻は小鼻と目尻の延長線上に、やや長めに設定。横から見たときに目尻の角度と平行になるよう、眉尻を描いて。どの角度からでも骨格を美しく見せ、顔の余白も減らす効果も」
Q.この眉を上手に描くためにどんなツールがあるといい?
A.大きすぎない眉幅サイズのブラシ
「狙ったところをポイントで描ける、眉幅サイズのものがベター。ふわふわ感を演出できる柔らかブラシと、エッジを効かせられる硬めブラシの2本を使い分けると◎」
ふんわり見せたいインサイド
「柔らかさ&幅がベストなブラシは、アイシャドウ用。2本セットの小さいサイズを愛用しています。ふんわり感を出したい部分に」。
ロージーローザ アイシャドウブラシセット 2本入り ¥418/シャンティ
エッジを効かせたいアウトライン
「コシのある角ありブラシは、眉尻などのぼんやりさせたくない部分に。きちんと感を演出できます」。
ディオール バックステージ アイブロウ ブラシ ダブル ¥4620/パルファン・クリスチャン・ディオール
撮影/岡本 俊〈まきうらオフィス〉(人)、新谷真衣(物) ヘア&メイク/林由香里 モデル/上西星来 取材・原文/谷口絵美 ※BAILA2022年10月号掲載