力がみなぎり、活躍し続ける女性たち。そんな彼女たちに仕事論とともに、頑張るエールをくれる“たぎるメシ”を聞いた。今回のテーマは、スタイリスト郡山雅代さんの、自身を後押しする逸品「支那そば屋 こうや」の 「支那麺」 。
“慌ただしいさなかにすする、代えのきかない至極の一杯”スタイリスト郡山雅代さん
![“慌ただしいさなかにすする、代えのきかない至極の一杯 ”スタイリスト 郡山雅代さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/5e/5efca9a6-1dac-473b-ad30-e7aacceafce8.jpg)
だいすきな ターメンだけは やめられない てへ(字余り)
雑誌のメイクテーマや化粧品のカタログの撮影のスタイリング、化粧品ブランドの発表会のディスプレイ——。多忙を極めると、なかなか家に帰れず、充分な睡眠がとれない日が続きます。仕事のことで脳内がパニック状態になったときの最上の癒しがラーメン! おかげで週に2〜3回、いや2日に一度は食べております。30年前から足しげく通うのが「こうや」。白濁の豚骨ラーメンがポピュラーな鹿児島から上京した私、初めて食べたときはひっくり返るほどの衝撃を受け、未体験の美味しさにも感動。豚骨と鶏ガラの澄んでいるのにコク深いスープ、特注麺、自家製のチャーシューやメンマ……以来、代えのきかない存在です。
車で四谷を通るたび、たとえお腹がすいていなくても(笑)、吸い寄せられてはカウンターで「支那麺」をすすります。ここで最高の癒しをもらい次の仕事場へ。現場では常に楽しく、気持ちよく! 落ち込むことがあっても、食べて飲んで寝る! 引きずらない、以上!
支那そば屋 こうや
「支那麺」 ¥850
DATA
東京都新宿区四谷1の23・1F
☎03(3351)1756
営業時間:11時30分〜23時
定休日:日曜
![郡山雅代さん](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/95/954830b4-9d61-4907-9704-38fbc7c5c6ff.jpg)
静物やインテリアのスタイリングを中心に活躍。イベント会場や店舗ディスプレイ、カリグラフィ制作も。
撮影/湯浅 亨 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子 ※BAILA2022年10月号掲載