こんにちは!
スーパーバイラーズの本多 ひとみです。
今回は予約困難の超人気店のご紹介です。
里山文化が作り出すイノベーティヴキュイジーヌ
東京・青山一丁目にある『NARISAWA(ナリサワ)』。
ワールド50ベストレストランに10年連続選出や、サスティナブルレストランアワードでは世界最高得点をキープするなど、今や世界の『NARISAWA』と言える、日本を代表するお店の一つです。
【NARISAWAのおもてなしの心】
日本の里山文化が本来持つ人と自然が共存し寄り添いながら生きていくという
“自然(じねん)”の精神で、心と体に有益で~Beneficial~
自然環境に対して持続性のある~Sustainable~
美食、Beneficial and Sustainable Gastronomy
を提供し続けます。
と公式サイトに記載がある通り、自然への敬意と安全な環境への願いを込めたメッセージは、世界の料理学会で称賛され、多くの美食家ファンを魅力し続けています。
『NARISAWA』の料理は、日本の里山にある豊かな食文化と先人達の知恵を、成澤氏のフィルターを通して表現する
“イノベーティヴ里山キュイジーヌ”
(革新的里山料理)
というNARISAWA独自のジャンルです。
四季折々の食材を頂く、その日のおまかせコースを堪能できます。
食前酒
乾杯はシャンパンを。
ハウスシャンパーニュはドンペリでした。
安定に美味しかったです。笑
発酵過程から魅せる自家製 森のパン
まずはじめに、焼く前の生地を見せてくれます。
ここから石窯で発酵し、焼き上げ出来立てを提供してくれます。
焼き上がったパンが出てくるのは中盤です。
絶品パンに添えられるのは、デザイン性の高い自家製バター。
川の横にある藻をはった石のようでした。
程よい塩味と、優しい風味がパンの味を引き立たせてくれます。
五感を楽しむ産地が見えるメニュー
その日によって変わるメニューですが、私がお伺いした日の内容を全てではないですが、ご紹介します。
その日の"おしながき"には、料理名ではなく、食材と産地が記載されています。
ひとつずつ育む過程を想像しながら、食材を感じながら味わっていくことができます。
今にも泳ぎ出しそうな稚鮎(神奈川)
ムラサキウニ(福岡)の甘みと肉厚で噛むほど甘みが出る真鯛(石川)に桜エビや生花
口の中でとろけるアオリイカ(神奈川)とアクセントになるキャビア(神奈川)
赤ムツ(石川)の下にはシャキッとした蓮根(茨城)に花山椒(島根)が風味高い
サクふわっとしたクエ(山口)
ぷりぷりの赤座海老(静岡)
柔らかくクセのない仔鹿(北海道)にシャキッとした歯応えの白子筍(京都)
イチゴ(茨城)と阿蘇ミルク(熊本)の完璧な組合せ
ふわふわとした消えていく泡と食感が新鮮なアマゾンカカオ(ペルー)
日本の銘菓。八女茶(福岡)ゼリーと白玉に甘過ぎないあんこの最中(富山)
2023年で開業20周年を迎えるNARISAWAは、5月下旬にリニューアルオープンしたそうです。
私がお伺いした時は少し前でしたが、それでもブログを書きながら味を思い出すことが出来るほど、素晴らしい料理ばかりでした。
新しくなったNARISAWAにも訪れたいと思っています。
ぜひ皆さんも特別な日に♡
【予約方法】
OMAKASE
【店舗情報】
NARISAWA(ナリサワ)
東京都港区南青山2-6-15
℡ 03-5785-0799