ご覧いただきありがとうございます😊バイラーズのもろたです。
私はドラマを作る仕事をしているのですが、本からインスパイアを受けることも多く。
その1つで、企画を作る上で「孫子の兵法」っていいなぁと思ったのですが、みなさんご存知ですか?
孫子は戦術のプロとも呼ばれビルゲイツさんやスティーブ・ジョブスさんも愛読していた…と聞くもののよくわからない😂
そこで、簡単に学べそうなタイトルに惹かれて購入したのが
『1分間孫子の兵法』齋藤孝さん著
こちらがドラマの企画のため、というより仕事をする上でのチームワークとは?を教えてくれる素晴らしい本だったのです。
この本では孫子の77のメソッドを齋藤孝先生がわかりやすく現代の言葉に置き換えてくださっています。短く見開き2ページで大切な言葉がわかる。勉強が嫌いな私でもすんなり読めるボリュームです。
その中でも私がグサっと刺さったチームワークに関する大事な箇所をご紹介します。
まずは
現実を変えたがる前に、感情をコントロールすべきである
元の文章は、一時的なの怒りや感情で戦争を起こしても、敗北してしまったら無数の人や子孫に苦しむことになる。だから慎重になれ
ということを指していたようです。
これは、チームワークでも家庭でも誰かの心を動かす上でとても大切さだ…と響いた言葉です。
どうして、これをやってくれないの?
なぜ、非協力的なのだろう?
BAILAを読む世代の皆さんも何かしらのリーダーシップを執るシチュエーションが多いはず。私もまた同じ。そんなとき、上のような感情を抱くこともあって、感情的に発言することもたまにありました。しかし、この言葉から戒める
と、自分の感情をコントロールすることが、相手もコントロールできるのでは?と……。
本当に孫子先生、ありがとうございます。もっとよいリーダーを目指します。
同書から引用
これもグサっときます。
「意見がまとまらないのは、意思が不統一だからだ」
まさにハッとさせられます。
これも家庭や仕事でも同じことで、
何をしたいかを議論するときに意見がバラバラなのは、皆が同じ方向を向いていないことが多い。と振り返ると感じます。そんな当たり前のことですが、意外と議論の場では忘れてしまうことも、孫子の戦い方というテクニックとして頭に入れておけば、会議の場でも使えるのかもしれない。と思うことができました。
このように見開きで短いセンテンスでグサっと刺さり、理解できるのは齋藤孝さんの妙であり、時間が少ない、読書が苦手な方でも受け入れやすいビジネス書だな、と感動いたしました。
本来の目的であったドラマの企画にはなりませんでしたが、仕事でリーダーシップを発揮する上で大切なことを教えてくれた本でした!まさに、棚からぼたもち!